2025.11.26娘とのベビーサインがくれた、育児の安心と居場所
こんにちは。ベビーサイン協会代表理事の吉中みちるです。今日は、ある講師の「ベビーサイン講師になるまでの軌跡」を紹介します。提出してくれたエッセイに基づいて書いていきますね。
「ベビーサインが通じた日」から、すべてが動き始めた
まだ言葉が出ない頃の娘と、手の動きだけで少しずつ気持ちが通じ合っていく——。あの瞬間の衝撃と喜びは、今でも鮮明に覚えています。
最初は半信半疑でした。「本当に伝わるのかな?」と。
でも、娘が一生懸命サインで気持ちを伝えようとする姿、こちらの言葉をベビーサインで返してくれる瞬間に、私は心から思ったんです。
「こんな世界があったなんて…!」
特に驚いたのは、「ありがとう」や日常のあいさつを自然にベビーサインで表現するようになったこと。
“まだ教える月齢じゃない”と思い込んでいたことも、ふだんの関わりの中でしっかり伝わっていたんですね。
この体験を通して、
「ベビーサインの楽しさと素晴らしさを、もっと多くのママやパパに届けたい」
という気持ちが、静かに、でも確実に芽生えていきました。
子育ての「居場所」があったから、今度はつくる側に
私が通っていたベビーサイン教室は、単なる“習いごと”ではありませんでした。子育ての悩みを気負わず話せる、ちょっと肩の力が抜けるような場所だったんです。
気軽に相談できる相手が身近にいなかった私にとって、
「安心して話せる居場所」 は本当に貴重で、心強い存在でした。
だからこそ、同じように孤立しがちなママたちにも、
そんな場所をつくれる側になりたい——。
その思いが、少しずつ膨らんでいきました。
さらに、私は仕事で療育支援に携わり、大学院では「言葉の発達」を研究していました。その経験から、
「視覚的なサポートがあると、言葉の発達がスムーズになる子がいる」
ということを強く実感していました。
特に、ことばの理解に時間がかかるお子さんにとって、ベビーサインは大きな助けになります。
この確信が、講師として本格的に学びたいという気持ちを後押ししてくれました。
ベビーサインは、私の“お守り”
今、娘と向き合う毎日の中で思うのは、
ベビーサインがあるだけで「大丈夫」と思える場面が増えた ということ。
言葉がまだ出ていなくても、サインを通じて気持ちが伝われば、お互いに安心できます。その積み重ねが、育児の不安をそっと軽くしてくれるんです。
ベビーサインは、私にとって小さな“お守り”のような存在。
だからこそ、この安心感やあたたかさを、
これからママ・パパになる方、子育て真っ最中の方にも届けたい。
そんな思いで、私はベビーサイン講師育成プログラムに参加することを決めました。
あなたの経験も、誰かの力になる
いかがでしたか?
もし今、
「自分の経験を活かしたい」
「子育てを応援したい」
「もっとできることがある気がする」
そんな気持ちが少しでもあるなら、
ベビーサインの講師資格を取得する学びは、きっとあなたに新しい可能性と気づきをくれるはずです。
あなたの想いは、必ず誰かの支えになります。
ベビーサインを通じて、一緒にその第一歩をつくっていきませんか?
2025.11.220歳から読み聞かせは効果あり──アイルランド研究が示す「赤ちゃんの力」
「読み聞かせって、いつから始めればいいですか?」
これ、よくいただく質問のひとつです。
私の答えはいつも同じ。
「思い立ったその日から。どんなに早くても大丈夫です」
なぜそう言い切れるのか?単純に私が絵本大好きって事もあるんですが、
赤ちゃんの脳とことばの発達に関する研究、そして20年以上ベビーサインに関わってきた現場での経験の両方にちゃんと裏づけがあります。
■ 0歳からの読み聞かせで、赤ちゃんはすでに育つ
アイルランド経済・社会研究所(ESRI)の Aisling Murray 博士らが行った研究があります。
論文:
“Does reading to infants benefit their cognitive development at 9-months-old?”
(乳児への読み聞かせは9か月児の認知発達にプラスの影響を与えるか?)
大規模な出生コホート調査「Growing Up in Ireland」のデータを用いて、
0歳の赤ちゃんに読み聞かせをしている家庭とそうでない家庭を比較したところ、
-
“問題解決能力(problem-solving)”
-
“コミュニケーション能力(communication)”
この2つの指標で、読み聞かせをしている赤ちゃんのほうが有意に高いという結果が得られました。
つまり、
ことばが出る前でも、絵本を読んでもらう経験はしっかり赤ちゃんの発達に届いているってこと!
