
2025.05.19赤ちゃんが“話さなくても話してる”って本当?ベビーサインの誤解と真実
「赤ちゃんが話し出すタイミング」
0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
「便利すぎておしゃべりが遅くなる」って本当?
ベビーサインをしている赤ちゃんを見て、
「ベビーサインって便利すぎて、しゃべらなくなるんじゃない?」
なんて言われることがあります。
これ、ホントでしょうか?それともウソ?
もし仮に、ベビーサインをとっても上手に使っている赤ちゃんに
「今日からベビーサインは禁止ね!」と伝えたら…
その日から突然ペラペラおしゃべりし始めるのでしょうか?
―― 答えは、NOですよね。
赤ちゃんは“話したくなったら話す”のが自然
赤ちゃんがおしゃべりを始めるタイミングは、
ベビーサインをしていてもしていなくても、
赤ちゃん自身が決めるもの。
私たち日本ベビーサイン協会では、
「その子が“話したい”という気持ちになって、身体の準備も整ったときに自然に言葉が出る」
という考え方を大切にしています。
ベビーサインを使っている赤ちゃんは、
まだ言葉は出ていなくても、すでに「言語でのコミュニケーション」を始めています。
ただその表現手段が、「声」ではなく「手の動き」なんです。
これは、音声言語の前段階としてとても大切なステップなんです。
言葉の準備ができたら、サインは自然に言葉に変わる
9か月からベビーサインを始めた息子さんは、現在2歳8か月。(このエッセイを書いてもらった時点の月齢です。)
発語が早く、言葉が豊かで、自分の気持ちをうまく伝えられるおかげで、イヤイヤ期も穏やかに過ごしているそうです。
のびのびと人と関わり、コミュニケーションを心から楽しめる――そんな姿は、赤ちゃんの頃から「気持ちを伝え、理解してもらえる安心感」の中で育ってきた証ではないでしょうか。
「私の目標は、子どもも親も安心して幸せに暮らせること。家庭の中が平和であれば、社会もきっと平和になる」
その想いから、彼女は、ベビーサイン講師としての一歩を踏み出してくれました。
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ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
この文章は、ベビーサイン講師資格取得プログラムに応募してくださった方の想いを、一部ご紹介したものです。
ベビーサイン講師になるきっかけは人それぞれですが、共通しているのは「赤ちゃんとその家族の幸せを願う気持ち」。
あなたの中にも、似たような想いがあると感じたなら、ぜひ一歩を踏み出してみてください。
私たちベビーサイン協会は、そんなあなたを心から応援しています。
舌や喉などの発話に必要な筋肉が発達し、心の準備も整ってくると
赤ちゃんたちは、今まで使っていたベビーサインを“声”に置き換えはじめます。
【もっと】のサインをしていた赤ちゃんが、
ある日「もっと」と声に出す——
そんな素敵な成長の瞬間が、自然とやってくるのです。
だからこそ、焦らずに、赤ちゃんとの“お手てでの会話”をたっぷり楽しんでください。
ベビーサインは、言葉への橋渡し。
「話し始めるのを待つ」のではなく、「伝えようとする気持ちを育てる」ための、
とても優しくてあたたかなコミュニケーション方法なのです。
赤ちゃんとの毎日をもっと楽しく、
もっと深くつながる時間にしませんか?
ベビーサイン体験クラスでは、
実際にサインを使って赤ちゃんと「通じ合う」
感動を体験していただけます。
🍼「まだ言葉が出ないけど、何を思っているのかな?」
👶「もっと赤ちゃんの気持ちを知りたい!」
そんな想いがある方は、ぜひ一度体験クラスに遊びに来てくださいね。
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