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2025.06.04【保存版】赤ちゃんの「できた!」ベビーサイン人気ランキングTOP10【身につけるもの編】

~0歳の赤ちゃんの“心の発達”を月齢ごとに解説します~

 

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

【はじめに】赤ちゃんがサインしやすいのは“身近なもの”

ベビーサインにはたくさんの種類がありますが、実際に赤ちゃんたちがよく覚えて使ってくれたのはどんなサインだったと思いますか?

今回は、これまで出会ったたくさんの赤ちゃんたちが「実際にできるようになったベビーサイン」をランキング形式でご紹介します!


テーマは「身につけるもの・家の中でよく目にするもの」
おうち時間が増える梅雨時にかけて、ぜひ参考にしてみてくださいね。

10位~7位

【10位】傘

赤ちゃんはまだ自分で傘をさすことはないけれど、雨の日には必ず目にするアイテム。
玄関での出入りや、お散歩の時などに「これは“傘”だよ」とサインで伝えてあげると、だんだんと覚えていきます。
雨の日が、ちょっと特別なお勉強タイムになるかも♪


【同率7位】携帯電話・メガネ・大事

この3つは、赤ちゃんが「これは特別!」と感じやすいアイテムです。

特に「大事」のサイン(あごの下でこぶしをギュッとする動き)は、赤ちゃん自身が


「これ、“大事”でしょ?」


と確認するように見せてくれるのがたまらなく可愛いんです。
見て覚えて、真似して、自分の気持ちを伝えてくれる……そんな瞬間が増えていきますよ。

6位~2位

【6位】靴下

靴と靴下の区別がつかない時期もありましたね~(息子のことを思い出します)。


でも「足に履くもの」としてはとてもわかりやすく、冷たかったり、脱げたりと赤ちゃんにとっても意識するシーンが多いアイテムです。


【5位】電話

携帯電話と分けて教えなくても、お耳に手を当てる“電話”のサインだけでも大丈夫!
電話が鳴るとすぐにこのサインを見せてくれる姿、本当にかわいいんです♡


【4位】家

絵本の中にも、お散歩中にもよく登場する「おうち」。
身近にあるモノだからこそ、サインで伝えやすく、赤ちゃんも覚えやすいのが特徴です。


【3位】電灯

赤ちゃんが「初めてやってくれたサイン」としてとっても人気なのが、この“電灯”のサイン。
生活に直接関係なくても、反応が返ってきやすいので、「ベビーサインって楽しい!」と思えるきっかけになります♪


【2位】靴

両手のこぶしをトントンと合わせる簡単なサイン。


外に出かけられる喜びと結びついているからか、赤ちゃんたちも大好き!

うちの子は絵本の中に出てきた“ぞうさんのおくつ”で、ものすご~く大きな動きでサインしてくれて…
その表現力に思わず笑ってしまったのを覚えています。

栄えある1位は・・・

【1位】帽子

栄えある第1位は「帽子」!
頭をトントンと触るこのサイン、かぶるのが苦手な子でも大好きでやってくれます。

ある赤ちゃんは、ドレッドヘアーの外国人さんを見て「帽子」のサインをしたそう!

その観察力と発想に、思わず「なるほど〜!」と大人も感心しちゃいます。


【おわりに】サイン選びに迷ったら“実績あるサイン”から♪

「わが子にはどんなサインを教えようかな…?」と迷った時は、
実際に赤ちゃんたちが覚えて使ってくれた“人気サイン”から始めるのがおすすめ!

毎日の生活の中で何気なく目にするモノほど、赤ちゃんの「伝えたい!」を引き出してくれますよ。

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2025.06.03「0歳の心、どう育つ?」~赤ちゃんのこころの発達まるわかりガイド~

~0歳の赤ちゃんの“心の発達”を月齢ごとに解説します~

 

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

「こころ」ってどう育つの?

