2025.07.08話す前から準備OK!小椋先生の研究でわかる赤ちゃんの言葉の育み方
赤ちゃんの言葉が育つ関わり方 ~声かけ×ジェスチャー×ベビーサインで伝えるチカラを伸ばそう~
0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
1. ジェスチャーは「言葉の前言葉」だった!
小椋たみ子先生らの研究では、言葉を話す前の赤ちゃんでも、指さしや手のジェスチャーなどが豊かであるほど、その後の語彙や文法力が高くなる傾向があると報告されています 。
これは、「まだ話せないけど、伝えようとする力」は、脳の中で言語回路をどんどん育てている―そんな証拠なのです。
また、同じく小椋たみ子先生のこちらの論文では、18ヶ月で語彙理解数は200前後と書かれています。
こんなに理解しているのに伝える術がないって辛すぎますね。
↓娘1歳半 出張のキャリーケースに収まる↓
2. 聞いて、見て、まねて…言葉は“感じる”ところから育つ
赤ちゃんは、言葉を「聞く」だけでなく、声の抑揚・ママの口元・表情・ジェスチャーなど、たくさんの手がかりから意味をつかんでいます。
小椋先生も「育児語(いわゆる赤ちゃん言葉)」を調整しながら話しかけることで、子どもの語彙の習得を助ける傾向があると報告しています 。
例えば「いないいない…ばあ!」。
ただ聞こえる音以上に、ママのワクワクする表情と動きが言葉の意味を強く印象づけます。
だからこそ、「声に口に表情に…全部セットで伝えること」が、言葉の発達にはとても大切なんです。
3. 「伝えたい気持ち」を見逃さないで
まだ話せなかったりしても、赤ちゃんは「これが欲しい」「こうしてほしい」と強い気持ちを持っています。
指差しや体の動き、泣き方など、多くの手がかりから意思を伝えようとしているのです。
小椋先生らは、そうした赤ちゃんの「伝えたい!」という意図的なジェスチャーこそ、後の言語発達に欠かせないスタート地点だとしています 。
4. ベビーサインで「伝える力」に自信を
ここで活用したいのが、ベビーサイン。
「おっぱい」「もっと」「ねんね」など、日常によく出てくる言葉をサインにして教えることで…
-
赤ちゃんの「伝えたい」を的確に受け取れる
-
「伝わった!」という成功体験を増やせる
-
その成功が、次の言葉を引き寄せるエネルギーに!
乳幼児期の言語発達を研究する中でも、意図的なジェスチャーの豊かさが、後の語彙数や文法力に影響するという結果と、ベビーサインはまさに合致しています。
✅ まとめ:声かけ+ジェスチャー+ベビーサインで伝える力を育てよう
-
赤ちゃんはしゃべれなくても「聞いて」「見て」「感じてる」
-
その積み重ねが、言葉の回路を育てる
-
ベビーサインは、その回路をぐっと強くするサポート!
小椋先生らの研究でも裏付けられている「伝える力」を、ベビーサインを通して身につけていく。
それが、赤ちゃんの未来の言葉をグンと引き寄せてくれるのです。
***************
あなたも、愛の贈り物を届ける側になってみませんか?
ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。
↓資料請求はこちら↓
2025.07.07「どう育てる?」理想の子育て像と親の価値観のズレ
0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
「こんな子に育ってほしい」アメリカの親の願い
「どんな大人になってほしいですか?」
この問いに、アメリカの親たちの多くはこう答えました。それは、
「経済的に自立していること」と、
「楽しめる仕事をしていること」。
実に9割近くの親が、子どもの将来においてこの2つを重視しているというのです。
逆に、「結婚して家庭を持つこと」「子どもを持つこと」といった、これまで一般的だった“幸せのかたち”は、20%前後と低い数字にとどまりました。
子ども自身が「人生を自分で選べる」こと、それを親が尊重する時代に変わってきているのかもしれません。
日本では、現役主婦300人に聞いたこんなアンケートがあります。
そこで堂々の1位は
思いやりのある子に育って欲しい。
なんだかすごく日本人らしいというか、上記のアメリカの調査の結果と期待する視点が違ってなるほどですね。
ちなみに、社会で自立できる子になって欲しいは、日本のアンケートでは4位でした。
教育への期待は人種や文化でも違う
この調査では、子どもの大学進学の必要性についての考え方にも、大きな違いが見られました。
アジア系の親では約70%、ヒスパニック57%、黒人51%、そして白人では29%が、「大学進学は非常に重要」と答えています。
この違いの背景には、文化的な価値観、教育へのアクセス、社会的地位への期待など、さまざまな要素が関係していると考えられます。
子どもの未来を考えるとき、「何を重視するか」は家庭によって本当にさまざま。私たち自身の“親としての価値観”も、問い直してみたくなります。
私は、人間関係の幅が大いに広がる場所として、働き始める前に「大学」という場所に身を置くことはとても大切だと考えてます。そして、その前後の時期にできたら海外でも生活して、さらに視野を広げて欲しいと思いますね。
↓息子、高校1年間ニューヨーク行ってました~↓
「自分の親と同じように育てたい」って思う?
あなたは、自分が育てられたように、わが子も育てたいと思いますか?
調査によると、
「自分の親と似たように育てたい」と思っている人が43%、
「違う方法で育てたい」と思っている人も44%。
ほぼ半々という結果でした。
「もっと自由にさせてあげたい」
「昔のように厳しくするのはいや」
「もっと愛情を言葉で伝えたい」
そんなふうに、親世代との違いを感じている方も少なくないのではないでしょうか。
でも、違っていてもいいのです。
親も、育児も、時代とともに変わっていくもの。
大切なのは、“自分らしい子育て”を、家族で一緒につくっていけること。それは、正解がないからこそ、豊かで深いものになるのだと思います。だから、難しいとも言えますけど・・・
おしゃべりできる前からベビーサインで、「会話」をしてきた親子なら、迷った時に、しっかり話し合える親子関係になれているのかなと思います。
***************
あなたも、愛の贈り物を届ける側になってみませんか?
ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。
↓資料請求はこちら↓
2025.07.06オレンジエプロン集会=ベビーサイン協会サマーコンファレンス@2025
0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
ひとりじゃない。共に学び、共に笑う——ベビーサイン協会のサマーコンファレンス
ベビーサイン協会では、年に一度、全国の講師が集う「サマーコンファレンス」を開催しています。
今年も、名古屋・大阪・東京、そしてオンラインと、各地で無事に開催を終えることができました。8月30日に福岡会場がまだあるんだけど・・・・
ベビーサインを心から愛する講師たちが、協会カラーのオレンジのエプロンをまとい、てってちゃんのパペットを手に笑顔で集まる光景は、まさに圧巻。
その場にいるだけで、「この仕事が好き」「この仲間と一緒に頑張りたい」という気持ちがあふれてきます。
昨年の20周年の関連ブログ記事・記念動画はこちら
一人じゃないから、続けられる
地方でたった一人で活動している講師もいれば、長年活動してきたベテラン講師、そして今年認定を受けたばかりのフレッシュな仲間もいます。
経験や立場は違っても、
「どうすれば、もっとたくさんのご家庭にベビーサインを届けられるだろう?」
「困っているママたちに、どう寄り添っていけるだろう?」
そんな共通の想いを胸に、時間を忘れて語り合います。
ベビーサインを通して赤ちゃんと家族を支えたい——その願いが、年に一度このコンファレンスでひとつになるのです。
↑東京会場
協会だからこそ得られる“学び”と“つながり”
当日は、前年度の活動報告や今後の方針の共有のほか、今年度特に活躍してくれた講師数名による実践報告も行われました。
名古屋会場
名古屋会場
惜しげもなくノウハウや工夫を分かち合ってくれるその姿に、「私も明日から頑張ろう」と背中を押される瞬間がたくさんありました。
大阪会場
大阪会場
大阪会場
協会に所属しているからこそ、信頼できる仲間と出会える。共に学び、共に悩み、共に喜べる環境がある。
東京会場
東京会場
ベビーサインを教える人として、ひとりじゃないと感じられる場所がここにはあります。
もっと知ってほしい、この“輪”の中へ
↓オンライン
***************
あなたも、愛の贈り物を届ける側になってみませんか?
ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。
↓資料請求はこちら↓
2025.07.05赤ちゃんができるようになった!「乗り物ベビーサイン」ランキングTOP10
0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
男の子でも女の子でも、「乗り物大好き!」
今回は、実際にベビーサインを使って“乗り物”を伝えてくれた赤ちゃんたちのランキングをご紹介します!
サイン選びの参考にもなりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ランキング10位~6位
ランキング5位~1位
🚌第5位:バス
🚁第4位:ヘリコプター
これは、なかなか発音が難しいので長く使えるベビーサインですよ!
🚗第3位:自動車
日常でよく見かkる乗り物だから、教えやすいし覚えやすい。
手の動きも簡単なので、是非やってみて下さいね。
🚃第2位:電車
息子が大好きだった電車。
ちょっとおしゃべりできるようになってからは「しゃぽー」って言いながらベビーサインしてました。蒸気機関やのイメージですね。
お次は「電車」。
駅のホームや踏切で電車を見かけるたびにサインで教えてくれる赤ちゃんも!
「ガタンゴトン」「しゅっしゅっぽっぽ」の音に反応してやってくれる姿に、家族中がにっこり。
✈️第1位:飛行機
堂々の1位は飛行機。
なかなかこの指の形は難しいのですが、多くの赤ちゃんは人差し指1本にしてやってくれるようになりますよ。
***************
あなたも、愛の贈り物を届ける側になってみませんか?
ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。
↓資料請求はこちら↓
2025.07.04「子育てって、思ったより…大変!」リアルな親の声
0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
「こんなはずじゃなかった!」という親の本音
子育てを始める前は、
「大変だけど、きっと楽しい」
「なんとかなるはず」
そんなふうに思っていた方も多いのではないでしょうか?
でも、アメリカの調査では、62%の親が「子育ては思っていたよりも大変だった」と答えています。
そのうちの約4人に1人が「かなり大変だった」と感じているという結果に、
私は「これは日本でも同じでは?」と、深くうなずいてしまいました。
特に日本の母親は、家事・育児・仕事のバランスに加え、
「ちゃんとしなきゃ」「いい母親でいなきゃ」
といったプレッシャーを抱えやすい傾向があるんじゃないかな?
そんなに頑張らなかった私も、主人に「赤ん坊がこんなにすんなり寝ないなんて聞いてないんだけど!」って文句言ったことがありますから
「私、ちゃんとできてる?」自己評価は意外と高い?
ところが興味深いのは、大変だと感じている一方で、
アメリカの親の多くが自分の育児にポジティブな評価をしているという点。
なんと、64%の親が「自分はとても良い親である」と感じており、特に高所得の家庭や黒人・白人の親ほど、自信を持っている傾向があります。
これは、「がんばっている自分を認める力」が強いからなのかもしれません。
子どもに対して「あなたはそのままで大丈夫」と言うように、親自身も「がんばっている自分」にOKを出してあげる。それが、育児の中で自分らしさを保つ秘訣なのかもしれませんね。
ここは、日本人苦手な人、多そうですよね・・・
そもそも世界的に見ても自己肯定感が低い傾向にある国民性だから、「頑張っている自分を認める」っていうのが、ハードル高そう・・・
日本のママ・パパにもある「がんばりすぎサイン」
「疲れていても休めない」
「イライラしちゃいけない」
「周りと比べて落ち込む」……
そんな気持ちが心の中にあったら、もしかしたらあなたも“がんばりすぎ”かもしれません。
アメリカの親たちも、41%が「育児は疲れる」と答えており、特に子どもが未就学児の場合は、その割合が57%にものぼります。
ベビーサインのクラスでも、ママたちが
「今日は子どもにイライラしてしまった」
「自分の時間がなくてつらい」と話してくれることがあります。
そんな時こそ、「ひとりでがんばらなくていいよ」と伝えたい。育児に正解はありません。完璧じゃなくていい。疲れた日は、ちょっと手を抜いてもいい。
自分にそう言える余白が、子どもとの関係にもきっとやさしさをもたらしてくれると思うのです。
もし、今のままで大丈夫!って声かけが必要になったら、ベビーサイン教室に遊びに来て下さいね。オレンジエプロンの講師が笑顔で迎えてくれますよ。
***************
あなたも、愛の贈り物を届ける側になってみませんか?
ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。
↓資料請求はこちら↓
2025.07.03「子どもの心が心配…」アメリカの親たちが最も恐れていることとは?
0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
子育てで一番の心配ごとは?
-
「いじめ」「薬物」「学力の低下」――
子どもを育てる中で、どれも気になる問題ですよね。でも、アメリカで行われた最新の調査では、それらよりも多くの親が心配していることがありました。
それは、**子どもの「メンタルヘルス(心の健康)」**です。米国Pew Research Centerの調査によると、アメリカの親たちの約4割が「子どもが不安やうつになること」を“非常に心配している”と答えています。
これは、「薬物の乱用」「ティーンエイジャーの妊娠」など、従来大きな問題とされていた項目よりも上位にきています。
子どもの心の不調は、以前にも増して「どの家庭にも起こりうる身近な問題」になっているようです。
メンタルヘルスの心配は家庭でも話されている?
ベビーサインで会話をする子ども達を20年以上見てきて思うのは、赤ちゃんの頃から、おしゃべりができなくてもいっぱい感じて、考えている事があるっていう事!
**子どもたちは小さな頃から“心の中で何かを感じている”**のです。
けれど、言葉にできない感情や不安は、大きくなるにつれて表に出しづらくなることがあります。
今、アメリカでは思春期の子どもたちのうつ症状が社会問題にまでなっており、SNSの影響や、学業・人間関係のプレッシャーが複雑に絡んでいると言われています。
親ができる「小さな心のケア」
では、親にできることは何でしょうか?
それは、「困ったときに話しかけられる関係」を、小さいうちからつくっておくことです。
そのためにはやっぱりベビーサイン
赤ちゃんのうちから、ベビーサインやスキンシップを通じて「わかってもらえる」「伝えられる」という体験を積むことで、子どもは安心して自分の気持ちを表現できるようになります。
「泣いたら抱っこしてくれた」
「伝えたら応えてくれた」その繰り返しが、のちのち大きな“心のバリア”をつくらない下地になります。
ベビーサインで育ったわが子たちとは、小学校、中学校、高校と学校生活や環境、お友だち関係が変る中でも、ちょっと元気がないな、なんかあったのかな?というときに、自然と会話ができる関係がありました。
心を開いてくれるのに、時間がかかることもありましたが、それでもその時間も焦らず待つを繰り返す事で、心を開いてくれるものです。
小さな虐めや学校に行きたくない気持ちも、気づいて受け止めて話を聞く事ができたからこそ、大きな問題に発展しなかったのだろうと、今は思えます。
アメリカの親たちの不安は、実は私たち日本の親にとっても他人事ではありません。
子どもの「心の声」に耳を澄ます育児、あなたの中にも取り入れてみませんか?
そのスタートにベビーサイン、おすすめですよ。
***************
あなたも、愛の贈り物を届ける側になってみませんか?
ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。
↓資料請求はこちら↓
2025.07.02【赤ちゃんが夢中!】ミリオンセラー絵本TOP10と人気のヒミツ
赤ちゃんが大好きな絵本って?
