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2025.06.17急にママじゃないとダメ!それ、8ヶ月不安かも?

「8ヶ月不安」って知ってる?

 

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

「8ヶ月不安」ってなに?

赤ちゃんが生後8ヶ月ごろになると、
「急にママから離れると泣くようになった」
「人見知りが激しくなった」
「抱っこじゃないと泣き止まない」

そんな変化を感じることがあります。

これがいわゆる**「8ヶ月不安」**と呼ばれる現象です。

これは、赤ちゃんが「大好きな人」と「知らない人」の違いがわかるようになり、**愛着(アタッチメント)**がしっかり育ってきた証でもあります。

↓ 生後8ヶ月の息子 ↓

「後追い」は不安のあらわれ?

この時期から多くの赤ちゃんに見られるのが、いわゆる**「後追い」**です。
ママやパパが見えなくなると泣きながらついてきたり、抱っこをせがんだり…。

これは「見えなくなったけど、どこかにいる」=対象の永続性が育ってきた証拠。


脳の発達が進んで、記憶や予測ができるようになったからこそ、不安も感じられるようになったのです。

この時期の接し方で大切なこと

「泣いてばかりで大変…」と感じるかもしれませんが、
この不安定な時期にしっかり甘えさせてあげることが、将来の自立の土台になります。

ポイントは:

  • 必要とされたらできるだけ応える(「わかってるよ」と伝える)

  • 抱っこやスキンシップを惜しまない

  • そばにいなくても「ここにいるよ」と声をかけてあげる

無理のない範囲で、安心できる関係性を積み重ねていくことが大切です。

↓ なんだか楽しそうな息子8ヶ月 ↓

「ことばにならない想い」を伝える力〜ベビーサインの活用〜

この「8ヶ月不安」の時期は、まだ言葉で気持ちを伝えられない赤ちゃんにとってはとてももどかしい時期でもあります。

そこでおすすめしたいのが、ベビーサイン

たとえば…

  • 【ママ】・・・今、ママが必要だよ!!!がベビーサインで伝えられるのはグズり防止にもつながりますね。

  • 【もっと】・・・もっと抱っこして欲しい、もっとママと一緒にいたい・・・そんな気持ちもこのベビーサインで明確に伝わります。👉つまり「自分の気持ちが伝わる」体験!

ベビーサインは、言葉が出る前の「こころの声」を表すツール。伝えたい、わかってほしいという気持ちをサポートしてくれる心強い味方です。

不安な時期こそ、親子の絆を深めるチャンス

「8ヶ月不安」は、赤ちゃんの心が大きく育っているサイン。この時期にたくさん甘えたり、愛情を受け取った経験が、将来の安心感や自信につながっていきます。そして、ベビーサインはそんな親子のやりとりを、より豊かに、楽しくサポートしてくれるツールです。

「なんで泣いてるの?」
「何をしてほしいのかな?」


そんな日々の悩みに、ベビーサインがやさしいヒントをくれるかもしれません。

こんな笑顔いっぱいの毎日になりますように!

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2025.06.16お着替え&オムツ替えがスムーズになる声かけ習慣

1歳までのスキンシップがカギ!

 

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

「自分の体を知る」ことが育児をラクにする!

赤ちゃんは1歳ごろまでに、「自分の体」への意識がどんどん育ちます。
この時期にスキンシップを通じて、体のパーツを知る・名前を聞く経験を積むことで、お着替えやオムツ替えのときの“いやいや”がぐんと減ることも。