赤ちゃんの成長といえば、寝返りやおすわり、ハイハイなど、目に見える「身体の成長」に目が行きがちですよね。

でも実は、生まれたときから“こころ”もちゃんと育っているんです。

「泣く」「笑う」「見つめる」「甘える」…
これらはすべて、赤ちゃんの“こころのサイン”

今日は、0歳の1年間で赤ちゃんの心がどう育っていくのかを、月齢ごとにわかりやすくご紹介します。
これを知っていると、赤ちゃんの行動にもっと愛しさが増しますよ。

0〜2か月:「安心感」の芽生え

生まれて間もない赤ちゃんは、泣くことで「不快」を伝えます。
おなかがすいた、寒い、寂しい……そんなとき、抱っこされたり授乳されたりすると、ふっと落ち着きます。

この時期は、「泣いたら応えてもらえる」という経験の積み重ねが、人への信頼の第一歩

やさしく抱っこしてもらえること、あたたかな声をかけてもらえることで、赤ちゃんの中に**“安心感”の芽**が育ちはじめます。

これは、生涯において、とっても大切な「お守り」になるんですよ。

3〜5か月:「信頼感」の土台づくり

笑顔が増えてきて、「あー」「うー」と声を出したり(喃語)、周囲の人の顔をじーっと見つめるようになる時期です。

このころの赤ちゃんは、「自分が笑ったら、相手も笑ってくれる!」という体験を通じて、人とのやりとりを楽しむようになります。

こうした関わりの中で、少しずつ“この人は自分をわかってくれる”という信頼感が積み重なっていくのです。

6〜8か月:「愛着」の形成

特定の人(ママやパパなど)に対して、強い安心感を持つようになるのがこの時期。
その一方で、「人見知り」が始まる赤ちゃんも。

実はこの“人見知り”、とても大切な成長のサインなんです。
「知らない人はちょっとこわい」

「でも、この人(ママやパパ)は安心できる」

と、**特定の人との深い絆=“愛着”**が育ってきている証拠です。

↓ 初めてのベビーサインは7ヶ月頃【もっと】

9〜11か月:「気持ちの共有」が始まる

赤ちゃんが何かを指さしたり、「見て見て!」と視線で訴えるようになってきたら、いよいよ**「気持ちを共有する力」**が育ち始めています。

この時期は、ただ目の前のモノを見るだけでなく、“相手と一緒に”何かを見る・感じるという「共同注意」の力が伸びてくるころ。

大人の表情やしぐさを見ながら、自分の行動を調整するようにもなってきます。赤ちゃんの心がめざましく成長するので、心理学の用語では「9ヶ月革命」と言います。

↓いろんなベビーサインを使い始めた頃。これは【帽子】のベビーサイン。娘10ヶ月の頃

12か月ごろ:「意思」の芽生え

1歳を迎えるころには、赤ちゃんはだんだんと**“自分の気持ち”を表すように**なってきます。

「イヤ!」と首をふったり、「もっと!」と催促したり、簡単なやりとり遊びができるようになったり。

こうした行動は、赤ちゃんが**「わかってほしい」という意志をもつようになった証**です。だから、ベビーサインを育児に取り入れていると、この時期からどんどんベビーサインが増えていくんです。

まだ言葉は少ないかもしれませんが、心の中にはたくさんの思いや考えが育ってきているのです。それを伝えるツールがベビーサイン。

↓お兄ちゃんに【おやつ】のベビーサインを教えてもらっているところ。

食いしん坊だったので、すぐに覚えたよ。

まとめ:心の成長は「やりとり」から生まれる

0歳の赤ちゃんの心の成長は、一人では育ちません

大人とのまなざし、声かけ、ふれあい――そのひとつひとつが、赤ちゃんの心に「安心」「信頼」「愛着」「共有」「意思」を育ててくれるのです。

毎日の関わりの中で、「この子は今、どんな気持ちかな?」とちょっと想像してみるだけで、赤ちゃんとの時間がもっとあたたかく、楽しくなりますよ。

そして、ただ、関わるだけじゃなくて、そこにベビーサインがあることで、双方向のコミュニケーションが可能になり、心もどんどん育っていくのです。

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2025.06.02ダウン症のあるわが子と向き合って――悩みから希望に変わった、あるママの決意

「この子に、伝える力をあげたい」

 

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

ダウン症のわが子と向き合って

ベビーサイン講師養成プログラムの受講生がしばらく前に提出してくれた「私がベビーサイン講師になりたい理由」というエッセイ。

その方は、ダウン症を持つ1歳半のお子さんのママ。療育に通い始めた10カ月頃、言語聴覚士さんから「よくママの動きを見て真似しているので、ベビーサインを取り入れてみては?」とアドバイスされたそうです。