この研究は「読み聞かせの早すぎ問題」に明確な答えをくれるように感じます。赤ちゃんはまだしゃべれない、意味もわかっていない……そんなふうに見えても、心と脳は確実に受け取っています。
■ ベビーサインの子たちは、絵本が大好きに育つ
もうひとつ、私が強くお伝えしたい理由があります。
ベビーサイン教室に通ってくれたご家庭に行ったアンケートでは、
なんと91%の子どもが「絵本が好き」と答えているのです。
ベビーサインをやっているご家庭は、
赤ちゃんが「見る」「聴く」「伝える」の力を大切にしながら、日々コミュニケーションを重ねています。そこに自然と 絵本というツールが入りやすいのだと思います。
赤ちゃんがページをめくるのをじっと見てくれたり、
お気に入りの絵にサインをしてくれたり、
「もう1回!」と【もっと】のベビーサインでお願いしてくれたり。
そうした経験が「絵本=楽しい」という気持ちに結びつき、
やがて「読むことそのものが好きな子」に育っていきます。
■ 読み聞かせは、“いつまで”続けたらいい?
私は、赤ちゃんの時期だけではなく、
文字が読めるようになってからも読み聞かせを続けてほしいと思っています。
なぜなら──
読み聞かせは「知識を伝える時間」ではなく、
親子が同じ世界を共有するコミュニケーションだから!
大きくなっても、親子で1冊の絵本を介して寄り添うことは、それ自体が温かな時間を作り出してくれます。
「ここ、おもしろいね」と感じたことをことばにしたり、
知らなかった言葉をその場で自然に吸収したり。
そんな時間は、脳の成長だけでなく、
子どもの安心感・自己肯定感にも寄り添ってくれます。
また、文字の読み始めの時期は、「読む」ことに一生懸命で、お話の世界を楽しむ余裕がありません。
だから、文字が読めるようになったから、「一人で読めるでしょ!」ではなくて、「読み聞かせ」は全く別のものって捉えて欲しいです。
とはいえ、忙しかったあの頃を思い出すと、子どもたちに十分大きくなるまで読み聞かせをしてあげられたか?というと、ちょっぴり後悔もあるんだけど・・・
■ おわりに
Aisling Murray 博士の研究が示すように、
0歳からの読み聞かせは確かな意味を持っています。
そして、ベビーサインの現場で20年以上赤ちゃんと関わってきた中で、
私は何度も実感してきました。
読み聞かせは、親子が心を通わせ、ことばの土台を育てる最強の時間だということを。
だからこそ、
生まれたてでも、
反応が薄くても、
ページを噛んじゃっても。
絵本の時間はいつだって、今日から始められます。
そして、続ければ続けるほど、親子の豊かな未来につながっていきます。
こちら、ベビーサイン図鑑にはそんな絵本の大切さも書きました。
良かったら手に取ってみてください。

2025.11.1820周年の集大成へ──一冊の本が生まれるまでの「出会い」の話
出版と出会い
20周年を迎えるにあたって、どうしても「ベビーサインの集大成となる本をつくりたい」。その思いに背中を押され、私は昨年の春、出版塾の門を叩きました。
そこで出会ったのが、J.ディスカバー代表の 城村典子さん でした。
私が“なんとなく思い描いていた”だけのアイデアを、ひとつひとつ丁寧に質問しながら形にしてくださったのは、ほかでもない城村さんでした。あのとき、あの瞬間が、今回の本づくりの確かなスタート地点になりました。
そして今回の出版にあたり、城村さんが寄せてくださったレビューが本当に素晴らしくて…。読みながら胸がじんとするような内容でしたので、是非、ここでご紹介させてください。
城村典子さんからのレビュー
赤ちゃんの立場になってみると、本当に大変だと思います。
世界の秩序もわからない、言葉も話せない、伝えたいことも伝わらない。
まだ何も知らない状態です。それなら泣くし、怒るし、大騒ぎにもなります。
生きること、成長することが仕事とはいえ、大変な毎日です。鹿や馬が生まれて数時間で立ち上がり、野生動物が教えられなくても狩りができるのとは違い、人間は長い時間をかけて育っていきます。
実際、人間は受精から10歳くらいまでの間に、生命誕生からの35億年を凝縮したようなスピードで進化すると言われます。さらに、生まれてからも数十万年の人類の進化を個人が追体験するのです。
子どもにとって「成長すること」はまさに大仕事なのです。
その一方で、赤ちゃんが愛くるしい存在として生まれてくるのは、神様の計らい。親が「かわいい」と思えるのもまた、神様の仕組み。そうして、子どもの大変さと、大人の愛情がせめぎ合う最前線に、成長の奇跡があるのです。