今回は、日常にすぐ取り入れられる、楽しい声かけのヒントをご紹介します♪

まずはお顔から♪

赤ちゃんのお顔にやさしくふれながら、
「おめめだね〜」「おはな、ちいさいね〜」と名前を呼んであげましょう。

ママやパパのお顔も触らせてあげて「これはママのおめめだよ」と伝えることで、鏡のようなやりとりが生まれ、赤ちゃんの理解が深まります。

赤ちゃんのお顔のパーツにさわりながら

おめめ ぱっちり なんでもみえる〜
おはな くんくん いいにおい〜
おくち もぐもぐ おいしいね〜
ほっぺ ぷにぷに かわいいね〜

こんな即興歌もありかも?メロディーはなんでもOK

やってみて下さいね。

おてての声かけ遊び

手をつないで

「右手〜あがった!」

「左手〜にぎにぎ〜」などの声かけをすると、左右の違いを楽しく覚えながら体を動かすことができます。

シャツを着るときも、「右手をいれるよ〜」と声をかければ、赤ちゃんも“自分から協力”してくれるようになりますよ♪

あんよタッチでオムツ替えがにっこりタイムに♪

オムツ替えのとき、バタバタしたり逃げようとする赤ちゃんに困ったことはありませんか?

そんなときこそ、

「あっ、○○ちゃんの右のあんよトントン♪」

「左のあんよ、ぎゅ〜♪」

とか声かけをしながらあんよにふれてあげると、赤ちゃんの気持ちも落ち着いていきます。

「ちょっと冷たいね」「きれいになったよ~」など、やさしい語りかけをプラスすることで、オムツ替えがスキンシップの時間に早変わりします。早くオムツを替えようと思うと、ついつい無言になって、ママの表情も硬くなるから、意識して、声かけすると意外と協力してくれますよ。

よちよち歩けるようになったら、ママやパパの足の上に赤ちゃんの足をのせて

あんよは じょうず
じょうずな あんよ
とんとん とんとん
あるいて おいで〜

こんな風に声かけしながら歩くのも楽しいですよ。

あたま・かた・ひざ・ぽん♪で全身を知る

「あたま・かた・ひざ・ぽん」の歌に合わせて、一緒に体をタッチして遊ぶのもおすすめです。

歌いながら体のパーツにふれることで、リズム×スキンシップで自然と体の場所を覚えることができます。

鏡の前でやってみると、赤ちゃんの「これがぼくの“あたま”!」という実感もアップしますよ。

毎日の積み重ねが、「できた!」の第一歩に

こうした日々の声かけやスキンシップが、「右手を出す」「あんよを動かす」などの言葉と動きのつながりに役立ちます。

お着替えやオムツ替えの時間を“ただの作業”ではなく、心と体を育てる時間に変えていきましょう♪

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2025.06.14半年で脳が2倍!0歳からはじめたい“伝える力”の育て方

赤ちゃんの脳は生後半年で2倍に!?今こそ育てたい“伝える力”

 

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
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です。

 

生後6か月、赤ちゃんの脳は急成長!

生まれたばかりの赤ちゃんの脳は、

わずか半年で重さが約2倍になります。

しかもこの時期には、短期記憶や感覚の発達が目覚ましく、日々の体験を通してたくさんのことを吸収しています。

たとえば、

「ぼく(わたし)が笑ったら、ママが笑ってくれた」

「あっ、叩いたら音が出た!」

といった、繰り返しの中で学んだことを

思い出せる力=記憶力が育ってくるのです。
さらに、目と手の連携も発達し、手で物をつかみ、口に運んで確かめるなど、活動の幅も広がってきます。

急成長する脳に必要なのは“体験の繰り返し”

赤ちゃんの脳には、およそ140億個の神経細胞があります。
この神経細胞がどんどんつながり合い、**神経回路(ネットワーク)**として形づくられていくのが、0~3歳の間です。

この期間にどんな体験をするかが、その後の学びや社会性の土台をつくるとも言われています。

赤ちゃんが3歳になるころには、脳の重さは大人の約80%に達し、基本的な運動神経や生活動作ができるようになります。

まさにこの時期は、脳と体のゴールデンタイム
だからこそ、良質な関わりや体験をたくさん積み重ねていきたいですね。

“伝えたい”気持ちを育てる【ベビーサイン】

この脳の急成長期にぴったりなのが、ベビーサインです。
まだ言葉を話せない赤ちゃんでも、手で気持ちを伝えることができるので、


・理解力
・注意力
・記憶力


といった力が、自然に楽しく育っていきます

また、ベビーサインを通してママやパパと気持ちがつながる体験は、赤ちゃんの安心感と自己肯定感にもつながります。

「伝えたい」

「わかってもらえた」

という喜びが、“伝える力”の第一歩になるのです。

まとめ:0〜3歳は“土台づくり”のチャンス!