でもそのときは、

「意味が分からないと通じないのでは?」

「ダウン症のわが子に理解できるのだろうか」

と疑問に感じて、ベビーサインを取り入れるには至らなかったとのこと。

その背景には、ダウン症育児の戸惑いや、自分自身を責める気持ちもあったと綴られていました。

ふとした記憶が、人生の扉を開いた

その後、お子さんは少しずつ指差しやジェスチャーを始め、
「これは何?」

「あれが気になるの!」

といった小さなサインをママに送ってくれるように。


うまく言葉が出てこないからこそ、「伝えたい」という思いが表れていたのでしょう。

そんな中で出会った、発達に不安を抱える他のお子さんとそのご家族の姿。


「気持ちが伝わらなくて暴れることもある」と聞き、
「うちの子も、やがて同じ壁にぶつかるのでは…」

という漠然とした不安を感じたそうです。

そんなある日、ふと思い出したのが――
学生時代のご友人の訃報で訪れたご自宅で、当時小学生だったその子どもが「おいしい」のサインを見せてくれたときのこと。
その瞬間、「あのママが、生きているうちにわが子に残した贈り物がベビーサインだったのだ」と気づき、胸がぎゅっとなったといいます。

そこから、「赤ちゃんとママに、生涯続く愛の贈り物を届ける仕事。それがベビーサイン講師」という私のブログの言葉にたどりつき、
「私も、わが子のためだけでなく、誰かのために伝える側になりたい」と思ったのだそうです。

“経験者”だからこそ、届けられることがある

実際に周囲のママたちに「ベビーサインを学びたい?」と聞いてみたところ、
「ぜひ教えてほしい!」という声がたくさん返ってきたそうです。

自分の経験が、誰かの力になれるかもしれない――

そんな想いが、彼女を“講師を目指す道”へと後押ししたのです。

エッセイの中にあった「私のような障害児を育てるママにとっては、ベビーサインって本当に必要なんじゃないかと思った」という言葉が、私の胸にも深く響きました。

ベビーサインは、特別な誰かだけのものではなく、すべての赤ちゃんが「伝えたい」と思ったその時に、受け止めてくれる人と出会えるための手段

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2025.05.31【人気ランキング発表】動物ベビーサイン ベスト10

「動物ベビーサインTOP10」

 

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

こんにちは!
今回は、赤ちゃんたちが大好きな「動物・ペット」のベビーサインに注目して、実際にたくさんの赤ちゃんが使ってくれた人気サイン・ベスト10を発表します!

動物モノの絵本やぬいぐるみが大好きな赤ちゃんたち。
彼らがどんなサインにハマったのか、気になりますよね♪

それでは、さっそくランキングにいってみましょう!

赤ちゃんが選んだベビーサイン BEST10(動物・ペット編)

9位 … ゴリラ & ペンギン
8位 … チョウチョウ
6位 … ブタ & トリ
5位 … ゾウ
4位 … キリン
3位 … さかな(魚)
2位 … ネコ(猫)

そして……
栄えある第1位は!



🐶  と 🐰 ウサギ でした!

赤ちゃんが「伝えたい!」と思ったからサインになる

「動物のサインって、育児に関係あるの?」
そう思われる方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。

でも、実はここがベビーサインのいちばん大切なところ

赤ちゃんが“自分で興味を持ったもの”を「伝えたい!」と思った時に、初めてコミュニケーションの芽が育っていくのです。

だから、


👩‍👧‍👦 大人の目線で「役に立ちそう」な言葉ではなく
👶 赤ちゃんの心が動いたものにサインを添えてあげることが大切なんですね。

「蚊」や「ミーアキャット」も?!

ちなみに、うちの子は曾祖母の遺影を見ながら、なぜか【ゴリラ】のサインを披露して、家族で大笑いしたことがあります😂

今回のアンケートでも、レアなサインがたくさん!

  • 【ハシビロコウ】

  • 【ミーアキャット】(←息子にせがまれて私が作ったオリジナルサインです)

  • 【蚊】(!)

…赤ちゃんの発想って、本当におもしろくて奥深い!

サインは多いほど育児が豊かになる

赤ちゃんが自由に気持ちを伝えられるように、ベビーサインは多ければ多いほど楽しい育児につながります。

そして、一人で手探りするよりも、プロと一緒に体系的に学ぶ方が、やっぱり早いしラク!

「うちの子、どんなサインが好きかな?」
「もっとやりとりできるようになったらいいな」

そう思ったら、ぜひベビーサイン教室で、一緒に楽しんでみませんか?

