babysigns.

ブログ

2025.07.18「育児、辛いから笑顔にしたい」看護32年目の私が選んだベビーサインの理由

今回は、看護師歴32年のKさんがベビーサインと出会った経緯をお話します。

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

Part 1:命と向き合ったキャリア30年、そして…

救命センターからNICUへ–小さな命と母親の胸の内

看護師歴32年、救命センターで「助かって御の字」の現実に向き合ってきたKさん。妊婦の心停止や、産声を上げられずに亡くなる赤ちゃん…
何度も「自分には何もできない」と無力感に苛まれました。しかし、NICU で新生児をケアし、母親たちの胸に深く刻まれる“育児の不安”と対峙するうちに、「命を預かるだけでは足りない」と思うように。

Part 2:看護師だからわかる、母子の“本当の声”

“不妊→出産→育児” の苦悩と、言葉にならない思い

産科専門病院で働く中、Kさんは、
「産んだのに可愛いと思えない」
「どう育てたらいいか分からない」

といった母親たちの‘本音’に出会います。
命をつなぐだけではなく、「産んでからも支える」育児支援の必要性を痛感。そこで出会ったのが、ベビーサイン教室の存在でした。

Part 3:ベビーサイン講師への想い

「言葉以前の気持ちに寄り添う」地域の“おばちゃん”になりたい

当初は上司の薦めで講習会へ参加したKさんでしたが、学べば学ぶほどその可能性に心が躍ります。


言葉を話せない赤ちゃんと、ママの気持ちをつなぐコミュニケーション。
「育児が辛い」から「育児が笑顔になる」瞬間を届けたい。

医療者としてだけでなく、地域の‘聞き役’として寄り添える存在に。

今は
「世界中のお母さんと赤ちゃんの笑顔のために」、「田舎の産科でコツコツと」、そんな大きな夢を胸にワクワクしているそうです。

まとめ:あなたの“経験と想い”をベビーサインに

Kさんのように、命を見つめ、母親の悩みに向き合ってきたからこそ、
— 言葉よりも早いコミュニケーションに価値を見出すことができる。


看護師、保育士、カウンセラー、初産ママ…どんな経験でも「もっとあのとき知っていたら」を支えることにつながります。

今、あなたにしか伝えられない“あの想い”があるなら。

ベビーサイン講師という新しいフィールドで、誰かの笑顔の一歩を支えることができるかもしれません。

***************

あなたも、愛の贈り物を届ける側になってみませんか?
ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。

2025.07.14「動画じゃ言葉は育たない」って本当?科学が教える赤ちゃんの学び方

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

赤ちゃんが「学ぶ」ときに必要なもの

皆さん、赤ちゃんって「言葉」をどうやって学んでいくのか知っていますか?

「言葉を聞いていれば、自然と話せるようになる」でしょうか?

実はそうではないことが、科学的にわかってきています。

アメリカの言語発達研究の第一人者、パトリシア・クール教授は、生後9ヶ月の赤ちゃんたちを対象に、こんな実験を行いました。

Patricia K. Kuhl, Feng‑Ming Tsao, Huei‑Mei Liu (2003)
“Foreign‑language experience in infancy: effects of short‑term exposure and social interaction on phonetic learning”,
Proceedings of the National Academy of Sciences, 100(15):9096–9101.

 

研究内容のまとめ

  • 対象:米国在住の9〜10ヶ月の赤ちゃん。

  • 方法:12回(1回約25分、月〜金隔週と4週間にわたり)研究室でマンダリンを聞くセッションを実施。

    • グループ①:生身のネイティブ話者(読み聞かせ+遊び)との対面。

    • グループ②:同じ内容を録音(音声のみ)で聴取。

    • グループ③:同内容を録画(音声+映像)で視聴。

結果→スクリーンでは赤ちゃんの「学びスイッチ」は入らない

  • 対面グループだけが音素識別の能力が向上。

  • 録音・録画グループは全く変化なし。

この実験から、私たちが学べるのはとてもシンプルなこと。

👉 赤ちゃんは、ただ音を聞いているだけでは言葉を学ばない

👉 人と人との“やり取り”がある時に、学びのスイッチが入る

スマホやテレビで動画を流しておいても、それは**「コミュニケーション」ではない**のです。

 