〜ミリオンセラー絵本ランキングから見る人気の秘密〜
0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
0歳〜1歳向けのミリオンセラー絵本ランキングTOP10
-
『いないいないばあ』(松谷みよ子):約735万部
いないいないばあ (松谷みよ子 あかちゃんの本)Amazon(アマゾン) -
『ぐりとぐら』(中川李枝子):約551万部
ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)Amazon(アマゾン) -
『はらぺこあおむし』(エリック・カール):約444万部
はらぺこあおむしAmazon(アマゾン) -
『だるまさんが』(かがくいひろし):約354万部
だるまさんがAmazon(アマゾン) -
『しろくまちゃんのほっとけーき』(わかやまけん):約362万部
しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)Amazon(アマゾン) -
『ねないこだれだ』(せなけいこ):約334万部
ねないこだれだ (いやだいやだの絵本)Amazon(アマゾン) -
『てぶくろ』(ウクライナ民話):約333万部
てぶくろ (世界傑作絵本シリーズ)Amazon(アマゾン) -
『おおきなかぶ』(ロシア民話):約327万部
おおきなかぶAmazon(アマゾン) -
『じゃあじゃあびりびり』(まついのりこ):約320万部
じゃあじゃあびりびり (まついのりこ あかちゃんのほん)Amazon(アマゾン) -
『きんぎょがにげた』(五味太郎):約317万部
きんぎょが にげた (幼児絵本シリーズ)Amazon(アマゾン)
人気の秘密は“音”と“まねっこ”と“安心感”
皆さんはこのリストの中でどれくらい読んだ事がありますか?
お子さんのお気に入りはどれでしょうか?
わが家は2人とも
・きんぎょがにげた
・じゃあじゃあびりびり
が大好きでした。
娘は
・はらぺこあおむし
も好きでしたね~
このトップ10には、赤ちゃんが大好きな要素がぎゅっと詰まっています。
✔ 音やリズムが楽しい:『だるまさんが』『じゃあじゃあびりびり』などは、擬音やリズムで赤ちゃんの耳を刺激
✔ 繰り返し構造で安心:『いないいないばあ』のような短いことばの繰り返しは、聞いたことがある!それ、知ってる!って思えて赤ちゃんも安心
まずはお気に入りの一冊を一緒に読んでみよう
「どれを選べばいいの?」と迷ったら、今回ご紹介したランキングから選んでみてください。
赤ちゃんと一緒にページをめくり、笑い合える時間は、何にも代えがたい育児の宝物になります。
そして、もし「もっと赤ちゃんとわかり合いたい」「気持ちを知りたい」と思ったら、ベビーサインを取り入れることも、きっと育児の大きな味方になってくれますよ。
***************
あなたも、愛の贈り物を届ける側になってみませんか?
ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。
↓資料請求はこちら↓
2025.06.30うつ伏せイヤイヤ期!泣いちゃう赤ちゃんにできる3つの工夫
うつ伏せ嫌いの赤ちゃんもOK!心配しすぎず付き合うコツ
0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
生後3ヶ月、「うつ伏せイヤ!」のサインが出たら?
「せっかく寝返りの練習をしようとしたのに泣いちゃった…」
そんな経験ありませんか?
実は、生後3ヶ月ごろの赤ちゃんがうつ伏せを嫌がるのは、とっても自然なことなんです。
首がすわりきっていないこの時期、「うつ伏せ」はまだちょっとレベルの高い体勢なんですよ。
科学でわかる「うつ伏せがイヤな理由」
赤ちゃんは、首を持ち上げる筋力、バランス感覚、視覚の発達などがまだ途上。
つまり、
🔹頭が重い
🔹視界が不安定
🔹お腹が苦しい
こんな状態で「なんかイヤ~😢」となって当然なんですね。
うつ伏せイヤ期に試したい!3つのコツ
① 親の体の上でうつ伏せ
ママやパパの胸の上に赤ちゃんをうつ伏せにしてみましょう。
赤ちゃんにとっては安心できる音・におい・温度がそろった環境。自然と頭を上げようとする姿が見られますよ!
② 短時間×こまめに
いきなり1分以上のうつ伏せはハードルが高い!