私たち大人も、先輩人類として同じ道を歩み、たくさんの加護を受けて今ここにいます。そして人類は「意志が通じ合う喜び」を知っている存在です。
だからこそ、赤ちゃんにも早くその喜びを知ってほしい。私たちもまた、赤ちゃんと意思疎通ができる喜びを感じたい。
ベビーサインは、そんな頑張る赤ちゃんを応援できるコンタクトツールなのです。
お礼を伝えたら、もっと幸せな言葉が返ってきた
レビューを読んだ私は、こんなお礼を送らせていただきました。
「出版準備のときに“人類の進化と赤ちゃんの成長、そしてベビーサインを重ねてみては?”とアドバイスをくださったこと、今でも鮮明に覚えています。
私なりに原稿に落とし込んでみたものの、少し堅くなってしまい断念したのですが…今回のレビューで、私が表現しきれなかった部分を美しく、そしてわかりやすく言語化していただき、“これだ!”と感じました。
「意志が通じ合う喜び」という言葉は、私が本の中で書いた“赤ちゃんは社会性をもって生まれてくる”という内容とも繋がり、とても嬉しかったです。
改めて、この本は城村さんのお力添えがあってこそ生まれた一冊だと実感しています。」
すると、さらにこんなお返事が──
「ははは、私しつこいですね(笑)
最初に吉中さんに出会ったときの喜びを、書籍紹介の中でも“自慢”しちゃいました。
(私の本じゃないけど、勝手に自慢(笑))」
読んだ瞬間、思わず笑ってしまって、そして胸がじんわりあたたかくなりました。そして、実はつい先日も私の本を講座の中で引用してくださったんです。
出会いに、心からの感謝を
出版には、多くのご縁や偶然が折り重なっています。
でもその中でも、城村さんとの出会いは、私にとって特別なものでした。
このご縁があったからこそ、『ベビーサイン図鑑』は生まれました。
あらためて、心から感謝しています。

2025.11.17「黄色のサイン」がつないだ、次男くんの“大相撲ラブ”──さいとうさちこ先生の子育てエピソード
こんにちは。ベビーサイン協会代表の吉中です。
今日は、認定講師の さいとうさちこ先生 から届いた、とても素敵な“わが子とベビーサイン”のお話をご紹介します。
読んでいて思わずクスッとしたり、「あぁ、ベビーサインってやっぱりいいな」としみじみ感じたり…。そんな温かいエピソードです。
ベビーサインとの出会いは、第一子の育児中
さちこ先生は、第一子の育児中にベビーサインと出会いました。
先生はなんと、もともとラジオキャスター。声のお仕事をしていたので、赤ちゃんと“まだ話せないのにコミュニケーションできる”ということに衝撃を受けたそうです。
「これはもっとママたちに広めたい!」と、
第二子を妊娠中に認定講師の資格を取得。
次男くんは、まさに“生まれた瞬間からベビーサイン環境”での育児スタートだったんですね。
10ヶ月で返ってきた初めてのサイン。そこから爆発!
生後10ヶ月で初めてサインを返してくれた次男くん。
そこからは、まさに雪崩のようにサインが増えていき…
2歳までに170語!
これは、ちょっとした「ベビーサイン語彙力王」です(笑)
ベビーサインで「やりたいこと」や「気持ち」をどんどん伝えてくれるので、
自然と“この子はなにが好きなのか”にも気づきやすくなったとのこと。
1歳3ヶ月、「黄色」のベビーサインが大ブームに
その中でも特に可愛かったのが 色のベビーサイン。
1歳3ヶ月頃に覚えてから、特に「黄色」が大のお気に入りに。
黄色いものを見つけると、満面の笑みで
「きいろ!」のベビーサイン。
ここから、思いもしなかった世界へつながっていきます。
色→相撲へ。まさかのルートで“推し活”スタート
さちこ先生のご家族は、実はみんなお相撲好き。
本場所の時期は、夕方からテレビで観戦するのが定番だったそうです。
そこで次男くん、気づくわけですよ。
「締め込み(まわし)って、いろんな色がある…!」
色好きの子には、そりゃもう刺さりますよね。
特に当時、黄色い締め込みをしていた 遠藤関 が出てくると、それはもう大喜び。そこから、「黒!」「青!」と、まるで実況中継のようにベビーサインで色を教えてくれるように。
やがて興味は、締め込み → 化粧まわし → 力士 → 相撲そのものへ。
階段を駆け上がるように“相撲愛”が深まっていきました。
3歳前には「四股名と所属部屋」を写真だけで判別
これは私も読んで驚いたのですが…
3歳前には、雑誌の力士の写真を見て
「○○部屋の○○!」とわかるようになっていたそうです。
(文字はまだ読めていないのに!)
