2026.07.17話し言葉、遅れません!
「手で伝えられるようになったら、話さなくなるんじゃないですか?」
これは20年以上活動してきた中で、一番多くいただいてきた質問かもしれません。
でも実際には、このテーマについては世界中で数多くの研究が行われています。
講座⑤では、
ベビーサイン研究の第一人者である
リンダ・アクレドロ博士とスーザン・グッドウィン博士の研究をはじめ、
「ベビーサインが子どもの発達にどのような影響を与えるのか」
を分かりやすく解説します。
そして今回は、
研究だけではありません。
実は私は20年以上前、
リンダ博士、そしてスーザン博士と直接交流する機会に恵まれました。
日本語版書籍の翻訳を主人と担当し、アメリカのオフィスに招いていただいたこともあります。
研究者としてだけではない、お二人の温かな人柄や、ベビーサインに込められた想い。
書籍や論文だけでは伝わらないエピソードも、この講座の中でお話ししています。
ベビーサインは、
「手話を教えること」
ではありません。
赤ちゃんの「伝えたい」を受け止め、
親子のコミュニケーションを豊かにするための方法です。
研究と20年以上の実践。
その両方から、このテーマをお伝えします。
2026.07.16発売まであと5日「伝えたいのに、伝えられない。」
「伝えたいのに、伝えられない。」
赤ちゃんのフラストレーションを知っていますか?
「まだ話せないから仕方ない。」
私たちは、赤ちゃんの泣き声やぐずりを、ついそう受け止めてしまいがちです。
でも、本当にそうでしょうか。
赤ちゃんは、私たちが思っている以上に、毎日たくさんのことを感じ、考え、伝えようとしています。
「これがほしい。」
「もう一回やって。」
「あれは何?」
「パパはどこ?」
「このリンゴ、おいしい!」
でも、それを話し言葉で伝えることはまだできません。
だからこそ、赤ちゃんはもどかしさを抱えています。
講座③では、
「話したいのに話せない」
赤ちゃんの立場を、一緒に体験するところから始めます。
そして、
なぜ指さしだけでは足りないのか。
なぜベビーサインが赤ちゃんの大きな助けになるのか。
さらに、
「ベビーサインは言葉の代わりではなく、発達の順番に沿った自然なコミュニケーション手段である」
ということを、発達の視点から分かりやすくお伝えします。
続く講座④では、
「ベビーサインって、どう教えるの?」
という疑問にお答えします。
でも実は、一番大切なのは「教えること」ではありません。
赤ちゃんをよく見ること。
待つこと。
そして、伝わった喜びを一緒に味わうこと。
その積み重ねが、親子のコミュニケーションを豊かにしていきます。
さらにこの講座では、
実際にベビーサインを取り入れた保護者の皆さんが感じた
「親にとってのメリット」
についてもご紹介します。
赤ちゃんだけが変わるのではありません。
実は、一番変わるのは、大人の見方なのかもしれません。
7月20日発売。
2026.07.14発売まであと6日! 赤ちゃんを理解するために最初に知ってほしいこと
7月20日発売予定の動画講座は全部で8回あります。
「どうしてこの順番なんですか?」
と聞かれることがありますが、実はこの順番には意味があります。
最初の2回は、どちらも「赤ちゃんとの関わり方の土台」についてです。
第1回
なぜ今、赤ちゃんとの関わり方を見直す必要があるのか
― “泣きへの対応”で変わる未来
最近、「育てにくい子が増えた」と耳にすることがあります。
でも、本当に子どもが変わったのでしょうか。
私は少し違う見方をしています。
子育てが難しくなったというよりも、
大人が赤ちゃんを理解する機会が減った。
核家族化、地域とのつながりの減少、情報過多…。
昔は自然と受け継がれていた「赤ちゃんとの関わり方」を、今は意識して学ぶ時代になりました。
だからこそ、赤ちゃんや保護者と日々関わる専門職の皆さんの役割は、これまで以上に大きくなっています。
第1回では、今の子育て環境を整理しながら、「なぜ今この視点が必要なのか」をお伝えします。
第2回
2歳までに守りたい「心の土台」
― 愛着と信頼関係がすべての発達を支える
発達というと、「歩く」「話す」「できるようになる」といった目に見える成長に目が向きがちです。
でも、その土台には、もっと大切なものがあります。
それが、
「この人は私を理解してくれる」
という安心感です。
愛着形成は、特別なことをするから育つものではありません。
赤ちゃんの思いに気づき、応え、「分かってもらえた」という経験を積み重ねること。
その一つひとつが、自己肯定感や人を信頼する力につながっていきます。
第2回では、愛着形成の本当の意味と、専門職として今日から実践できる関わり方をお話しします。
この講座は、ベビーサインを教えるための講座ではありません。
赤ちゃんを「理解される存在」として尊重する視点を、専門職の皆さんと共有する講座です。
その土台になるのが、この第1回と第2回です。
発売まで、あと6日。

2026.07.13発売まであと7日!なぜ、この講座は全8回なのでしょうか?
