2025.07.23育児に自信が持てた瞬間。私がベビーサイン講師を目指す理由
ベビーサインがくれた、あたたかな記憶とこれからの夢(Sさんの課題エッセイから)
0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
偶然の出会いがくれた、親子の幸せな記憶
長男を育てていた2008年。育児に戸惑いながら過ごしていた日々の中で、たまたま手に取った育児雑誌に載っていた「ベビーサイン」の文字。
見様見真似で取り入れてみたところ、まだ話せない息子と交わせた数個のサインが、想像以上にうれしく、楽しく、心が通じ合う幸せを感じさせてくれました。
教室に通っていたわけでもなく、本格的な知識があったわけでもない。
それでも、あの時の「通じた!」という瞬間の記憶は、今でもあたたかく残っています。
療育の現場で再確認した、ジェスチャーの力
その後、私は児童発達支援センターで児童指導員として働き始めました。
そこには、聴覚より視覚での理解が得意な子や、言葉が不明瞭で伝わりにくい子も多くいました。
ある日、ジェスチャーを伝えたことで、その子の表情がみるみる明るくなり、気持ちの安定や自己表現力が大きく変化したのを目の当たりにしました。
「もっとたくさんのジェスチャーがあれば…」
そう思った時にふと、あの“ベビーサイン”の存在を思い出したのです。
三男を出産したこともあり、今こそきちんと学び直したいという気持ちが強くなり、まずはオンラインでアドバイザー講座を受講。
けれどそれだけでは物足りず、認定講師講座に挑戦しました。
赤ちゃん軸のコミュニケーションが、親子の一生の宝物に
学びを深める中で、ベビーサインは単なる「しぐさ」ではなく、**赤ちゃんにとっての“言語”**であることを強く感じました。
大切なのは「ママが教えること」ではなく、赤ちゃんの伝えたい気持ちを引き出し、受け止めてあげること。
その視点に立つことで、親子の関係は格段に深く、豊かになります。
使える時期は限られているけれど、その短い間に交わされる“サインでの会話”は、きっと一生の宝物になります。
完璧な子育てなんて、誰にもできません。
でも、ベビーサインを通して笑顔が増える家庭があるなら、そのお手伝いがしたい。私が講師になりたい理由は、まさにそこにあります。
「赤ちゃんがもっとママを好きに」
「ママがもっと赤ちゃんを愛しく」
そんな親子の毎日を、そっと支える存在になれたらと思っています。
ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。
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