恐竜や電車にハマる子もいるように、
次男くんにとっての“沼”は 相撲 だったんですね。
家族で全力サポート。「好き」のエネルギーってすごい
さちこ先生ご一家は、次男くんの「好き」を全力で応援。
土俵入りごっこ、行司ごっこ、呼び出しさんの真似…
家の中がちょっとした相撲部屋のようになっていた時期もあったそうです。
楽しそうに夢中になる姿を見ていると、
親としても“もっと伸ばしてあげたい!”と思いますよね。
ベビーサインが“好きを見つける力”をくれた
さちこ先生はこう言っています。
きっと、ベビーサインで色を楽しむ経験をしていなかったら、
ここまで相撲にハマることはなかったと思うんです。
もうひとつ、個人的に深く共感したのは
「ベビーサイン育児をしていると、子どもの表情をよく見るようになる」
という言葉。
確かにそうなんです。
ベビーサインを返してくれる日を待っていると、自然と表情や手の動きに敏感になる。それが、“好き”に気づくアンテナになるんですよね。
そして現在。7歳の次男くんは相撲クラブで奮闘中!
次男くんは現在7歳。
地域の相撲クラブに入り、毎週の稽古に励んでいます。
3歳の頃からの夢はずっと
「横綱になること」。
もう、まっすぐで素敵すぎます。
本人は、その夢に近づくために「入りたい高校」まで考えているそうで、
家族みんなでその背中を優しく押しているとのこと。
おわりに──「ベビーサインでつながる」って、こういうこと
このエピソードを読んで、改めてベビーサインには
「親子の小さな気づきを積み重ねて、子どもの世界をぐっと広げてくれる」
そんな力があると感じました。
何気ない“黄色”のサインが、
一生の夢につながるとは、誰が想像したでしょう。
ベビーサインは、親子の未来をそっと押してくれる小さなサインなのかもしれません。
このほかにも、たくさんの親子のベビーサインエピソードを掲載しているのが、こちらの「ベビーサイン図鑑」是非ご覧ください。

2025.11.17赤ちゃんは、生まれた瞬間から“世界とつながろう”としている
バウアーとヴァンデルメーアが示した驚きの発達科学!
赤ちゃんって、どれくらい世界を理解しているんだろう?
まだ視力も弱く、言葉もない。
大人から見ると「まだ何もわからない存在」に見えてしまいますよね。
でも実は——
赤ちゃんは、生まれたその瞬間から
“自分で世界と関わろうとしている存在”なんです!
発達心理学と発達神経科学、どちらからもとっても大切な視点なんです。
この記事では、その証拠となる
T.G.R.バウアーの(随行性認知) と
A.ヴァンデルメーアの(意図的運動)
という2つの研究をわかりやすく紹介します。
そして最後に、
この2つの研究が ベビーサイン とどうつながるのかも
最後にまとめました。
1|T.G.R.バウアーが示した「随行性認知」
赤ちゃんは“原因と結果”を感じとれる!
1960年代、乳児研究のパイオニアである
T.G.R.バウアー(Timothy G. R. Bower) は、
赤ちゃんの驚くべき能力を明らかにしました。
それが 「随行性認知(contingency perception)」 です。
自分の行動が、周りの変化を引き起こしたと気づく力。
例えば——
赤ちゃんが足を動かすとモビールが動く、
手を動かすと光がつく。
すると赤ちゃんは、その動きを繰り返すようになります。
「こうすると、こうなる!」
まだ数ヶ月の赤ちゃんなのに、
自分の動きとまわりの変化のつながり(因果)を
しっかり感じ取っているんですよ!驚きですよね!
▼ どうしてこれが重要なの?
随行性認知は、その後の発達と深く関わるからです。
-
自己効力感(やればできる!)
-
大人とのコミュニケーション
-
社会的学習
-
意図的な関わり
-
世界への興味の芽生え
つまりバウアーは、
「赤ちゃんは受動的ではなく、能動的な存在」
であることを世界に示した人物なのです。
2|バウアーの後の研究でわかったこと
“もっと早い時期から”赤ちゃんは世界を理解していた!
バウアー以降の研究では、さらに驚く事実がわかりました。
✔ 生後2〜3ヶ月どころか、新生児でも随行性を感じている
例:吸啜(吸う動き)で音・光が変わるとすぐに学習する
✔ 物理的な随行性だけでなく、“社会的随行性”にも反応
例:自分が声を出すと大人が笑う・うなずく、視線が合う など
赤ちゃんは、大人の反応にすごく敏感。
この「通じた!」の経験が、のちの共同注意・語彙獲得などの基礎になっていきます。
“赤ちゃんと大人のやりとり”が発達のエンジン
という考えは、この後の研究でどんどん強固になりました。
3|ヴァンデルメーア教授が示した“意図的運動”
赤ちゃんの動きは「ただのバタバタ」じゃない!
ノルウェー科学技術大学(NTNU)の
A.ヴァンデルメーア(van der Meer)教授 の研究は、
バウアーの理論を“運動の視点”から強力に後押しします。
ヴァンデルメーア教授は、
新生児〜生後数ヶ月の赤ちゃんの運動を詳細に調べ、
次のことを明らかにしました。
✔ 赤ちゃんの手足の動きは“意図的で学習的”。
ただの偶然のバタバタではない!