赤ちゃんにとって必要なのは「やり取り」

言葉が育つために必要なのは、目と目を合わせたり、声のトーンに反応したり、真似をしてみたり…そんな双方向の関係性の中での経験です。

それをたっぷりと届けてくれるのが、ベビーサインというコミュニケーション方法。

おしゃべりできる前から「手の動き」で会話が成り立つと、そこに、「やり取り」が生まれます。受け身ではなく、自分から

「【もっと】絵本読んでほしいな」

「あっ、【ネコ】がいたよ!」

とか伝えられるようになれば、自然とママやパパがお返事をしてくれるようになります。

 

ベビーサインは「スクリーンを超える体験」

ベビーサインを通して生まれるのは、言葉そのもの以上の体験です。
ママやパパと笑い合ったり、わかり合えたりする心のやり取りが、赤ちゃんの脳と心を刺激し、育てていきます。

映像や録音ではできない、「今ここで、あなたとつながっている」体験。それこそが、赤ちゃんがことばを学ぶ土台になるのです。

 

まとめ:スクリーンでは育たないものを、あなたの手で

赤ちゃんにとって、一番の教材は「ママ」「パパ」そして育児に関わるすべての人たちです。

声、表情、手の動き…それら全部が、赤ちゃんにとっての生きた学びです。

動画を見せているだけでは育たない、でも、抱っこして、目を合わせて、優しく語りかけるだけで、赤ちゃんはどんどん言葉の世界に近づいていきます。

ベビーサインを、ぜひその“はじめの一歩”にしてみてくださいね。

***************

あなたも、愛の贈り物を届ける側になってみませんか?
ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。

2025.07.13「人類の最先端にいる君へ」赤ちゃんに惚れる育児はベビーサインから始まる

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

子どもは“人類の最先端”なんだ

詩人・工藤直子さんが『母の友』2009年9月号でこんな言葉を残しています。(なんでこんな古い『母の友』から引用なの?っって思った方に・・・表紙の挿絵が大好きな酒井駒子さんなので、数ヶ月前にバックナッバーをシリーズで20冊ほど大人買いした中の1冊なの)

「子ども達は、最先端にいる…今、生まれたばかりの人が、人類の波の先端のところにいるのです。」
「だからこそ大人が子どもに惚れて欲しい。そして、『君たちが先を行くんだね。頑張れよ』とエールを贈って欲しいと思っています。」

これは、子どもたちがまだ知らない未来を背負い、未知の可能性を内包した「人類の未来そのもの」だという発想。生まれたばかりの赤ちゃんが「最先端」っていう発想!すごくないですか!!!


ただ赤ちゃんを育てるのではなく、「未来を育てる」ってすごくワクワクする言葉ですよね

子どもに惚れるって、どういうこと?

「かわいいから」で終わらずに、
「人類の先端にいる、君の今日」に惚れる——

  • ちょっとした視線の動き

  • 小さな指がさしているその先にあるもの

  • おもちゃをぎゅっ!とつかむ瞬間の力強さ

こうした日々の「小さな気づき」こそ、私たち大人が見逃しちゃいけないものです。

そう!赤ちゃん達の「今」に惚れて欲しい!