赤ちゃんの脳と体は、毎日めざましいスピードで育っています。
この成長期に、赤ちゃんの「見る・聞く・感じる・伝える」という基本の力をしっかり育ててあげることが、これからの人生にとって大きな宝物になります。

ベビーサインは、そんな力を育むための手のひらからはじまる、小さなコミュニケーション。

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2025.06.13【赤ちゃんができた!】 「お天気・自然」ベビーサイン人気ランキングTOP5

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
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吉中みちる
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自然を感じる赤ちゃんの感性

赤ちゃんって、目に見えるものだけじゃなく、
風のそよぎやお日さまのぬくもり、雨の音など――


五感で世界をまるごと感じとっています。

そんな体験と結びついた**「自然・お天気」にまつわるベビーサイン**は、赤ちゃんが実際に覚えやすく、使いやすいものばかり。

今回は、ベビーサイン協会で人気だった「お天気・自然」カテゴリーのサインTOP5を、実例つきでご紹介します!

第5位:風(かぜ)

「ふわ~っ」と吹いてくる風。
目には見えないけど、ほっぺに当たったときの感覚や、木の葉が揺れる様子で、赤ちゃんはしっかり感じ取っています。

ベビーサインをしながら「わぁ、【風】が吹いてきたね」と話しかけると、
自然とサインも覚えていくことが多いようです。

第4位:太陽(たいよう)

お日さまの光は、赤ちゃんにとってもポカポカうれしい存在。
でも、直接見せるのはちょっと危険なので――

絵本やお絵描きの中で「これがおひさまだよ~」と紹介してあげるのがいいですね。

 

おひさまあはは
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 この絵本、わが子が大好きだった1冊です。

第3位:キラキラ星(おほしさま)

夜空の「キラキラ」は、手遊びでもおなじみですよね。

手首をクルクルする動きは実は、お箸を上手に使うことにも繋がる大事な動き。是非、やってみて下さいね。

第2位:月(つき)

夜空にぽっかり浮かぶお月さま。
絵本にもよく登場するので、赤ちゃんにとってもなじみやすい存在です。これも、絵本を使うとわかりやすいですよ。赤ちゃん達に特に人気だったのはこの2冊:

  • 『おつきさまこんばんは』(福音館書店)

  • 『パパ、お月さまとって!』(偕成社)

     

    ボードブック おつきさまこんばんは (福音館あかちゃんの絵本)
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    パパ、お月さまとって!
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第1位:雨(あめ)

そして堂々の1位は…
「雨(あめ)」でした!

 雨の音、かさの出番・・・
赤ちゃんにとっても「特別な日」になる雨の日は、印象に残りやすいようです。

ベビーサインを見せながら
「雨だね~。今日はカサをさしてお出かけしようか」
と話しかけてみてくださいね。

 そのうち、空を見上げて「雨!」とベビーサインしてくれるかも♪

ベビーサインで自然とつながる

自然やお天気にまつわるベビーサインは、
赤ちゃんの**「見る・聞く・伝える」**をまるごと育ててくれる、絶好のテーマ。

ベビーサインを通じて
「お外、雨降ってるね。」
「お空にお月さまいるかな?」と
親子の会話がどんどん広がっていきます。

自然やお天気のサインは、日常の中に取り入れやすく、赤ちゃんにとっても興味深いものばかり。

🎵 絵本
🎵 手遊び
🎵 お散歩の時間

――これらを活用して、ぜひ楽しくベビーサインを使ってみてくださいね。

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2025.06.112歳までに育てたい “見る・聞く・伝える”を伸ばす関わり方

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【見る力】を育てるには、「一緒に見る」がカギ!