-
自分の手を見つめる
-
その手を動かしてみる
-
動きと見え方を合わせようと調整する
-
何度も試行錯誤しながら動きを洗練させる
つまり、ぎこちないけど
“自分の体をコントロールしよう”という意思が
生まれた瞬間から働いている
これが最新の運動発達科学の大きな結論です。
そしてこれは、バウアーの随行性認知とピタッと重なります。
▼
赤ちゃんは
「どう動くか」を学びながら
「動いた結果どうなるか」も学んでいる。
“知覚—運動—認知の統合”
がすでに始まっているということです。
4|両者の研究が示す共通のメッセージ
バウアー(随行性)とヴァンデルメーア(意図的運動)。
分野は違っても、
2人の研究が示しているメッセージは同じです。
赤ちゃんは、生まれた瞬間から
自分の力を使って世界を理解しようとしている。
受動的な存在ではなく、能動的な、小さな学習者・科学者。
これは現代の赤ちゃん研究の「当たり前の前提」になっています。
5|そして…ここから“大人の関わり”がとても大事になる
随行性も、意図的運動も、ひとつの条件があるときに特に育ちます。
それは——
赤ちゃんの行動に、大人が応えてあげること(応答性)
-
目が合ったら微笑む
-
声を出したら返事をする
-
手を伸ばしたら受け止める
-
気づいた気持ちを言葉にしてあげる
この小さな“応答の積み重ね”が赤ちゃんにとって
「世界はわたしに反応してくれる安心の場所」
だと伝わります。
そしてこの安心感こそが、学び・コミュニケーション・愛着の土台なんです。
6|ベビーサインがこの流れにぴったり寄り添う理由
ここまで読んでくださった方は、もう自然と気づかれているかもしれません。
随行性認知(バウアー)
×
意図的運動(ヴァンデルメーア)
この2つを同時に育てる関わりが、まさに ベビーサイン です。
✔ 赤ちゃんが“手を使って意思表示する”(意図的運動)
✔ それに大人がすぐ応えてくれる(社会的随行性)
✔ 「通じた!」という成功体験が積み上がる(随行性認知)
この循環は、赤ちゃんの能動性・自信・学び・愛着を一気に育ててくれるんです。
だからベビーサインは、単なる便利ツール以上の価値を持っています。
“赤ちゃんと大人が、互いを理解し合う最初の言葉”
と言っても過言ではありません。
おわりに:
赤ちゃんは、思っている以上に“自分で育っていく力”を持っている!
赤ちゃんは、生まれた瞬間から
世界と関わろうとする小さな探究者。
そして、大人の応答的な関わりがその探究心を支え、
赤ちゃんの“わかった!”を育てます。
バウアーの随行性認知も、
ヴァンデルメーアの意図的運動も、
どちらもこのメッセージを強く裏づけています。
そしてベビーサインは、その発達の流れを自然に、楽しく後押しするツールです。
赤ちゃんが発信してくれる小さなサイン。そのひとつひとつに、
ぜひ笑顔と優しい反応で応えてあげてくださいね。
ベビーサインの全体像を把握するにはこちら「ベビーサイン図鑑」がおすすめです。下の画像をクリックしてね!今なら購入者限定ダウンロード付。

2025.11.14赤ちゃんはおしゃべりより「手」のほうが得意
― 手の発達を知るとベビーサインが自然にうまくいく理由 ―
赤ちゃんはまだことばを話せないけれど、実は生後すぐから「手」を通して世界と関わり始めています。
今日は、手の動きの発達を3つのキーワード
手掌把握・指先把握・ピンチ把握
そして発達初期の大事な動き
ハンドリガード・リーチング
を使って、わかりやすくご紹介しますね。
1. 手の発達は「大きな動き」から「細かい動き」へ進む
◆ 生後2〜3ヶ月:ハンドリガード
この時期の赤ちゃんは、自分の手をじーっと見つめたり、なめたりする姿がよく見られます。時々なめてたらごぼっと口に入ってしまって、焦ってる赤ちゃんもいますが(笑)これが ハンドリガード(hand regard)。
「これはわたしの手!」と気づき、自分の体をコントロールする第一歩です。あの真剣なまなざし、懐かしい!