ベビーサインは“子どもに惚れる”第一歩

そこでおすすめしたいのが、『ベビーサイン』という育児法。

なぜなら、赤ちゃんの“伝えたい気持ち”をキャッチできるからです。

  • 【バナナ』欲しい

  • 【帽子】かぶって外に行きたい

  • 【ねんね】したくなっちゃった
    小さな手での動きで、赤ちゃんの気持ちがはっきりわかります。

それはまさに「人生の最先端にいるその瞬間」をキャッチすること。
子どもが「伝えている」その気持ちに惚れれば、親子の気持ちもぐっと近くになりますね。

でも最初は、ちょっと抵抗があるかもしれない

  • 工藤直子さんは、こんなことも言っています。

    「大人というのは、経験のないもの、わからないものについては否定的になりがちですね。」

    —— これ、本当にその通り。

    「赤ちゃんが手で気持ちを伝える?ほんとに?」
    「言葉の発達が遅れるんじゃないの?」
    「ちょっと手間がかかりそう…」

    最初は、そう感じる人もいます。
    でも実際にベビーサインを知り、赤ちゃんの表情や手の動きに気づき始めると——

    「なんでもっと早く知っておかなかったんだろう」
    そんな風に思うママ・パパもたくさんいます。

まとめ:「惚れる」って育児の原動力

  • 赤ちゃんは人類の最先端

  • ベビーサインは「君の声」をちゃんと受け取れるツール

  • 「伝えられたね」「すごいね」が、子どもと大人の愛と尊敬を深める

赤ちゃんという未来そのものに惚れる育児。
それを始めるなら、まずはベビーサインで“伝えたい”を受け取ってみませんか?

***************

あなたも、愛の贈り物を届ける側になってみませんか?
ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。

2025.07.12赤ちゃんが生まれて、親になる──私たちの出発点

赤ちゃんの「伝えたい」が見えてくるベビーサイン

 
0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

親は0歳から始まる

「子どもが生まれて初めて、人は親になる」

これは鎌倉時代の禅僧・道元が残した「小児現成(しょうにげんじょう)」という言葉だそうです。

(↓以下のオンライン記事内に書かれていました)

 

 