赤ちゃんの「見る力」は、単に視力が育つことだけではありません。
“どこに注目するか”

“誰と一緒に見るか”

という体験の中で、
「見て感じる」「見て気づく」力がぐんぐん育っていきます。

たとえば――
✔ 赤ちゃんと目線を合わせながら絵本を見る
✔ おさんぽ中に「あっ!ワンワンだね」と指差しする
✔ 見つけたものにベビーサイン)で名前を伝える

赤ちゃんが【ボール】のベビーサインを覚えると、あっちでもこっちでも「ボール」を見つけて、教えてくれるようになります。

今、ここに注目している!!!って言うのが、ベビーサインがあることでママやパパにもとってもわかりやすいんです。

👉 「一緒に見る」体験が、赤ちゃんの“心のレンズ”を育てていきます。

【聞く力】を育てるには、「ことばのシャワー」+「間(ま)」が大事!

赤ちゃんは、生まれたときから音にとても敏感。

もちろん「たくさん話しかける」ということも大切ですが、

📌 話しかけたあとに、ちょっと待つ(間をあける)
言葉のキャッチボール、これがとっても大切です。

📌 赤ちゃんとのアイコンタクトを意識して話す。

これ、ベビーサインがあるととっても自然にできるんです!

だって、手の動きを見るために、話している大人を見なくちゃいけないから、自然とアイコンタクトの機会が増えます。

お話を聞くときには、相手を見るって事を小さな頃からの習慣にしておくと、幼稚園、小学校で大人の話がしっかり聞ける子に育ちます。

【伝える力】を育てるには、「伝わった!」という経験を

ことばはまだ出ていなくても、赤ちゃんは伝えたい気持ちをしっかり持っています。


それがベビーサインで可能になると、「伝えるって楽しい!」という気持ちが育ちます。

● 赤ちゃんが指差した →「あっ、【わんわん】だね」と【犬】のベビーサインをする。指差しから、自分の伝えたい事が「伝わった!」という体験に繋がる。


● ベビーサインが増えてくると、指差しで伝えられない目の前にないものや過去の出来事も大好きなママやパパに「伝える事」が可能になる。

👉 “伝わった!”という体験が、伝える意欲をグッと引き出します。

0~2歳のうちに、土台を育てよう

「見る・聞く・伝える」――この3つの力は、小学校以降の学びや人間関係の土台になります。


この時期に「人と一緒に感じる」「伝える喜び」を経験しておくことで、
ことばの獲得もスムーズになり、自己表現がどんどん豊かになります。

ベビーサインと一緒に育む“3つの力”

ベビーサインは、まだうまく話せない赤ちゃんの**「見る」「聞く」「伝える」**を同時に育ててくれる心強いツール

✔【見る】

目と手の動きで意味を視覚的にキャッチ
✔【聞く】

手の動きに合わせて言葉を聞いて理解
✔【伝える】

自分の意思をベビーサインで伝える体験する

まさに、「ことばの前のコミュニケーション力」が自然に育つ方法なんです!

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2025.06.10ベビーサイン×積み木遊びで育つ“3つの力”とは?

1歳すぎると楽しくなる「積み木」

実はいろんなチカラが育つんですよ~

 

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ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

1. 「見る力」= 観察する力がぐんぐん伸びる!

積み木遊びって、ただ積むだけじゃないんです。
「どんな形かな?」「この色、さっきと違う?」
赤ちゃんは、目でじっくり見て、感じて、学んでいます。

ここでベビーサインの出番!
たとえば、

👋【大きい】【小さい】

大きさを比較できる月齢だったら、

「この積み木、【大きいね】」とか

「これは【小さいね】」って伝えてあげて!

月齢があがってきたら、色別に積み木を分けて、色のベビーサインを追加して遊ぶ事もできますよ。

2. 「手を使う力」= 指先・空間感覚が育つ!

積み木をつかむ・積む・倒す…という動きは、手先の発達にとっても大事。
バランスをとりながら積むことで、空間感覚試行錯誤する力も育ちます。

ここで使いたいベビーサインは、
👋

【積み上げる】・・・赤ちゃんを遊びに誘う時に、

「今から【積み上げる】する?」って感じ

👋【もっと】・・・1個積み上げることができたら、

「【もっと】やってみる?」って聞いて見よう!