5秒、10秒からでOK。1日数回、ちょこちょこ取り入れて“慣れ”を作りましょう。
③ おもちゃや声かけで「楽しい時間」に
顔の前に好きなおもちゃを置いたり、「すごいね~!」と声かけすることで、ポジティブな体験として記憶に残ります。
改めて学ぶと、わが子と一緒にあんまりこういう事やってなかったな・・・と反省。うつ伏せさせてみて、ちょっと嫌がったら、可哀想だな~ですぐに止めてた記憶が
うつ伏せタイムは「親子のコミュニケーション」に
赤ちゃんにとって「うつ伏せ」は、運動だけじゃなく親との関わりの時間でもあります。
赤ちゃんの様子(表情や手足の動き)をよく見て、「もうちょっといけるかな?」「今日はやめとこうか」と対話しながら進めることが大切です。
ママの観察力、大事~
うつ伏せができなくても焦らないで!
赤ちゃんの発達には個人差があります。
「○ヶ月なのに、まだ首が上がらない」などと焦らずに、「今日はここまでできたね!」と成長を一緒に喜ぶことがなによりのサポートです。
こうやってねんねの頃からわが子の様子をよく見ながら、赤ちゃんと関わる事ってとても大切。
のちにベビーサインをスタートする時にも、親子で関わったベースってとっても大事になりますからね。
うつ伏せが楽しくなる3つの工夫、是非取り入れて見ましょう。
↓2ヶ月の息子を肩に担ぐわたし 多少うつ伏せの練習になったかも???↓
***************
あなたも、愛の贈り物を届ける側になってみませんか?
ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。
↓資料請求はこちら↓
2025.06.260歳から絵本が“効く”理由5つ! 絵本が大好きな子に育つヒミツ
0歳でも絵本が大切な理由5つ
~絵本とベビーサインが育む“心と言葉の土台”~
0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
【1】絵本は「ことばの世界」のはじまり
赤ちゃんは、まだおしゃべりできなくても、
耳からたくさんのことばを吸収しています。
絵本を読んでもらう時間は、
語りかけやリズムのある音のシャワーを浴びるようなもの。
普段私たちが日常でしゃべる言葉ってかなり限られているんですよ。
でも、絵本の力を借りたら、大人の語彙力に関係なく、豊富な語彙を赤ちゃんに届けてあげる事ができます。
この「聞く経験」が、やがて「話す力」の土台になるのです。
【2】絵と言葉が“つながる”体験になる
「わんわん」「ぶーぶー」
赤ちゃんにとって、言葉と絵が一致するのは実はとってもすごいこと!
繰り返し絵本を読むことで、赤ちゃんは「見たものに名前がある」ことに気づいていきます。
これが“カテゴリー化”のはじまり。ことばの意味を知る第一歩なんです。
【3】ぬくもりの中で、安心が育つ
絵本を読む時間は、親子の心がぴったりくっつく時間。
抱っこしながら、優しい声で読み聞かせるだけで、
赤ちゃんは「大好きな人の声」を通して、安心感を得ています。
これは、情緒の安定や信頼感の育ちにもつながります。

【4】絵本のリズムが「まねっこ」を促す
絵本には「いないいないばあ」や「ぽんぽんぽん」など、リズムや擬音語がいっぱい。
赤ちゃんはこうした音のリズムや繰り返しが大好き。
思わず体が動いたり、声を出したりと、まねっこが増えていきます。
これが後の発語やベビーサインにもつながるんです。
【5】ベビーサインとの相性が抜群!
絵本を日常に取り入れて、繰り返し読んで行く事で、ある日、理解して使えるようになった「ベビーサイン」と「絵本の絵」が繋がるようになります。
ボールやお花、お月さまなどを絵本で見つけると、「これ、知ってるよ!」ととてもうれしそうに赤ちゃんが、ベビーサインで伝えてくれるようになります。
ベビーサインで育ったお子さんの91%が「絵本が好き・大好き」に育つ!という協会のアンケート結果もあるほどです。
絵本×ベビーサインで、心もことばもグンと育つ!