私たちは30歳、40歳で赤ちゃんを迎えたとしても、親としてはその日がスタート。


子どもが1歳になったら、親も1歳。
10歳になったら、親も10歳。

つまり、「親の成長は、子どもの成長とともにある」ということ。

この言葉、当たり前の事が書いてあるんだけど、改めて、そうだよな~と深く共感したんです。


子育てって、「何歳になっても、初めてのことだらけ」。これまでのキャリアとか学んできたこととかあんまり役に立たないこと多いですよね・・・


戸惑って、悩んで、でも、ふとした瞬間に泣けるほど嬉しい。そんな毎日を、赤ちゃんと一緒にゼロから歩いていく。それこそが「親になる」ということなのかもしれません。

思い通りにならないからこそ、成長できる

「自由に」「自分らしく」「キャリアもあきらめない」


こうした言葉を今時の若者は求めているのかもしれない・・・

そうすると、赤ちゃんが生まれると、どうしてもそれらから遠ざかってしまったような気がするものです。

でも、道元の言葉やこの記事に出会って思いました。


「自分らしさ」って、たったひとりで自由に動けることじゃない。「本当の成長」って、自分以外の誰かと関わりながら育っていくものなんだって。

子育ては、思い通りにならないことの連続。でも、だからこそ私たちは「忍耐」や「工夫」や「優しさ」を自分の中に育てていける。

それはいつか、仕事や人間関係や、自分自身の人生に、しっかりと力を与えてくれるんだと思います。

赤ちゃんとの“はじめの一歩”に、ベビーサインを

そんなふうに、赤ちゃんと一緒に“親0歳”から育っていく中で、私が「ぜひチャレンジしてほしい」と思うのが ベビーサインです。

ベビーサインとは、赤ちゃんが言葉を話す前から、手の動き(サイン)で気持ちや欲求を伝える方法。

おっぱい飲みたいときには【おっぱい・ミルク】のベビーサインで、どこかが痛いときには【痛い】のベビーサインで、おしゃべりできる前から伝える事ができるんです。

親0歳のスタート記念に、赤ちゃんと一緒に新しい「言語」=「ベビーサイン」学ぶこと、おすすめですよ~

赤ちゃんがサインを覚えることで、
「気づける」

「受けとめられる」

「わかりあえる」
そんな幸せなやりとりが、毎日の中に生まれてくるんです。

親になることは、ひとりの人としての冒険

もし、あなたがこれから赤ちゃんを迎えるチャンスがあるなら。どうか怖がらずに、そして“自分らしさ”をあきらめずに、赤ちゃんとの人生にチャレンジしてみてください。

赤ちゃんと一緒に0歳からスタートする「親」としての人生は、人としての“本当の成長”を支えてくれる、かけがえのない時間になるはずです。

その最初のコミュニケーションに、ベビーサインという優しい手段があなたと赤ちゃんの絆を、もっと深く、もっと楽しいものにしてくれますように。

***************

あなたも、愛の贈り物を届ける側になってみませんか?
ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。

2025.07.11子どもの“言い間違い”が天才すぎて笑えるランキングTOP10

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

はじめに

「ねえママ、今日ね、テベリでアンパンマン見たの!」
「えっ、テベリ……?ああ、テレビね(笑)」

子どもがまだ話しはじめたばかりのころ、言いたいことは伝わっているのに、ちょっぴりズレたその言葉に、つい笑ってしまった経験ありませんか?

今回は、そんな**「思わずメモしておきたくなる!子どもの可愛い言い間違い」**を、エピソードつきでランキング形式にしてご紹介します。

子どもの言い間違い ランキングTOP10

第1位

「とうもころし(とうもろこし)」

言い間違い界の王者。
「夏になると毎年『とうもころし食べたい!』と元気に言う息子が可愛すぎて、むしろ大人も真似してました(笑)」


第2位

「エレベーター→エベレーター」

「ヘリコプター→ヘリポッパー」

長いカタカナ語は、音の順番がぐちゃぐちゃに!
「“エベレーター乗ろうね”って言われて、最初何のことかわかりませんでした(笑)」

ここで、ベビーサインがあるととっても助かるんですよ~


第3位

「テレビ→テベリ/テビリ」

簡単なようで難しい「テレビ」も、幼児にはハードル高し!
「“テベリ見たい!”っていうので、いつの間にか家族全員“テベリ”派に(笑)」


第4位

「ポップコーン→コップポーン」

音の響きだけで覚えてるから入れ替わっちゃう!
「映画館で『コップポーン買って!』と叫ばれて、隣の人が吹き出してました😂」


第5位

「パイナップル→ぱいなっぷりゅぷりゅ」

もはや可愛すぎるオリジナルワード。
「“ぱいなっぷりゅぷりゅ食べたい〜!”って駄々をこねられて、笑いをこらえるのが大変でした」


第6位

「アボカド→アドカボ」

「ペンギン→ペンビン」

外来語は入れ替え自由?!
「“アドカボ大好き!”って言ってて、どこかの新しい食材かと思いました(笑)」


第7位

「しょくぱんまん→しょくまんたん」

アンパンマンシリーズは言い間違いの宝庫。
「“しょくまんたん、がんばれー!”って応援してる姿がもう…癒しそのものでした」


第8位

「スパゲティ→すかべってぃ」

おしゃれな言葉ほど混乱しやすい!
「“今日はすかべってぃ?”って聞かれて、爆笑しました!」

これ、わが子もよく間違えてました!懐かしい。


第9位

「お薬→おすくり」

「頑張れ→ばんがれー」

言いやすいように変換されるのがまた可愛い♪
「“おすくりのんだよ!”って得意げな顔がたまらなかったです」


第10位 その他・名作語録集

  • 泥棒 → どぼろー

  • 目玉焼き → めだやまき

  • 凸凹 → でここぼ

  • プレゼント → プゼレント

  • 乙女座 → おこめ座

思わずメモしておきたくなる“名言”ばかりですよね!

うちの子で覚えているのは

・シャボン玉 → しゃどんだま (めっちゃどんくさそう爆  笑

子どもの言い間違いは「発達のしるし」

言い間違いは、子どもが一生懸命に**「耳で聞いた言葉を自分の口で再現しよう」としている証拠**。言語発達の中でよくある「音位転換(音の順番の入れ替え)」や「似ている音への置き換え」で、自然と修正されていきます。

まとめ:今しかない“宝物”を残そう

子どもの言葉って、日々成長しているから、「間違い」も「未完成」も本当に今だけのもの

可愛い言い間違いは、ぜひスマホのメモや日記に書き残しておくと、何年たっても心があったかくなる大切な思い出になりますよ。

そして、言い間違いの前に楽しい事がいっぱい思い出になるのが「ベビーサイン」。

アレがこれに見えたの?
えっ?聞き間違って今、そのベビーサインする?
ってエピソードはまたいつか沢山紹介させてくださいね。

***************

あなたも、愛の贈り物を届ける側になってみませんか?
ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。

2025.07.10スマホばっかり見てるのは、子ども?それとも…?