赤ちゃんの「伝えたい!」が見えるようになると、
あなたの育児はぐっと楽しく、もっと愛おしくなりますよ


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2025.05.30【1時間完結】絵本「ぽんぽん・ちゅ」でベビーサインデビュー!

「忙しくってもスタートできる!」

 

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

【1時間完結】絵本で楽しくはじめるベビーサイン講座📚✨

〜絵本「ぽんぽん・ちゅ」とレジュメ付き!〜

こんにちは。


「忙しくて通えないけど、ベビーサインをやってみたい!」

そんなパパママの声にお応えして…
\1時間で完結/の特別講座をつくりました!

 

絵本「ぽんぽん・ちゅ」でベビーサインがすぐに始められる!

講座では、KADOKAWAから出版された絵本

 

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赤ちゃんが「見たい!」「やってみたい!」と思える
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お届けするレジュメはこちらの4つ:

1️⃣ 絵本に登場するベビーサイン一覧表(全15個)
2️⃣ ベビーサインの教え方《かんたん3ステップ》
3️⃣ 絵本の効果的な使い方ガイド
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受講後、その日からすぐに赤ちゃんとのサイン育児がスタートできます♪


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2025.05.29「伝えようとしない子どもたち」から始まった! 英語講師が気づいた“伝える力”の原点

「伝えたい気持ちはどこ?」

 

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

「ジェスチャー」を忘れていく子どもたち

私のところに届いた、ある講師育成プログラム受講者さんからのエッセイ。そこには、今の子どもたちの「伝える力」と向き合ってきた一人の英語講師としてのリアルな気づきが綴られていました。

彼女は、ジェスチャーと発話を組み合わせて、右脳と左脳の両方を刺激する独自の英語メソッドを取り入れて子どもたちに英語を教えているそうです。小さな子どもたちは最初、ジェスチャーを交えて楽しそうに英語を話してくれるのに、成長するにつれて、だんだんとジェスチャーをしなくなっていく。

そして何より気になるのは、最近「相手に話しかけようとしない」子どもたちが増えているということ。外国人の先生との交流イベントでも、自分から話しかけようとせず、質問の答えが聞き取れなかった瞬間、あっさりあきらめて引き返してきてしまう――。

「どうにか伝えたい!」と心から思ったとき、人は言語だけに頼らず、身ぶり手ぶりを使い、表情を工夫し、ありったけの方法で“伝える”という行動を始めます。

そこにこそ、本当のコミュニケーションの原点があるのだと、改めて感じさせられました。

出会いは「ベビーサイン」という言葉

そんなモヤモヤを抱えていたとき、彼女が出会ったのが「ベビーサイン」でした。

きっかけは、同じ英語講師をしている2人の先生の言葉。

「ベビーサインをすると、コミュニケーションを取ろうとする子どもが育つよ。同時に、子どもと向き合おうとするお母さんも育っていくんだよ。」

この言葉が、彼女の中にストンと落ちたそうです。

「そうか、子どもたちだけが“話そうとしない”わけじゃない。赤ちゃんが“何かを言おうとしている”そのサインを、見逃している大人が増えているのかもしれない…」と。

私たち大人が、赤ちゃんの“伝えようとする気持ち”に気づいて寄り添えば、きっと子どもたちは「伝えればわかってもらえる」という成功体験を重ねていける。それが、あきらめない力、伝える力の芽になるのではないでしょうか。

「一緒に楽しむ親子」はベビーサインから育つ

彼女が強く心を動かされたのは、こんな話もあったからです。

「ベビーサイン教室から英語教室に来る親子は、みんなとても熱心で、子どもと“いっしょに”楽しむ姿勢があるの」

実際に、英語教室に来る親御さんの中には、「ほら、ちゃんと言いなさい」と子どもに指示するだけで、自分はスマホを見ている…という方も少なくないのだそうです。

でも、ベビーサインからスタートした親子には、そういう姿が見られない。一緒に手を動かし、目を見て笑い合いながら学びの場を楽しむ。そんな親子の姿勢が、ことばを豊かに育てていくのだと感じた彼女は、「私もベビーサインを教えてみたい」と思うようになりました。

このエピソードは、私自身が大切にしてきた「親子の心のキャッチボール」をまさに体現しているように思います。

ことばが話せる前から、「伝えようとする力」「わかってあげようとする力」を育てる。

それが、ベビーサインの本質であり、未来のコミュニケーション力につながっていくのです。

そんな親子のコミュニケーションの大切さをたっぷり学べるベビーサイン講師育成プログラム。

次回は9月スタートです。

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2025.05.28【保存版】絵本をもっと楽しむための6つのコツ