◆ 生後3〜4ヶ月:リーチング
気になるものに手を伸ばす動きが リーチング(reaching)。
まだうまく掴めないけれど、「取りたい」という意思がしっかり見え始めます。不器用にヌーーーって伸びる手も愛おしいですよね。
2. ものを掴む力の発達
ここから3つの把握=握る力の発達が進みます。
◆ ① 手掌把握(しゅしょうはあく)
生後4〜6ヶ月ごろに目立ってくる握り方。
手のひら全体でぎゅっと握る動きです。
ガラガラを持つのもこの時期。
◆ ② 指先把握
生後8〜9ヶ月頃になると、物をつかむとき
親指+人差し指・中指 がメインになってきて、薬指・小指は動きから“抜けて”、添えるだけ or たたんだ形になる
赤ちゃんの手をよく見ると、細かいものを掴むときに、
薬指や小指が「くいっ」と軽く曲がって使われなくなっていきます。
これは、手の巧緻性(こうちせい:細かく動かす力)の発達が進んでいるサインなんですよ。
◆ ③ ピンチ把握(つまみ動作)
1歳前後で出てくる最も細かい動き。
親指と人差し指の2本だけで、小さなものをつまむ動作です。
離乳食のつまみ食べがまさにこの練習になります。
3. 手が育つと “伝える力” が伸びる
赤ちゃんはことばがまだ話せなくても、
手の動きは月齢に合わせてどんどん器用になります。
つまり――
声で話すより、手で伝える方が早く発達する のです。
ここがベビーサインの大きなポイント。
赤ちゃんはまだ声で「もっとほしいよ」「お外行きたい」「痛いよ」と言えなくても、手の動きなら先にコントロールできる ので、ベビーサインを使ったコミュニケーションができるようになります。
4. ベビーサインは「手の発達に合った」伝え方
ベビーサインは、赤ちゃんがもともと発達させている
手掌把握 → 指先把握 → ピンチ把握
という自然なステップに寄り添って作られています。
だからこそ、「まだ話せないのに、本当にサインなんてできる?」
という心配は必要ありません。
むしろ、
ことばより早く使えて、気持ちを伝えやすいツール がベビーサインです。
5. 「できた!」が増えると、赤ちゃんの笑顔も増える
自分の気持ちが伝わると、赤ちゃんはとても嬉しそうです。
そしてその成功体験は、自己効力感(できた!という感覚)
の土台にもなります。
泣くしかなかった世界が、「伝わる世界」に変わる――それがベビーサインの魅力ですね。
まとめ
-
赤ちゃんは早い時期から手で世界と関わる
-
ハンドリガード → リーチング → 手掌把握 → 指先把握 → ピンチ把握という順に発達
-
ことばより手の発達が先に進むため、ベビーサインはとても自然で使いやすい
-
ベビーサインを使うことで赤ちゃんの「伝わった!」という喜びが増える
赤ちゃんが手で世界を知り始めるその瞬間から、ベビーサインはやさしく寄り添います。
「まだ話せないからこそ、伝える方法を届けてあげたい」そんな思いで、今日からベビーサインを楽しんでみませんか?
詳しくはこちら「ベビーサイン図鑑」で

2025.11.11赤ちゃんはどんな色が好き?——科学でわかる、赤ちゃんと「色」のお話
最近、育児グッズやおもちゃの世界では「アースカラー」が人気ですね。
ベージュやくすみピンク、淡いグレーなど、やさしい色合いに包まれると多くの大人もホッとするのかもしれません。(あっ、でも、わたし個人的には、アースカラーあんまり好みじゃないんですが・・・)
そこで――ふと考えてみたことはありませんか?
「この色、赤ちゃんにはどう見えているんだろう?」と。
赤ちゃんの目の世界は“大人とはちがう”
アメリカの発達心理学者 マーク・H・ボーンスタイン(Marc H. Bornstein) は、1970年代から乳児の色知覚を研究してきた第一人者です。
彼の研究では、生後4か月ほどの赤ちゃんにさまざまな色を見せ、どの色を長く見つめるかを観察しました。
その結果——
赤ちゃんは「明るさ(明度)」ではなく、色そのものの違い(色相) に反応していることが分かりました。つまり、赤ちゃんの中にはすでに“色の世界”が広がっているということです。
さらに、生後数か月の赤ちゃんでも、赤・青・緑・黄といった色のカテゴリーをなんとなく区別できているという報告もあります。
これは、ボーンスタイン以降の研究者、たとえば アンナ・フランクリン(Anna Franklin) らによっても確認されています。
赤ちゃんがよく見る・好きな色
では、赤ちゃんはどんな色が好きなのでしょう?