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

「うちの子、スマホばっかり見てて…」

よく耳にするこの言葉。でも、ちょっと立ち止まって考えてみませんか?

「スマホばっかり見てる子ども」は、もしかしたら親の姿をまねしているだけかもしれません。実はこのこと、韓国の複数の研究で、すでに明らかにされているんです。

 

研究が明かす「親と子のスマホ依存の関係」

韓国の研究チームによる調査で、親がスマホに強く依存している家庭ほど、子どももスマホに依存しやすいことがわかっています。

たとえばこちらの研究👇
▶️ Lim & Jeong(2022)
「The Relationship between Korean Parents’ Smartphone Addiction and That of Their Children」

 

この研究では、親のスマホ依存が子どもの“社会的引きこもり”を通じてスマホ依存につながっていることが示されました。

つまり、親のスマホ時間が長くなると、子どもはひとり時間が増え、スマホへと向かってしまうのです。

年齢や性別に関係なく、親の影響は強い

さらにこちらの研究も👇
▶️ Son, Cho & Jeong(2021)
「Effects of Korean Parents’ Smartphone Addiction on Korean Children’s Smartphone Addiction」

 

この研究では、子どもの年齢や性別にかかわらず、親のスマホ使用習慣がダイレクトに子どもに影響していることが報告されています。

つまり、「小さいからまだわからないでしょ」と思っていても、親のスマホ姿はしっかり見られている、ということですね。

親のスマホ依存 → ネガティブな育児態度 → 子どもの攻撃性・依存

さらに深掘りすると…

▶️ Doo & Kim(2022)
「Parental smartphone addiction and adolescent smartphone addiction…」

 

親のスマホ依存が「突き放す」「無関心」といった育児態度につながり、子どもの攻撃性やスマホ依存に影響していることも示されました。

 

韓国のニュースでも報道されました

韓国の主要メディア「The Korea Times」でも次のように報道されています。

 

親がスマホ依存度「高」グループに分類される家庭の子どもは、78.6%がスマホへの依存傾向あり
「親が変われば、子も変わる」は本当だったのです。

赤ちゃん時代からできる、スマホに頼らない時間づくり

ここまで読んで、「とはいえ、赤ちゃんはスマホが好きで静かになるし…」と思った方も多いかもしれません。

でも、見せてしまったら「沼」から抜け出すのは本当に大変!っていうのも事実!止めさせるの本当に大変みたいですよ!

だから、赤ちゃんがまだおしゃべりできないうちから、親子でできるコミュニケーション方法ベビーサインがおすすめ!

手を使って赤ちゃんの発達に合った形で、親子のやりとりを深めてくれます。

赤ちゃんは、ことばを話す前から、たくさんのことを感じ、伝えたいと思っています。

「泣く」や「指さし」だけじゃなく、手を使ってサインで通じあえると、目を見て、声をかけて、笑い合う時間が自然と増えます。
スマホじゃなく、「親子の顔」を見て、心を通わせる時間が、毎日の中に少しずつ積み重なっていきます。

おわりに

「子どもがスマホばっかり見てる」と思ったら、まずは自分のスマホ時間をちょっとだけ振り返ってみませんか?

そして、スマホを置いて、手をつなぐように「手で伝える」コミュニケーション、ベビーサインを始めてみましょう。

赤ちゃんと一緒に笑う時間が、きっともっと増えていきます。

せめて最初の2年間は「スマホ」や「タブレット」に頼らずに、目の前の赤ちゃんを「知る」ことからスタートして見てくださいね。

***************

あなたも、愛の贈り物を届ける側になってみませんか?
ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。

2025.07.09それ、日本手話?アメリカ手話?実はどっちでもいいんです!

誤解しないで!ベビーサインは「日本手話も大切にしています」

 

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

それ、誤解です!