👋【上手】

例えば、高く積めたら

「【上手】にできたね!」って拍手で褒めてあげましょう。

💡ポイント:
ママやパパのベビーサインが、**赤ちゃんの「やる気スイッチ」**になります!

3. 「伝える力」= コミュニケーションの土台が育つ!

積み木は「一緒に遊ぶ」のが楽しいおもちゃ。
「ママ、見て!」の気持ちをベビーサインで表せると、
赤ちゃんの中にある**“伝えたい”**が、ぐっと表に出てきます。

こんなふうに遊んでみてください:

🔸【ママが積む】→【赤ちゃんが真似する】→【上手だね!】と拍手パチパチのベビーサインと笑顔で伝える


🔸【倒れる】→【赤ちゃんが笑う】→【なくなった】のベビーサインで状況を説明してあげる。


🔸【積めた!】→【笑顔になる】→【楽しい・嬉しい】のベビーサインで喜びを共有する。

💡ポイント:
サインがあることで、**言葉の前の“やりとりの喜び”**が育ちます!

まとめ:遊びの中で“3つの力”が自然に育つ!

積み木 × ベビーサインで育つ3つの力:

  1. 見る力(観察力)

  2. 手を使う力(運動・空間認識)

  3. 伝える力(コミュニケーションの土台)

積み木は、おもちゃの中でも発達支援力がバツグン
そこにベビーサインをプラスすることで、赤ちゃんの世界がぐんと広がりますよ

おうちでできる!おすすめの遊び方ヒント

✔ 木製の積み木を10個だけ使って「高く積む競争」
✔ 色ごとに並べて「赤・青・黄色」のベビーサイン遊び
✔ 親子で交互に積む → コミュニケーションのリズム感UP!

やってみてくださいね。

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2025.06.09言葉の発達に影響⁉ 長時間のおしゃぶり使用がもたらす意外な結果とは?

「皆さん、おしゃぶりって使ってますか?」

 

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吉中みちる
です。

 

おしゃぶり、便利だけど…?

おしゃぶりは赤ちゃんを落ち着かせるのにとても便利なアイテム。
夜泣きのときや、泣き止まない時など、助けられたパパ・ママも多いはず。

だけど、私、二人の子育てに使わなかった派!

どうしてかというと、あれ、ちゅぱちゅぱしても何も出てこないですよね?!ちゅぱちゅぱして本当ならおっぱいやミルクが出てくるのに!って赤ちゃんが期待してたら、なんとも失礼な事をしているな!!!って思ったので、私、使わなかったんです。

赤ちゃんにしてみたら、ちゅぱちゅぱしても、なんの変化もないやん!

ってなるかな~と(苦笑)

と、私の話はおいといて・・・・

実は、長期間・長時間の使用が、赤ちゃんの「ことばの発達」に影響を与えるかもしれない、という研究結果が出ているのです。

ノルウェーの1,000人以上の乳児で調査

この研究はノルウェーのオスロで実施されました。
対象は12か月と24か月の赤ちゃん、合計1187人
赤ちゃんはいずれも健康で、単一言語環境(ノルウェー語)で育てられていました。

保護者はオンラインで「CDI(Communicative Development Inventory)」という発達調査に回答し、赤ちゃんの語彙理解・語彙表出の量を報告しました。

さらに、生後2か月ごとのおしゃぶり使用時間も申告


これにより、おしゃぶりの「累積使用時間(Lifespan Pacifier Use)」がわかるように設計されていました。

(引用:Muñoz, Kartushina, & Mayor, 2024, Developmental Science

わかったこと①:おしゃぶり使用が多いほど語彙が少ない

結果は衝撃的でした。

🔸おしゃぶりの使用時間が長いほど、語彙サイズが小さい傾向
🔸特に12か月児では、「聞く言葉(理解)」と「話す言葉(発話)」両方に影響
🔸24か月児では、「話す語彙」だけに明確な影響がありました。

つまり、おしゃぶりの使用が多いと、赤ちゃんが「聞いて覚える」「まねして話す」力が育ちにくくなる可能性があるのです。

わかったこと②:遅くまで使う方がリスクが高い

研究チームは特に注目すべき点として、「いつまで使っているか」に注目しました。

🔹早いうちにやめた赤ちゃんより、長く使い続けた赤ちゃんの方が語彙が少ない傾向
🔹特に2歳の誕生日直前の2か月間におしゃぶりをよく使っていた子は、「語彙が少ないグループ」に入る確率が高かったのです。

なぜ言葉の発達に影響があるの?