7月20日発売「ベビーサインサポーター講座」
(10~15分の動画x8本)
「どうして8本なんですか?」
実は、何度か聞かれました。
もちろん、
もっと短くまとめることもできました。
逆に、
もっと長い講座にすることもできました。
でも、20年以上赤ちゃんや保護者、そして専門職の皆さんと向き合ってきて思ったのです。
赤ちゃんを理解する視点は、
一つの知識だけでは身につきません。
だから、この講座は
順番
をとても大切にしました。
まずは、
「なぜ今、赤ちゃんとの関わり方を見直す必要があるのか」
という社会背景から始まります。
そして、
愛着形成
自己肯定感
赤ちゃんのフラストレーション
ベビーサインの役割
研究によるエビデンス
イヤイヤ期
話し言葉の後も続くメリット
最後は、
現場で本当によく聞かれる質問へのQ&A。
一つひとつ積み重ねながら、
「赤ちゃんを見る視点」
が自然と身についていく流れになっています。
全8回のテーマ
① なぜ今、赤ちゃんとの関わり方を見直す必要があるのか
― “泣きへの対応”で変わる未来
② 2歳までに守りたい「心の土台」
― 愛着と信頼関係がすべての発達を支える
③ 「伝えたいのに伝えられない」
― 赤ちゃんのフラストレーションとベビーサインの役割
④ ベビーサインの始め方
― “教える”より大切な3つのポイント
⑤ 「ベビーサインで話し言葉が遅れる」は本当?
― 研究と発達から考えるベビーサインの役割
⑥ イヤイヤ期も怖くない!
― ベビーサインが親子の“伝わらないストレス”を減らす理由
⑦ ベビーサインのココがすごい!
― 話せるようになった後も続く未来へのメリット
⑧ 現場で必ず聞かれる質問に答えます
― 専門職が自信を持って保護者支援できるQ&A総まとめ
この講座は、
ベビーサインを教えるための講座ではありません。
赤ちゃんを**「理解される存在」として尊重する視点**を、専門職の皆さんと共有する講座です。
その視点を、8本に込めました。
発売(7月20日)まで、あと7日。フォローしてお待ちくださいね。

2026.07.10赤ちゃんは「何も分からない存在」ではありません。
「まだ赤ちゃんだから、何も分かっていない。」
昔はそんな言葉をよく耳にしました。
でも、本当にそうでしょうか。
私は20年以上、ベビーサインを通してたくさんの赤ちゃんと出会ってきました。
その中で何度も感じてきたことがあります。
赤ちゃんは、毎日いろいろなことを考えています!
毎日、たくさんのことを感じています!
そして、一生懸命伝えようとしています!
ただ、それを話し言葉で表現することがまだできないだけなのです。
だから私たち大人は、泣くことや表情、しぐさを見ながら、その思いを想像しようとします。
もちろん、それもとても大切なことです。
でも赤ちゃんが成長するにつれて、「伝えたいこと」はどんどん増えていきます。
「あれが見たい。」
「もう一回やりたい。」
「これはイヤ。」
「パパはどこ?」
「このリンゴ、おいしい!」
赤ちゃんの頭の中には、実はたくさんの思いや発見があふれています。
ところが、それを伝える手段が少ないために、大人には「泣いている」「ぐずっている」「なんか、機嫌いい感じ」としか見えないこともあります。
私は、ここに子育てや保護者支援の大きなヒントがあると思っています。
赤ちゃんは、「何も分からない存在」ではありません。
伝える方法が少ないだけなのです。
この視点を持つだけで、赤ちゃんへの関わり方は大きく変わります。
そして、その思いを伝える手段の一つが、ベビーサインです。
ベビーサインは、手の動きを覚えることが目的ではありません。
赤ちゃんの「伝えたい」という気持ちを受け止めるための、ひとつのコミュニケーション手段なのです。
次回は、この「伝えたいのに伝えられない」という赤ちゃんのフラストレーションについて、もう少し詳しくお話しします。
「話せない」のではなく、「伝えたいことがある」。
そんな視点から赤ちゃんを見ると、今までとは違う世界が見えてくるかもしれません。
7月20日、専門職の方向け動画講座発売!