「絵本タイムがもっと楽しくなる6つのヒント」

 

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

毎日の暮らしに「絵本の時間」をそっとしのばせて

① 絵本タイムを習慣にしよう

毎日1冊、たった5分でもOK。絵本を開く時間を日常に組み込んでみてください。「寝る前」でなくても、朝の支度のあと、ごはんのあと、お風呂のあとでもいいんです。

赤ちゃんはルーティンが大好き。「これが終わったら絵本♪」という流れができると自然と続けやすくなります。

どうしてもしんどい日は「今日はお休みしようね」と伝えれば大丈夫。

赤ちゃんは意外とちゃんとわかっていますよ。

② 「また読んで!」の繰り返しに付き合おう

赤ちゃんは同じ絵本を何度も読んでほしがります。

これは、お話の流れを予測して安心したいから
繰り返しの中で言葉が少しずつ赤ちゃんの体に染み込んでいくんです。「またこれか〜」と思っても、「今だけ」と思って付き合ってみてくださいね♪

絵本と赤ちゃんの“いい関係”をつくるには?

③ 絵本は手に取れるところに置こう

赤ちゃんが「読みたいな」と思ったときに自分で取り出せるように、絵本は手の届く場所に置きましょう。

リビングだけじゃなく、寝室や廊下のすみにも絵本をそっと置いて、“絵本トラップ”を仕掛けるのもおすすめ♪

「読ませる」よりも、「自分で読みたくなる」環境を。

④ 赤ちゃんのペースに寄り添おう

ただページをめくるだけ、同じところばかり繰り返す、読まずに眺めてるだけ…
そんな日もあります。

「ちゃんと読ませなきゃ」と思わず、赤ちゃんの“やりたい気持ち”を尊重してみてください。


今日は「赤ちゃん式の絵本タイム」でもOKなんです♪

 

絵本タイムは“学び”じゃなくて“しあわせ時間”

⑤ 最後まで読めなくても大丈夫

読み聞かせ=最初から最後まで読むもの…という思い込み、ありませんか?

でも実際は、途中で終わってもOK。赤ちゃんが動き回っていてもOK。
聞いていないようでも、耳だけはちゃんと絵本の世界に入っていることもあるんです。

大切なのは、「一緒に絵本を開く」という体験です。

⑥ 諦めないことが一番大切

「読み聞かせに向いてない子」なんていません。続けることがなにより大事。

ときどき休んでもOK。また再開すれば大丈夫。

毎日の積み重ねが、将来の「本を楽しむ力」や「自分で調べる力」につながっていきます。

10年後、読書を楽しみながら自立していくわが子を思い描いて、今この瞬間を大切にしていきましょう。

絵本の時間は、親子の“幸せなひととき”

「何を教えるか」よりも「どんな時間を一緒に過ごすか」が大切です。

目標やノルマを気にしすぎず、ただ一緒に絵本を開いて、同じ世界に浸る時間。


その心地よさが、赤ちゃんの心にじんわりと残っていきます。

たとえば、毎日20分読み聞かせをしても、生まれてから7歳まででたったの【35日分】。

あっという間に過ぎてしまうからこそ、
絵本の時間は「教える時間」ではなく「つながる時間」にしていきたいですね。

絵本のこともたっぷり学べるベビーサイン講師育成プログラム。

次回は9月スタートです。

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2025.05.27イヤイヤ期がこわくなくなった!ママの心が変わるベビーサイン体験記

「育児の不安ありますか?」

 

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

育児の「孤独」を変えた、ひとつの出会い

〜ベビーサインがくれた安心感と希望〜

ベビーサイン認定講師育成プログラムを受講された方が書かれた「ベビーサイン講師になりたい理由」から。

「ベビーサインを知ったのは娘が生後5か月のときでした。
『イヤイヤ期にも効果的みたい』『保育園でも取り入れてるところがあるよ』と聞いて、なんだそれは!と調べ始めたのがきっかけでした。」

赤ちゃんとの毎日は喜びもある反面、わからないこと、不安なことの連続。
その中で「まだ話せない赤ちゃんと、気持ちを伝え合えるツールがある」と知ったときの感動は、きっと多くのママ・パパにも共感いただけるのではないでしょうか。

