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2025.07.13「人類の最先端にいる君へ」赤ちゃんに惚れる育児はベビーサインから始まる

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

子どもは“人類の最先端”なんだ

詩人・工藤直子さんが『母の友』2009年9月号でこんな言葉を残しています。(なんでこんな古い『母の友』から引用なの?っって思った方に・・・表紙の挿絵が大好きな酒井駒子さんなので、数ヶ月前にバックナッバーをシリーズで20冊ほど大人買いした中の1冊なの)

「子ども達は、最先端にいる…今、生まれたばかりの人が、人類の波の先端のところにいるのです。」
「だからこそ大人が子どもに惚れて欲しい。そして、『君たちが先を行くんだね。頑張れよ』とエールを贈って欲しいと思っています。」

これは、子どもたちがまだ知らない未来を背負い、未知の可能性を内包した「人類の未来そのもの」だという発想。生まれたばかりの赤ちゃんが「最先端」っていう発想!すごくないですか!!!


ただ赤ちゃんを育てるのではなく、「未来を育てる」ってすごくワクワクする言葉ですよね

子どもに惚れるって、どういうこと?

「かわいいから」で終わらずに、
「人類の先端にいる、君の今日」に惚れる——

  • ちょっとした視線の動き

  • 小さな指がさしているその先にあるもの

  • おもちゃをぎゅっ!とつかむ瞬間の力強さ

こうした日々の「小さな気づき」こそ、私たち大人が見逃しちゃいけないものです。

そう!赤ちゃん達の「今」に惚れて欲しい!

ベビーサインは“子どもに惚れる”第一歩

そこでおすすめしたいのが、『ベビーサイン』という育児法。

なぜなら、赤ちゃんの“伝えたい気持ち”をキャッチできるからです。

  • 【バナナ』欲しい

  • 【帽子】かぶって外に行きたい

  • 【ねんね】したくなっちゃった
    小さな手での動きで、赤ちゃんの気持ちがはっきりわかります。

それはまさに「人生の最先端にいるその瞬間」をキャッチすること。
子どもが「伝えている」その気持ちに惚れれば、親子の気持ちもぐっと近くになりますね。

でも最初は、ちょっと抵抗があるかもしれない

  • 工藤直子さんは、こんなことも言っています。

    「大人というのは、経験のないもの、わからないものについては否定的になりがちですね。」

    —— これ、本当にその通り。

    「赤ちゃんが手で気持ちを伝える?ほんとに?」
    「言葉の発達が遅れるんじゃないの?」
    「ちょっと手間がかかりそう…」

    最初は、そう感じる人もいます。
    でも実際にベビーサインを知り、赤ちゃんの表情や手の動きに気づき始めると——

    「なんでもっと早く知っておかなかったんだろう」
    そんな風に思うママ・パパもたくさんいます。

まとめ:「惚れる」って育児の原動力

  • 赤ちゃんは人類の最先端

  • ベビーサインは「君の声」をちゃんと受け取れるツール

  • 「伝えられたね」「すごいね」が、子どもと大人の愛と尊敬を深める

赤ちゃんという未来そのものに惚れる育児。
それを始めるなら、まずはベビーサインで“伝えたい”を受け取ってみませんか?

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