2026.07.09イヤイヤ期っていつから始まってる?
「イヤイヤ期が始まったわ・・・」
これ、子育てしているとよく聞く言葉ですよね。
でも私は、この言葉を聞くたびに思います。
イヤイヤ期は、突然始まるものじゃなくて、
もっと前から、その芽は育ってるんですよね。
赤ちゃんは、生後9〜10か月頃になると、自分の興味があるものを指さしたり、大人と同じものを見て楽しんだりするようになります。
「あっ!」
「見て!」
そんな気持ちが芽生える時期です。
そして少しずつ、
「これはイヤ。」
「もっとやりたい。」
「自分でやりたい。」
そんな自己主張も始まります。
でも、この頃の赤ちゃんには、まだ十分な言葉がありません。
だから、
伝えたい。
でも伝わらない。
やりたい。
でもできない。
そんなフラストレーションを毎日のように経験しています。
私たち大人は、
2歳前後になってから急にイヤイヤが始まったように感じます。
でも実際には、
その何か月も前から、
赤ちゃんの心の中では、
「伝えたい」
「分かってほしい」
「でも、今日も伝わらなかった・・・」
という気持ちが少しずつ大きくなっているのです。
だから私は、イヤイヤ期は「困った時期」ではなく、
心が大きく成長している証だと考えています。
その成長を支えるために大切なのは、
「言うことを聞かせること」ではなく、
「伝えたい」という気持ちを受け止めること。
では、まだ言葉で伝えられない時期の赤ちゃんは、どうやって自分の思いを伝えればいいのでしょうか。
その答えの一つが、ベビーサインです。
発売する動画講座の第3回では、
「伝えたいのに伝えられない」
という赤ちゃんの視点から、
✔ なぜフラストレーションが生まれるのか
✔ 指差しだけでは伝えられないこと
✔ ベビーサインが果たす役割
について、発達の流れに沿って詳しくお話ししています。
「イヤイヤ期の見え方が変わる!」
そんなきっかけになる内容になっています。
発売日まであと11日
「20年で忘れられないベビーサインエピソード」
ひいひいおばあちゃんの遺影をみて、【ゴリラ】のベビーサインをした息子(笑)確かに、下ぶくれの薄暗い写真はゴリラっぽいなって家族で大爆笑!
(ベビーサイン協会認定講師やその生徒さんのエピソードです)
2026.07.08愛着形成って、抱っこだけじゃない。実は・・・
「愛着形成が大切です。」
最近では、テレビやSNSでもよく耳にする言葉になりました。
だから、
「たくさん抱っこしてあげよう。」
「スキンシップを大切にしよう。」
そう考えている方も多いと思います。
もちろん、それはとても大切なことです。でも私は、20年以上赤ちゃんと親子を見続けてきて、もう一つ、とても大切なことがあると感じています。
それは、
「分かってもらえた」という経験です。
例えば赤ちゃんが、何かをじっと見ています。
その視線に気づいて、
「ワンちゃんいたね。」
と声をかけてもらえた。
あるいは、
「あっ!」
と何かを伝えようとして、
その気持ちを受け止めてもらえた。
そんな小さなやり取りの積み重ねが、
「この人は、私の気持ちを分かってくれる。」
という安心感につながっていきます。
愛着とは、
抱っこの回数だけで決まるものではありません。
高価なおもちゃでもありません。
毎日の暮らしの中で、
「あなたの気持ちを見ているよ。」
「ちゃんと伝わっているよ。」
そんな経験を何度も積み重ねること。
その積み重ねが、
親子の信頼関係を育てていくのです。
だから私は、
ベビーサインの一番大きな価値は、
「手の動きを覚えること」
ではないと思っています。
赤ちゃんが伝えようとしたことに、
大人が気づき、
応えられる機会が増えること。
そこにあると思っています。
赤ちゃんは、
「分かってもらえた」
という経験を積み重ねることで、
「自分は大切にされている。」
という安心感を育てていきます。
そしてその安心感が、
これから先の自己肯定感や、
人との信頼関係の土台になっていくのです。
7月20日に発売する
**「ベビーサインサポーター講座」**の第2回では、
愛着形成とは何か。
そして、
2歳までに育みたい「心の土台」について、
発達研究も交えながら詳しくお話ししています。
「抱っこは大切。」
でも、それだけではない。
そんな新しい視点を、ぜひ専門職の皆さんと共有できたら嬉しいです。
発売まであと12日。
「20年で忘れられないベビーサインエピソード」
ひいおばあちゃん、85歳。娘1歳そこそこ。年の差84歳でも、ベビーサインがあれば、【ミルク】ちょうだいや、【ありがとう】なんて会話がスムーズにできるんですよ。
(ベビーサイン協会認定講師やその生徒さんのエピソードです)
2026.07.07子育てが難しくなったのではない。 「大人が赤ちゃんを理解する機会」が減った。
最近、
「子育てって本当に大変ですよね。」
という言葉を、以前にも増して耳にするようになりました。
でも私は、
子育てそのものが昔より難しくなったというより、
赤ちゃんを理解する機会が減った
ことの方が大きいのではないかと思っています。
昔は、大家族が当たり前でした。
お兄ちゃんやお姉ちゃんが赤ちゃんのお世話をする姿を見て育ち、
近所にはいつも赤ちゃんがいて、
結婚する前から自然と赤ちゃんに触れる機会がありました。
赤ちゃんが泣くことも、
笑うことも、
眠ることも、
そんな日常を見ながら、
知らないうちに「赤ちゃんってこういうものなんだ」という感覚を身につけていたんじゃないでしょうか?