「調べれば調べるほど、ベビーサインってすごい!メリットしかない!
でも、なんで今まで誰も教えてくれなかったの?と思いました。」

そうなんです。
ベビーサインはまだまだ“知る人ぞ知る”育児法。
でも、知った方は口をそろえて「もっと早く知りたかった!」とおっしゃいます。

「伝わったね」が育児をラクにする

〜サインがあったから、笑顔が増えた〜

ベビーサインの大きな魅力は、「ことばの前のことば」で赤ちゃんとつながれること

言葉を話す前から、自分の気持ちを伝えられるようになる赤ちゃんは、表情が生き生きし、育児のストレスもぐっと減ります。

「オンラインで安心して学べる時代になったから、
少しお金を出してでも正しい知識を得たいと思って受講しました。
それが娘のため、そして自分のためにもなると感じたんです。」

講座受講中に娘さんがサインに反応し始めたと報告を受けました。
その「わかったよ!」「伝わったよ!」というやりとりは、親子にとって何よりのご褒美になります。

「子どもの笑顔を見るたびに、“伝わるってこんなにうれしいことなんだ”と実感しています。
だから、私も誰かの役に立ちたいと思うようになりました。」

 

誰かの育児を、そっと支えられる存在に

〜あなたも「育児を支える人」になりませんか?〜

この方は、最初は「講師になるつもりはなかった」と言います。
けれど学びを進めるうちに、こんな想いが芽生えてきたそうです。

「私のように、初めての育児に悩むママやパパに、
少しでも安心してもらえる場を作りたい。
そのために、認定講師になって、自分の教室を開きたいと思うようになりました。」

教室に来るママたちは、泣いたり笑ったりしながら毎日をがんばっている人たち。そんな方たちに寄り添い、赤ちゃんと笑顔で向き合う方法を伝えていく。それは、子育て支援の最前線で“心をつなぐ”お仕事です。

私たち日本ベビーサイン協会では、そうした未来の先生たちを育てる**「認定講師育成プログラム」**を全国で開講しています。

🔸 自分の子育てをもっと楽しみたい
🔸 他のママ・パパの力になりたい
🔸 育児の経験を“誰かの笑顔”につなげたい

そんな想いをもつ方は、きっと講師としても輝ける方です。
あなたも、一歩を踏み出してみませんか?

 

次回は9月スタートです。

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2025.05.26「幸せホルモン」があふれる子育て!ベビーサインとオキシトシンの素敵な関係

「幸せホルモン」って本当にある?

 

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

〜オキシトシンとはなんだろう〜

「オキシトシン」という言葉、聞いたことありますか?

これは、

「愛情ホルモン」

「絆ホルモン」

「幸せホルモン」

などとも呼ばれる脳内ホルモン

ママが赤ちゃんを出産したときや授乳しているとき、
また、大切な人とスキンシップをとったときに分泌されることが知られています。

オキシトシンが分泌されると、
✔ ストレスがやわらぐ
✔ 相手に優しくなれる
✔ 絆が深まる
✔ 幸せな気分になる

など、心にも体にも良い影響があることが、近年の研究で明らかになっています。

つまり、**赤ちゃんと「ふれあう」こと自体が、家族の心をあたためる“しあわせ習慣”**になるんですね。

「伝わったね」がうれしい

〜ベビーサインが絆を深める理由〜

では、そんなオキシトシンは、どんなときに分泌されるのでしょう?

じつは、ベビーサインを使ったコミュニケーションでもオキシトシンはしっかり分泌されるのです。

なぜなら、ベビーサインは
👐 「見て」
👶 「わかって」
💬 「伝わる」

というやりとりを、目と目、手と手、心と心で実現するツールだから。

赤ちゃんがサインで【もっと!】と気持ちを伝え、それに大人が「わかったよ!」と応じることで、お互いの心がふわっとつながる体験が生まれます。

この「心が通じ合った!」という瞬間こそ、オキシトシンがたっぷりと分泌される瞬間なんです。

 