赤ちゃんが言葉を覚えるとき、口の動き(発音の練習)や周囲の声に集中することがとても大切です。

でもおしゃぶりをくわえていると…

✅ 舌や唇が自由に動かない
✅ 声を出してまねすることが少なくなる
✅ 表情や口の形を観察しにくくなる

こうした要素が積み重なり、「言葉の入力(聞く)・出力(話す)」のどちらにもブレーキをかけてしまう可能性があるのです。

まとめ:使うなら“メリハリ”を!

この研究は、「おしゃぶり=悪」ではないことも強調しています。

短時間の使用や、寝かしつけ時など限定的な使い方なら、赤ちゃんにとって安心材料にもなります。

ただし、言葉を覚え始める1歳ごろから、使い方にはちょっと気をつけて

💡おすすめの工夫:

  • 起きている間はなるべく使わない

  • 会話や歌、ベビーサインなど“言葉の刺激”をたくさん与える

  • ごっこ遊びや絵本読み聞かせを通じて、口を動かす機会を増やす


📚出典・参考文献

Muñoz, L. E., Kartushina, N., & Mayor, J. (2024). Sustained pacifier use is associated with smaller vocabulary sizes at 1 and 2 years of age: A cross-sectional study. Developmental Science.
https://doi.org/10.1111/desc.13472(※元論文リンク)

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2025.06.06週末水族館へ行く???そんな方にお勧めなベビーサイン

水族館にはどんな生き物がいるかな?

 

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実物を見るのが効果的

週末、お出かけ予定はありますか?

水族館へ行くよ~と言う方は是非、こちらのベビーサインを使ってみましょう!

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2025.06.06そのしぐさ、成長のサインかも!“つもり行動”って?

―想像力の芽生えとベビーサインの関係―

 

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吉中みちる
です。

 

【つもり行動ってなに?】

1歳を過ぎた頃から、赤ちゃんが空のコップを持って「ゴクゴク」と飲むマネをしたり、ブロックを食べ物に見立てて「あーん」と食べるフリをすることがあります。

こうした「◯◯したつもり」の行動は、「つもり行動」と呼ばれ、ごっこ遊びや言葉の発達と深い関わりがあります。

これは、実際のものを想像の中で置き換えられる“象徴的思考”が育ちはじめている証拠。


赤ちゃんの心の中で「現実」と「イメージ」がつながってきているんですね。

1歳過ぎから、もう、そんな事もできるようになるんですね!

(↓ 息子1歳3ヶ月)

【ベビーサインとつもり行動】

ベビーサインを使っている赤ちゃんは、自分の思いを伝えることに慣れているので、「つもり行動」がより豊かに、物語性をもって展開されることがあります。

たとえば、こんなエピソードがあります。

大好きなお人形さんに、おもちゃの食べ物を食べさせる真似をしたあと、自分で【おいしい】のベビーサイン。

そして、そのあと、お人形のほっぺもペチペチ(というか、動画はかなり激しく汗、バンバン)して、【おいしい】のサインをやってました。

まるで、「お世話ごっこ」のワンシーン。

「ね!おいしいよね!美味しいはこうだよ!」

見たいな圧もちょっと感じられる動画で、すごく面白かった記憶があります。

(誰の動画だったかな・・・どこかにあるはずなんだけど探せなくて・・・)