ところが今はどうでしょう。
核家族化が進み、
地域とのつながりも減り、
祖父母とも離れて暮らす家庭が増えました。
初めて赤ちゃんを抱くのが、
自分の子どもだったという方も珍しくありません。
つまり、
子育てが初体験なのではなく、赤ちゃんを見ること自体が初体験。
そんな時代になりました。
さらに今は、
困ったことがあると、
まずスマホで検索します。
もちろん、それはとても便利です。
でも、
検索結果は教えてくれても、
目の前の赤ちゃんの気持ちまでは教えてくれません。
同じ「泣く」でも、
眠いのか、
不安なのか、
伝えたいことがあるのか、
その答えは、
目の前の赤ちゃんの中にしかありません。
でも、どこか外にその答えを探そうとしてしまう。
だからこそ今、
専門職の存在がますます重要になっています。
お医者さん
助産師さん。
保育士さん。
看護師さん。
作業療法士さん。
言語聴覚士さん。
子育て支援センターの先生。
保護者は、
知識だけではなく、
「赤ちゃんってこういう存在なんですよ」
という見方を教えてくれる人を求めています。
私が20年以上ベビーサインを伝え続けてきて感じるのは、
ベビーサインは、手の形を覚えることよりも、
赤ちゃんを理解しようとする視点を育ててくれるものだということです。
そして、それはとっても楽しいって事も教えてくれます。
だから私は、
この考え方をもっと多くの専門職の皆さんと共有したいと思いました。
「20年で忘れられないベビーサインエピソード」
トイレトレーニングが進んで、便座でう○ちができるようになった息子。ある日、自分がしたう○ちを見て、【バナナ】のベビーサイン。確かに、バナナの形のう○ちでした。
(ベビーサイン協会認定講師やその生徒さんのエピソードです)
7月20日発売の
**「ベビーサインサポーター講座」**は、
赤ちゃんにベビーサインを教える方法ではありません。
赤ちゃんを、
“理解される存在”として見る視点
を一緒に学ぶ講座です。
発売まであと13日。
2026.07.06私は、ベビーサインを広めたいわけではありません。
ちょっと意外に思われるかもしれません。
20年以上ベビーサインを伝えてきた私が、こんなことを書くなんて。
でも、今の私が本当に広めたいのは、「ベビーサイン」という手の動きではありません。
私が広めたいのは、
**「赤ちゃんを見るまなざし」**です。
私はこれまで、何万人もの赤ちゃんと、そのご家族に出会ってきました。
ベビーサインを始めたばかりの頃は、とにかく可愛くて可愛くて…。
ぷくぷくの小さな手で、一生懸命に【もっと】や【ワンワン】を伝えてくれる姿を見て、
「こんなに素敵な育児があるんだから、みんなにも知ってほしい!」
そんな思いだけで走り続けていました。
でも、20年以上活動を続けてきた今、私の考えは少し変わりました。
赤ちゃんは、おしゃべりができないだけで、
何も考えていないわけではありません。
何も感じていないわけでもありません。
「見て!」
「わかって!」
「これが好き!」
「もう一回!」
そんな思いを、毎日、私たちに伝えようとしています。
でも、大人はつい、
「泣いたから、お腹すいたかな?」
「機嫌が悪いだけかな?」
そんなふうに、大人の都合で解釈してしまうことがあります。
もちろん、それが悪いわけではありません。
私たちは赤ちゃんの気持ちを一生懸命想像しながら育児をしています。
でも、もし、
赤ちゃんを**「理解される存在」**として見られるようになったら…。
育児はきっと、少し変わります。
私はベビーサインを通して、
「赤ちゃんって、こんなことを考えていたんだ。」
「こんなことを伝えたかったんだ。」
という瞬間を、何度も見てきました。
そのたびに感じるのは、
ベビーサインの価値は、
手の形ではなく、赤ちゃんを理解しようとする姿勢そのものにある。