0歳からの絵本は、ただ読み聞かせるだけじゃない、“親子で感じ合う時間”。そこにベビーサインが加わることで、赤ちゃんが自分の気持ちを伝えられるようになり、親も「わかってあげられた!」という喜びが生まれます。
まずはお気に入りの1冊と、ひとつのサインから
「読むのが苦手…」
「どんな絵本を選べばいいのかわからない…」
そんな方も大丈夫。
ベビーサイン教室では、絵本の楽しみ方や、絵本と一緒に使えるサインも紹介しています。
お気に入りの1冊と、ひとつのサインから、親子のやりとりがもっと楽しくなりますよ。
***************
あなたも、愛の贈り物を届ける側になってみませんか?
ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。
↓資料請求はこちら↓
2025.06.191歳ごろに急増!赤ちゃんのかみつき対策は“ことばの代わり”を教えることだった
『えっ!?うちの子がかみついた!?〜1歳ごろから始まる「かみつき」行動のホントの理由〜』
0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
かみつきって、うちの子だけ?
1歳ごろになると
「急に他の子をかんだ!」
「ママの腕に歯形が…!」
という声が増えてきませんか?
でも、それは決して「性格が悪い」とか「しつけがなってない」からではありません。
「かみつく」ことにも、きちんと理由があります。
むしろ、それは心や体が成長している証拠でもあるのです。
かみつきの背景にあるのは“未発達な感情のコントロール”
赤ちゃんの脳や情緒の発達はめざましいですが、1歳前後ではまだ言葉で気持ちを伝えるのが難しい時期。
そのため…
-
「イヤ!」がうまく言えない → かむ
-
「かまってほしい!」が言えない → かむ
-
不安やストレス → かむ
-
自分の気持ちが爆発しそう → かむ
…というふうに、**「かむ=気持ちの表現」**になってしまうことがあります。
これは言葉が未発達な時期に見られる一時的な現象で、珍しいことではありません。
よくある“かみつき”の原因5つ
-
自分の思いが伝わらないストレス
→ 「おもちゃ貸して」が言えずにかむ -
イヤイヤの気持ちの爆発
→ 「やめて!」の代わりにかむ -
かまってほしい・注目してほしい
→ ママやお友だちにかむことで注目される -
歯がむずむずしている
→ 噛む感覚が気持ちいいのでくせになる -
単なる“おもしろがり”や反応を試す遊び
→ 「かんだらどうなるかな?」の好奇心
対処法① まずは冷静に
かまれたとき、感情的に怒鳴る・叱るのはNG。
赤ちゃんはまだ「良い・悪い」が十分に理解できません。
🔹 落ち着いて「かむのは痛いよ」「それはやめようね」と伝えましょう
🔹 感情を代弁:「貸してって言いたかったのかな」「イヤだったんだよね」
🔹 共感+説明が大事:「気持ちはわかるけど、かむのは違うよ」
対処法② 「伝えられる力」を育てていこう
赤ちゃんがかまなくなるには、「ことば」や「別の表現手段」が必要です。
そこでお勧めなのが・・・
✅ ベビーサイン!
たとえば…
など、手で気持ちを伝えられると、かむ必要がなくなってくるのです。
言えなくても、伝わる。
それが赤ちゃんにとって一番の安心と自信になります。
対処法③ 身体感覚を満たす遊び・スキンシップ
赤ちゃんは「触れる・押す・引っ張る・噛む」といった感覚的な刺激が大好き。とくにかむ癖が強い子には、触覚・口の刺激が満たされていない可能性も。
-
ガーゼやおしゃぶりなど安全な「噛んでいいもの」を用意する
-
ふれあい遊び・マッサージでスキンシップをたっぷり
-
体をいっぱい動かして、エネルギーを発散できる環境を
まとめ:「かむ」は“言葉のかわり”のサイン
赤ちゃんの「かみつき」行動は、まだうまく伝えられない気持ちの表現です。わが子で経験がないので、あまり知らなかったのですが、きっと困っている方もいるはず!
だから、ぜひ、ことばの準備運動=ベビーサインや、たっぷりのスキンシップを取り入れて、赤ちゃんの「伝えたい!」気持ちを支えてあげてくださいね。
あなたも、愛の贈り物を届ける側になってみませんか?
ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。
↓資料請求はこちら↓