先日、こんな投稿を目にしました。

「流行に流されず、日本では日本の手話を使ったほうが良いのでは?」

えっ!?と思われた方もいるかもしれませんね。
実はベビーサイン協会では、日本手話を大切に取り入れています。でも、どうやら少し誤解されているようなので、今日はそのあたりをわかりやすくご説明させてください。

ベビーサイン協会のテキストには「3つの手の動き」が

ベビーサイン協会の講師養成講座や教室で使用している公式テキストには、
178語の「ベビーサインとして使える単語」が掲載されています。

そして、それぞれの単語には以下の情報をセットで紹介しています。

  • 日本手話での手の動き

  • アメリカ手話での手の動き

  • ジェスチャーでの手の動き(あれば)

つまり、日本手話もアメリカ手話も、必要に応じてきちんと紹介しているんです。

講師はすべての手の動きを学び、選択できる力を持っています

協会の認定講師たちは、この178語のすべての動きを学び、試験に合格した方ばかり。

教室では、その中から赤ちゃんとママにとって一番使いやすい動きを一緒に選んでいきます。

だからこそ、そこに

「この手の動きじゃなきゃダメです!」

なんてルールは、ありません。

たとえば「ゾウ」や「おはよう」のベビーサインは・・・

例えば【ゾウ】のベビーサイン

 

日本手話では

 

アメリカ手話では

 

一応、お教室のお歌でアメリカ手話の動きをみんなで使うので、こちらをお勧めしてますが、ママが日本手話を使いたい!という事であれば、それは全然OKニコニコそこに、こうでなくてはいけないという拘束はありません。だって、どっちの動きもゾウさんがイメージできて簡単ですからね。

 

でも一方で【お風呂】は日本手話では

アメリカ手話では

 

どっちの動きも同じように簡単に見えますが、これはアメリカ手話をできれば使ってくださいねってお願いします。

そこにはちゃんとした理由があるから。

それは、日本手話の【お風呂】の手の動きは日本手話の【おはよう】の手の動きに似ているから!

 

アメリカ手話の【おはよう】は手の動きがちょっと複雑で、赤ちゃんたちに難しいかも?って思うので、【おはよう】は日本手話を使ってほしいんですね。

 

つまり、赤ちゃんにもママにもやさしく、混乱しにくい選択をしているということです。

言語への敬意を持ってサインを選んでいます

「日本手話だけで教えたい」
「アメリカ手話で統一したい」
「ジェスチャー中心でやりたい」

もちろん、それぞれのスタンスがあっていいと思います。

でも、その動きの出典=どこから来たのかを知らずに“なんとなく”使うのは、手話を言語として生きている聴覚障害者の方々に対して失礼になると、私たちは考えています。

だからこそ、ベビーサイン協会では「この手の動きは〇〇手話由来です」と出典を明示したうえで、赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しめるようサポートしています。

まとめ:赤ちゃんの育ちに寄り添う「柔軟であたたかなベビーサイン」

私たちは、手話に敬意を払いながら、赤ちゃんとママにとっていちばん優しい形のサインを選ぶ

そのために、経験と知識に基づいた提案をしています。赤ちゃんの成長に寄り添いたいママやパパにとって、もっと自由に、もっと笑顔になれる育児のひとつとして、ベビーサインをこれからも届けていきたいと思っています。

***************

あなたも、愛の贈り物を届ける側になってみませんか?
ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。

2025.07.08話す前から準備OK!小椋先生の研究でわかる赤ちゃんの言葉の育み方

赤ちゃんの言葉が育つ関わり方 ~声かけ×ジェスチャー×ベビーサインで伝えるチカラを伸ばそう~

 

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

1. ジェスチャーは「言葉の前言葉」だった!