多くの研究で共通しているのは——
👉 赤ちゃんは“鮮やかな色(高彩度)”を好む ということ。
くすみカラーや淡いトーンは、大人にとってはやさしくても、
赤ちゃんの視覚からすると“ぼやっとして見えにくい”ことがあります。
生後まもない赤ちゃんは、まだ視力が0.01〜0.1程度。
はっきりした色やコントラストの強いものに、より反応しやすいのです。
アースカラーは落ち着くけれど、刺激は少ない
最近の育児アイテムで多い「アースカラー」は、
確かにおしゃれで心地よい雰囲気をつくってくれます。
けれど、赤ちゃんの発達を促す“視覚刺激”という観点では、
少し物足りないかもしれません。
赤ちゃんの「見る力」や「興味を引き出す力」を育てたいときには、
ビビッドな赤や青、黄色など、はっきりした色をポイント的に取り入れるのがおすすめです。
たとえば:
-
壁や床はアースカラーのままでも、
-
おもちゃ・絵本・布の一部に“鮮やかな差し色”を加える。
それだけで赤ちゃんの目の動きが変わります。
(目で追う → 手を伸ばす → 触る → 声を出す、という発達の連鎖にもつながります)
ベビーサインで「色」を教えるのは、1歳半以降がベスト
ベビーサインを実践していると、「色のサインも早く教えたほうがいいですか?」という質問をよく受けます。
でも、私はこうお伝えしています。
色を教えるのは、1歳半以降がおすすめです。理由はシンプルです。
1歳前後までは、赤ちゃんがまず覚えたいのは
「ママ」「パパ」「おいしい」「もっと」「おしまい」など、
人や行動・気持ちに関することだからです。
これらは日常の中で頻繁に使われる“生きたことば”。
ベビーサインの最初の目的は、赤ちゃんが「伝えたい気持ちを表現できるようになること」です。
色の区別や言葉は、その次のステップ。
「ものの名前」や「遊びのバリエーション」が増えてきた1歳半ごろから、
“あか”“あお”“きいろ””オレンジ”といった色をサインで伝えてあげると、
ぐっと理解しやすくなります。
まとめ
-
生後4か月ごろには、赤ちゃんもすでに色の世界を感じています(Bornstein, 1975)。
-
鮮やかな色(高彩度)ほど赤ちゃんの注意を引きやすく、興味づけになります(Franklin et al., 2005)。
-
アースカラーは落ち着く環境づくりには◎、でも発達刺激には△。
-
ベビーサインで色を教えるのは1歳半以降がベスト。
まずは「伝えたいこと」をサインで共有することから始めましょう。
赤ちゃんの世界は、私たち大人が思っているより、ずっとカラフルです。
その世界を一緒に見て、手で、目で、ことばでつないでいく——
それが、ベビーサインのいちばんの魅力ですね。
2025.11.06抱っこばかりの日は、脳が育っている日
「抱っこばかりで何もできない…」
そんな時期こそ、赤ちゃんは大きく成長しているそうですよ!
(私が子育て中は知らなかった・・・)
赤ちゃんが急に泣きやすくなったり、いつも以上に抱っこをせがんだりする時期――
育児のなかでそんな「手が離せない日」が続くこと、ありますよね。
「何か悪いことがあったのかな?」
「わたしの抱っこの仕方がいけないの?」
と心配になるママやパパも多いでしょう。
でも実はその“甘えん坊モード”こそが、赤ちゃんが次の発達ステップへ進もうとしているサインだとしたらどうでしょうか?
赤ちゃんの「不機嫌期」は、脳が大きく変化している時期
オランダの発達心理学者 ヘッティ・ヴァン・デ・リイト(Hetty van de Rijt) とフランス・プルーイ(Frans Plooij) は、数十年にわたって赤ちゃんの成長を観察し、『The Wonder Weeks(ワンダーウィークス)』という理論を発表しました。
彼らは、赤ちゃんが生後すぐから1歳半くらいまでの間に、“退行期(regression periods)” と呼ばれる「一時的に不安定になる時期」を何度も経験すると指摘しています。
この時期、赤ちゃんは泣きやすくなり、離れるとすぐ泣く、食欲が落ちる、夜泣きが増える――といった変化を見せます。
でもこれは“後退”ではなく、新しい知覚・認知の世界をつかむための準備期間。
つまり、「抱っこばかりの時期」=「次の成長の扉が開く前のトンネル」
と考えてみたらどうでしょうか?
抱っこ期こそ、「手の会話」で安心を伝えよう
この“退行期”には、赤ちゃんはいつも以上にママやパパと近くにいたいと思います。その理由は、未知の世界に一歩踏み出すための「安心の基地」がほしいから。
そんな時期こそ、ベビーサインの出番です!
