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2026.02.08なぜ2歳は爆発するのか?

― 脳と心の発達から見るイヤイヤ期 ―

「どうして、こんなに怒るの?」
「さっきまでご機嫌だったのに…」

 

イヤイヤ期まっただ中の親御さんから、
本当によく聞く言葉です。

 

でも、実はこれ。
性格でも、しつけでもありません。

 

理由はとてもシンプルで、
赤ちゃんの脳と心が、ちょうど大きく成長している途中だからです。

 


0歳から始まっている、心の土台づくり

赤ちゃんの心の成長は、
イヤイヤ期になって突然始まるわけではありません。

画像

 

▶ 生まれて〜6か月頃

赤ちゃんは、泣くことで
「おなかすいた」「気持ち悪い」「さみしい」を伝えます。

 

そして、泣いたら応えてもらえる経験を重ねることで、
「この世界は安心できる場所だ」
という感覚を育てていきます。

 

抱っこ、声かけ、目と目を合わせること。
この積み重ねが、親子の信頼関係の土台になります。

 


▶ 6〜9か月頃

後追い、人見知り、場所見知りが始まります。

 

同時に、
ママやパパの表情をじっと見て、
「今は大丈夫かな?」
「これはやっていいのかな?」
と気持ちを読み取る力が育っていきます。

 

この頃の大切な成長を**「共同注意」**といい、
のちに言葉を理解し、使うための大切な土台になります。

 


▶ 1歳頃

行動範囲が一気に広がり、
「やってみたい!」気持ちが爆発します。

 

・親の顔色を見ながら挑戦する
・「ダメ」と言われても、もう一回やってみる
・あっさり諦める子、粘る子

 

ここで、個性がはっきり出始めます。

 


1歳半〜2歳で起きていること

 

この頃の子どもの心の中は、
実はかなり忙しい状態です。

  • 自分でやりたい

  • でも、ちょっと不安

  • 助けてほしい

  • でも、手を出されるのはイヤ

 

相反する気持ちが同時に存在しています。

さらに問題なのが、
まだそれを言葉でうまく説明できないこと。

 

だから出てくるのが、
「イヤ!」
という、万能ワード。

 


脳の発達が追いついていない

イヤイヤ期の爆発には、
脳の発達が深く関係しています。

 

感情をコントロールする
**「前頭前野」**は、まだまだ未熟。

 

大人のように
「まあ、いいか」
「あとでやろう」
と気持ちを切り替えることができません。

 

思い通りにならなかった瞬間、
感情がそのまま外にあふれてしまうのです。

 


イヤイヤ期は「困った時期」ではない

ここまで読むと、
少し見方が変わりませんか?

 

イヤイヤ期は、
✔ 自我が育っている
✔ 考える力が伸びている
✔ 感情が豊かになっている

 

成長のど真ん中です。

 

ただ一つ足りないのは、
「伝える手段」。

とはいえ、毎日、毎日となると辛いですよね・・・
そんなときに、先輩ママたちはどうやって乗り越えた?
そんなエピソードと方法を次回以降でお伝えしたいと思います。

 

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