小椋たみ子先生らの研究では、言葉を話す前の赤ちゃんでも、指さしや手のジェスチャーなどが豊かであるほど、その後の語彙や文法力が高くなる傾向があると報告されています 。

これは、「まだ話せないけど、伝えようとする力」は、脳の中で言語回路をどんどん育てている―そんな証拠なのです。

また、同じく小椋たみ子先生のこちらの論文では、18ヶ月で語彙理解数は200前後と書かれています。

こんなに理解しているのに伝える術がないって辛すぎますね。

 

↓娘1歳半 出張のキャリーケースに収まる↓

2. 聞いて、見て、まねて…言葉は“感じる”ところから育つ

赤ちゃんは、言葉を「聞く」だけでなく、声の抑揚・ママの口元・表情・ジェスチャーなど、たくさんの手がかりから意味をつかんでいます。

小椋先生も「育児語(いわゆる赤ちゃん言葉)」を調整しながら話しかけることで、子どもの語彙の習得を助ける傾向があると報告しています 。

例えば「いないいない…ばあ!」。
ただ聞こえる音以上に、ママのワクワクする表情と動きが言葉の意味を強く印象づけます。

だからこそ、「声に口に表情に…全部セットで伝えること」が、言葉の発達にはとても大切なんです。

 

3. 「伝えたい気持ち」を見逃さないで

まだ話せなかったりしても、赤ちゃんは「これが欲しい」「こうしてほしい」と強い気持ちを持っています


指差しや体の動き、泣き方など、多くの手がかりから意思を伝えようとしているのです。

小椋先生らは、そうした赤ちゃんの「伝えたい!」という意図的なジェスチャーこそ、後の言語発達に欠かせないスタート地点だとしています 。

4. ベビーサインで「伝える力」に自信を

ここで活用したいのが、ベビーサイン。
「おっぱい」「もっと」「ねんね」など、日常によく出てくる言葉をサインにして教えることで…

  • 赤ちゃんの「伝えたい」を的確に受け取れる

  • 「伝わった!」という成功体験を増やせる

  • その成功が、次の言葉を引き寄せるエネルギーに!

乳幼児期の言語発達を研究する中でも、意図的なジェスチャーの豊かさが、後の語彙数や文法力に影響するという結果と、ベビーサインはまさに合致しています。

✅ まとめ:声かけ+ジェスチャー+ベビーサインで伝える力を育てよう

  1. 赤ちゃんはしゃべれなくても「聞いて」「見て」「感じてる」

  2. その積み重ねが、言葉の回路を育てる

  3. ベビーサインは、その回路をぐっと強くするサポート!

小椋先生らの研究でも裏付けられている「伝える力」を、ベビーサインを通して身につけていく。

それが、赤ちゃんの未来の言葉をグンと引き寄せてくれるのです。

***************

あなたも、愛の贈り物を届ける側になってみませんか?
ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。

2025.07.07「どう育てる?」理想の子育て像と親の価値観のズレ

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

「こんな子に育ってほしい」アメリカの親の願い

「どんな大人になってほしいですか?」

この問いに、アメリカの親たちの多くはこう答えました。それは、

「経済的に自立していること」と、

「楽しめる仕事をしていること」

実に9割近くの親が、子どもの将来においてこの2つを重視しているというのです。

逆に、「結婚して家庭を持つこと」「子どもを持つこと」といった、これまで一般的だった“幸せのかたち”は、20%前後と低い数字にとどまりました。

子ども自身が「人生を自分で選べる」こと、それを親が尊重する時代に変わってきているのかもしれません。

日本では、現役主婦300人に聞いたこんなアンケートがあります。

 

そこで堂々の1位は

 

思いやりのある子に育って欲しい。

 

なんだかすごく日本人らしいというか、上記のアメリカの調査の結果と期待する視点が違ってなるほどですね。

ちなみに、社会で自立できる子になって欲しいは、日本のアンケートでは4位でした。

 

 

教育への期待は人種や文化でも違う

この調査では、子どもの大学進学の必要性についての考え方にも、大きな違いが見られました。

アジア系の親では約70%、ヒスパニック57%、黒人51%、そして白人では29%が、「大学進学は非常に重要」と答えています。

この違いの背景には、文化的な価値観、教育へのアクセス、社会的地位への期待など、さまざまな要素が関係していると考えられます。

子どもの未来を考えるとき、「何を重視するか」は家庭によって本当にさまざま。私たち自身の“親としての価値観”も、問い直してみたくなります。

私は、人間関係の幅が大いに広がる場所として、働き始める前に「大学」という場所に身を置くことはとても大切だと考えてます。そして、その前後の時期にできたら海外でも生活して、さらに視野を広げて欲しいと思いますね。

↓息子、高校1年間ニューヨーク行ってました~↓

「自分の親と同じように育てたい」って思う?