【「想像する力」が育ってきた証】

このような行動は、赤ちゃんの中で「あるはずのもの」を思い描く力が育ってきた証。


これは後々、言葉の習得にも大きく関わってきます

言葉も実は「モノを象徴する音」なので、こうした“見立て”の力が言葉の理解とつながっているのです。

ベビーサインを使っていると、その思考のプロセスが目に見えるかたちで表現されるので、保護者の方もお子さんの心の成長に気づきやすくなります。

【おうちでできる!つもり行動のひろげ方】

もしお子さんが空のカップで飲むマネをしていたら、「ゴクゴク、おいしいね!」と声をかけてみてください

ママやパパが共感してくれることで、赤ちゃんの想像の世界が広がっていきます。

また、そこにベビーサインを取り入れたりすると、簡単な“物語”のやりとりができるようにもなります。

たとえば、

赤ちゃん:コップで「ゴクゴク」飲む真似をしている

ママ:【もっと】飲みたいかな?

赤ちゃん:またゴクゴクって飲む真似を繰り返す。

このように、赤ちゃんの“やりたい気持ち”に寄り添うことで、心とことばの土台がどんどん育っていきます。

【おわりに】

「つもり行動」は、赤ちゃんの想像力の芽生えであり、ごっこ遊びのはじまり。

ベビーサインは、それをさらに豊かにサポートしてくれる**“心の架け橋”**です。

赤ちゃんが何気なく見せてくれるしぐさの中には、実はたくさんの学びと成長のヒントが詰まっています。


ぜひ、日々の育児の中で、お子さんの「つもり行動」に気づいてあげてくださいね。

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2025.06.05赤ちゃんはもうこんなにわかってる!1歳半で184語!?

【言葉は“話す前”から始まっている】

 

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です。

 

「こころ」ってどう育つの?

赤ちゃんが言葉を話し出すのは1歳前後が多いですが、実はその前から、どんどん“言葉を理解する力”=理解語彙が増えていることをご存じですか?

言葉が出るより先に、赤ちゃんの中では「聞いて理解する」「意味を感じとる」という準備が着々と進んでいるんです。

【12ヶ月で18語 → 18ヶ月で184語!?】

保護者が赤ちゃんの言語の理解・表現について答える「日本語マッカーサー乳幼児言語発達質問紙(CDI)」という信頼性の高い調査によると…

  • 12か月ごろ(1歳)には、平均18語

  • 18か月ごろ(1歳半)には、なんと平均184語

たった半年で理解できる言葉が10倍以上になるんです!

(ベビーサインやっている子達を見ていると、1歳頃の理解言語は18語よりもうーーーーーーんとたくさんな気がしますけどね。まっ、この数字も平均なので、もっと多い子もいるはずです!)

「うちの子、まだあまり話さないけど…」と心配している方がいたら、
**“話さなくても、ちゃんとわかってる”**という視点を持ってみてくださいね。

そして、ちょっとあたりを見回してみましょう。

2歳で184語もすらすらとおしゃべりしているお子さんっていないですよね!!!

【2歳になると300語以上も理解している】

もうひとつよく使われる検査に「PVT-R(絵画語い発達検査)」があります。

これは、子どもが絵を見て「○○はどれ?」と聞かれたときに、正しく指させるかで理解語彙を測るもの。

この方法でも、2歳ごろには理解語彙が平均300語近くに増えるという結果が出ています。

言葉に出していなくても、実はすごいスピードで“インプット”が進んでいるんですね。

【話す前に「伝えられる」ベビーサインの役割】

だ・か・ら

ベビーサインなんです!!!

赤ちゃんは、手や体を使った動きの方が、声より先にコントロールしやすいもの。


だからこそ、「わかっているけど言えない!」というもどかしい時期に、
“わかってるよ”を伝えられるツールとしてベビーサインがとても役立ちます。

たとえば…

  • ごはんを見て【たべる】のサイン

  • お気に入りの絵本で【もっと】のサイン

  • お外で鳩を見て【とり】のサイン

理解語彙がどんどん増えていく1歳前後のタイミングは、ベビーサインを始めるのにぴったりの時期。

赤ちゃんの「言葉の準備」に寄り添う、やさしいコミュニケーションを楽しんでみてくださいね

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