たとえば、
お風呂あがりに「お風呂もう【おしまい】ね」とベビーサインと一緒に見せる。
遊びが終わる前に「【もっと】する?」と聞いてみる。
グズグズが解消されないときには「【抱っこ】してあげようか?」と手を差し伸べる。
そんなやりとりが、赤ちゃんに「自分の気持ちが届いた」「世界は予測できる」と感じさせてくれます。
これは、言葉の土台である「気持ちのやりとり」そのもの。
つまり、赤ちゃんが人と関わる力を育む貴重な時間なのです。
「今、泣きたい時期」をどう受けとめるか
ヴァン・デ・リイトとプルーイの研究が示しているのは、赤ちゃんのぐずりや不機嫌は“問題行動”ではなく“発達の節目”だということ。
そして、その節目に寄り添う最良の方法は、抱っこやスキンシップに加えて、“目に見えるコミュニケーション” を重ねることです。
ベビーサインはそのひとつの形。
ママ・パパの「伝えたい」「わかってあげたい」という気持ちを、赤ちゃんの目に見えるかたちで届けてくれます。
「今はしんどい時期」ではなく、「成長のジャンプ台」
赤ちゃんが甘えん坊になるのは、いつも何かを乗り越える前。
だからこそ、その時期を「大変」と思うだけでなく、
「この子、またひとつ成長するんだ」と見つめてあげたいですね。
突然、機嫌が悪くなったり、グズグズが長引いたあの頃の自分が知っていたら、もっとゆったり子どもたちと向き合えただろうな~と思わずにはいられません。でも、幸い、ベビーサインがあったことで、当時の私はずいぶんと救われたんだろうな~
参考文献
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van de Rijt, H., & Plooij, F. X. (1992). The Wonder Weeks.
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Plooij, F. X. (2020). Regression Periods in Human Infancy. In The Interdisciplinary Handbook of PCT.
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MedReport Foundation (2023). What neuroscience and pediatrics reveal about your baby’s fussy phases.
2025.10.02Amazon 在庫戻りました!!!
0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン協会代表理事&
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吉中みちるです。
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2025.09.15海外在住ママにお勧め絵本5選 その3 英語訳されている絵本5選
0・1・2歳 頭と心と体を育てる
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吉中みちるです。
日本語と英語で楽しめる絵本5選
海外に暮らしていると、どうしても日本語よりも英語に触れる機会が多くなりがちですよね。
「日本語の絵本を読み聞かせたいけれど、英語でも楽しめたらいいな」そんな思いをかなえてくれるのが、英語版も出版されている日本の絵本です。
同じ物語を日本語と英語で読むと、子どもは自然に言葉の違いに気づき、
「日本語ではこう言うけど、英語ではこう言うんだね!」と会話が広がります。
今回は、そんなバイリンガル子育てにぴったりのおすすめ絵本を5冊ご紹介します。
おすすめの英語訳絵本 5選
① 『きんぎょがにげた』/五味太郎
英語版タイトル:The Goldfish Got Away
日本を代表するロングセラー絵本。赤いきんぎょがページごとに隠れていて、子どもと一緒に「どこにいる?」と探す楽しさがあります。
日本語では「にげた!」というシンプルな表現、英語では “The goldfish got away!”。短い言葉なのにリズムや響きの違いを感じられる一冊です。
② 『おばけのてんぷら』/せなけいこ
英語版タイトル:The Ghost’s Tempura
「ねないこだれだ」で有名なせなけいこさんの人気作品。
うさぎが天ぷらを作っていると、食いしん坊のおばけが忍び寄ってくるという、ちょっぴりユーモラスでドキドキするお話です。
日本語版のテンポのよい言葉遊びと、英語版のコミカルな訳の違いを楽しめます。食べ物や料理がテーマなので、親しみやすいのも魅力です。
③ 『たまごのあかちゃん』/神沢利子(文)・やぎゅうげんいちろう(絵)
英語版タイトル: Egg Babies(英訳:Robert Campbell)
卵の中でかくれんぼしている“あかちゃん”たちが次々に出てくる愛らしい絵本。子どもたちも大好きだった1冊。英訳は日本文学研究者ロバート・キャンベル氏によるもので、原文のリズムや楽しさを大切にした訳になっています。日本語版で聞こえる「ぴよっ」「ちゅちゅ」などの音と、英語版の擬音(英訳表現)を比べると、言語ごとの音の切り取り方の違いが見えてきて、とても勉強になります。英語教材としても使える一冊です。
④ 『ぐりとぐら』/中川李枝子・大村百合子
英語版タイトル:Guri and Gura
大きなたまごでカステラを作る、森の動物たちの楽しい物語。
「一緒に料理する楽しさ」や「みんなで分け合う喜び」が伝わる、世界中で愛されるロングセラーです。
⑤ 『もったいないばあさん』/真珠まりこ
英語版タイトル:Mottainai Grandma
日本語の「もったいない」をテーマにした人気絵本。
ばあさんが登場して「それ、もったいないよ」と次々に教えてくれるユーモラスなお話ですが、実は環境問題やサステナビリティにもつながる深いメッセージがあります。
英語版では「MOTTAINAI」という言葉がそのまま紹介されていて、日本文化の価値観を伝える一冊として海外でも高く評価されています。
まとめ
英語訳のある日本の絵本は、日本語の響きや文化的価値観を守りつつ、英語環境でも楽しめる強力なツールです。まだまだたくさんあるので、調べて見てくださいね。
海外在住の親子にとっては、日本語を失わないための心の“アンカー”にもなります。手に取ってみてくださいね。
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