あなたは、自分が育てられたように、わが子も育てたいと思いますか?

調査によると、

「自分の親と似たように育てたい」と思っている人が43%、
「違う方法で育てたい」と思っている人も44%。


ほぼ半々という結果でした。

「もっと自由にさせてあげたい」
「昔のように厳しくするのはいや」
「もっと愛情を言葉で伝えたい」

そんなふうに、親世代との違いを感じている方も少なくないのではないでしょうか。

でも、違っていてもいいのです。
親も、育児も、時代とともに変わっていくもの。

大切なのは、“自分らしい子育て”を、家族で一緒につくっていけること。それは、正解がないからこそ、豊かで深いものになるのだと思います。だから、難しいとも言えますけど・・・

おしゃべりできる前からベビーサインで、「会話」をしてきた親子なら、迷った時に、しっかり話し合える親子関係になれているのかなと思います。

***************

あなたも、愛の贈り物を届ける側になってみませんか?
ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。

2025.07.06オレンジエプロン集会=ベビーサイン協会サマーコンファレンス@2025

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

ひとりじゃない。共に学び、共に笑う——ベビーサイン協会のサマーコンファレンス

ベビーサイン協会では、年に一度、全国の講師が集う「サマーコンファレンス」を開催しています。
今年も、名古屋・大阪・東京、そしてオンラインと、各地で無事に開催を終えることができました。8月30日に福岡会場がまだあるんだけど・・・・

ベビーサインを心から愛する講師たちが、協会カラーのオレンジのエプロンをまとい、てってちゃんのパペットを手に笑顔で集まる光景は、まさに圧巻。

その場にいるだけで、「この仕事が好き」「この仲間と一緒に頑張りたい」という気持ちがあふれてきます。

昨年の20周年の関連ブログ記事・記念動画はこちら

 

 

 

一人じゃないから、続けられる

地方でたった一人で活動している講師もいれば、長年活動してきたベテラン講師、そして今年認定を受けたばかりのフレッシュな仲間もいます。

経験や立場は違っても、

「どうすれば、もっとたくさんのご家庭にベビーサインを届けられるだろう?」
「困っているママたちに、どう寄り添っていけるだろう?」


そんな共通の想いを胸に、時間を忘れて語り合います。

ベビーサインを通して赤ちゃんと家族を支えたい——その願いが、年に一度このコンファレンスでひとつになるのです。

↑東京会場

協会だからこそ得られる“学び”と“つながり”

当日は、前年度の活動報告や今後の方針の共有のほか、今年度特に活躍してくれた講師数名による実践報告も行われました。
名古屋会場

近藤たかこ

名古屋会場

福森 美紀

惜しげもなくノウハウや工夫を分かち合ってくれるその姿に、「私も明日から頑張ろう」と背中を押される瞬間がたくさんありました。

大阪会場

山本 みき

大阪会場

たむらあゆみ

大阪会場

いで くるみ

協会に所属しているからこそ、信頼できる仲間と出会える。共に学び、共に悩み、共に喜べる環境がある。

東京会場

安藤由美子

東京会場

(Andy・アンディ) おの さよこ

ベビーサインを教える人として、ひとりじゃないと感じられる場所がここにはあります。

もっと知ってほしい、この“輪”の中へ

今、ベビーサイン講師として活動している皆さんには、ぜひこの仲間たちとのつながりをもっと楽しんでもらいたい。

そして、これから講師を目指す方には、「こんな温かい団体で、ベビーサインを本格的に学んでみたい」と思っていただけたら嬉しいです

赤ちゃんとご家族の毎日に、たくさんの笑顔を届けるために。私たちはこれからも、一歩一歩、前を向いて歩んでいきます。

↓名古屋会場

↓大阪会場

↓オンライン
***************

あなたも、愛の贈り物を届ける側になってみませんか?
ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。