ということです。
だから今回、初めて専門職の皆さんに向けた動画講座を作りました。
この講座は、
ベビーサインを教えるための講座ではありません。
赤ちゃんを、
“理解される存在”として扱うための視点
を共有する講座です。
助産師さん。
保育士さん。
作業療法士さん。
言語聴覚士さん。
子育て支援に関わるすべての方に届けたい内容です。
もし、この考え方に共感していただけたら、
ぜひ、必要としている方にも届けていただけたら嬉しいです。
発売まで、あと14日。
この2週間は、
「今、なぜ赤ちゃんとの関わり方を見直す必要があるのか」
をテーマに、少しずつお話ししていきます。
どうぞ、お付き合いください。
「20年で忘れられないベビーサインエピソード」
水族館に子どもを連れて行った日。水槽で泳ぐお魚を見ながら息子がしてくれたベビーサインは【食べる】。確かに、プリプリ新鮮なお魚はどれもおいしそうだった!
(ベビーサイン協会認定講師やその生徒さんのエピソードです)
7月20日発売
ベビーサインサポーター講座(全8回)
「赤ちゃんを理解する力」を、専門職の皆さんへ。
2026.07.01子どものやる気を育てる、本当の「ご褒美」とは?
前回の記事では、「アンダーマイニング効果」についてご紹介しました。
もともと好きだったことに外からご褒美を与え続けると、「好きだからやる」が「ご褒美のためにやる」に変わってしまうことがある、という心理学の研究です。
では、子どもの「もっとやりたい!」「もっと知りたい!」という気持ちは、いったい何によって育まれるのでしょうか。
私は、その答えは外から与えられるご褒美ではなく、子ども自身が感じる成功体験にあると思っています。
「できた!」
「わかった!」
「見つけた!」
「伝わった!」
そんな心が動く瞬間です。
大人から見ると小さな出来事でも、子どもにとっては次の一歩につながる大切な原動力になります。
赤ちゃんを見ていると、そのことがよく分かります。
まだ言葉を話せない赤ちゃんは、毎日、一生懸命に周りの人へ気持ちを伝えようとしています。
指を差したり、声を出したり、表情を変えたり。
そして、自分の気持ちにお父さんやお母さんが気づいてくれた瞬間、とてもうれしそうな表情を見せます。
「伝わった!」
この喜びがあるから、赤ちゃんはまた伝えようとします。
だからコミュニケーションは、誰かにやらされるものではなく、自分から何度でも挑戦したくなるものなのです。
ベビーサインも、まさに同じです。
赤ちゃんが何度もベビーサインを使うのは、ご褒美がもらえるからではありません。
サインをしたら、お母さんが笑顔で応えてくれる。
「りんごが欲しかったんだね。」
「わんわん、いたね!」
「もっと食べたいんだね。」
自分の思いが相手に伝わり、分かってもらえる。
その喜びそのものが、赤ちゃんにとって最高の”報酬”になっているのです。
そして、この「伝わった!」という経験は、単にコミュニケーションを楽しむだけではありません。
「もう一回やってみよう。」
「もっと伝えたい。」
「もっと知りたい。」
そんな気持ちを育てていきます。
私は、子どもの学びは、この小さな成功体験の積み重ねから始まるのだと思っています。
だから私たち大人が目指したいのは、「ご褒美で動く子」を育てることではありません。
子どもが自分の中で、
「楽しい!」
「できた!」
「分かった!」
「伝わった!」
そんな喜びを何度も味わえる環境をつくることではないでしょうか。
その積み重ねが、「もっとやってみたい」という内側から湧き上がる意欲を育て、生涯にわたって学び続ける力につながっていくのだと、私は信じています。
そして、おしゃべりできない時期からその意欲を育てる素晴らしいツールが「ベビーサイン」なんです。
ベビーサインのすべてがぎゅっと詰まった1冊
「ベビーサイン図鑑」