ママも赤ちゃんも笑顔になれる

〜ベビーサインが育てる“つながる力”〜

「まだ話せないけれど、ちゃんと気持ちはある」
そんな赤ちゃんの心の声に耳を傾けることは、オキシトシンがあふれる愛情のキャッチボール。

だからこそ、ベビーサインを取り入れているママやパパは、
「育児がもっと楽しくなった」
「イライラが減って、赤ちゃんがかわいく感じるようになった」

と感じる方がとても多いのです。

赤ちゃんも「伝わる喜び」を知ると、表情がイキイキしてきます。

私たち日本ベビーサイン協会では、
そんな愛情と絆を育む時間を、もっと多くのご家庭に届けたいと考えています。

🔸 赤ちゃんとのふれあいを大切にしたい
🔸 育児をもっと楽しみたい
🔸 人の役に立つお仕事がしたい

そんな方は、ぜひベビーサインの教室や体験会に参加してみてください。
また、講師育成プログラムも随時スタート可能です。
一緒に、オキシトシンに満ちた子育ての輪を広げていきましょう!

 

次回は9月スタートです。

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2025.05.23子どもの可能性は、親のまなざしから育つ──ベビーサインで変わった私の視点。

「現場からの声」

 

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

療育の現場で感じた「親子のすれ違い」

児童発達支援の現場で働いていたある受講生の方が、ベビーサイン講師を目指した理由を書いてくれました。

その中には、私たちが日々大切にしている「親子のコミュニケーション」の本質が、現場目線でしっかりと語られていました。

この方は、児童発達支援管理責任者として2歳前後のお子さんの療育に関わってこられました。

療育を受けるきっかけの多くは「ことばの遅れ」

しかしその背景には、実は「お母さんが子どもとの関わり方がわからない」という課題があることが多いのだそうです。

・言葉が少ない
・無言で子どものお世話をしてしまう
・子どもの「やりたい」気持ちに気づけない

そんな場面が少なくないそうです。

でも、子どもが楽しそうにしていると、自然とお母さんも笑顔になる——その瞬間を何度も見てきたからこそ、彼女は「親子の関係性」こそが、子どもたちの育ちの土台だと確信されたそうです。

 

子どもの可能性を広げるために、ベビーサインという選択

そんな彼女がベビーサイン講師になりたいと思った理由は、「子どもの可能性を引き出すサポートがしたい」という思いからでした。

ベビーサインは、まだ言葉で気持ちを伝えることが難しい赤ちゃんと“分かり合える”方法。だからこそ、「赤ちゃんを知る」ことから、親の関わり方も自然と変わっていきます。

彼女はこう語っています。

「親の好き嫌いや価値観で“やらせてみる” “やらせたくない”という環境をつくってほしくない」

そして、講師育成プログラムの中で耳にした、

「親の偏見で、狭い世界を作ってはならない」

という言葉が心に響いたそうです。

(これは、私が、ママが「嫌い」って言うものがあると、赤ちゃんも「嫌い」になって、世界が狭くなってしまう・・・例えば、動物とか虫とか・・・そんな話をしたからだと思います。)

赤ちゃんが心から笑って楽しめる時間を届けたい——
そんな想いが、このプログラムの中で、どんどん育まれています。

 

笑顔で伝わる喜びを、もっと多くの親子に

ご自身の息子さんとのベビーサインも、まさにその実践の場。先生のアドバイスを受けて、サインを「見せること」を意識しながら、期待しすぎず、ただ楽しむ——そんな関わり方を続けていたら、「もっと!」のサインがどんどん出るように!

「いただきます」のサインも自然に出てきて、新しいサインを笑顔で見てくれる姿が、本当に嬉しいそうです。

この経験を活かして、
・赤ちゃんの変化に気づける親御さんを増やしたい
・お母さんの自己肯定感を高める教室をつくりたい
・赤ちゃんと向き合うことが「楽しい!」と思える毎日を届けたい

——そんな未来を描きながら、彼女は今、学びを深めています。

 

あなたも、親子の笑顔をつなぐ“伝え手”になりませんか?

このように、ベビーサイン講師育成プログラムには、現場経験者も、子育て真っ最中のママも、さまざまな方が参加されています。

「赤ちゃんの可能性を広げたい」
「親子の関係をサポートしたい」
「育児に悩むママを励ましたい」

そんな想いをカタチにして、たくさんの笑顔を生み出していく——
あなたも、その一歩を踏み出してみませんか?

🌱 赤ちゃんの「伝えたい!」をサポートする
ベビーサイン講師育成プログラムでは、赤ちゃんの発達の知識から、指導のコツまで、しっかり学ぶことができます。

子育て支援のスキルアップをしたい方、社会に貢献したい方にぴったりの学びです。

次回は9月スタートです。

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