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0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
8月13日の発売以来、何度もネット書店での在庫が切れているこちらの書籍↓

実店舗には在庫あり!
でもね、あなたの街の書店には実は在庫があるんですよ!
ということで、この暑い中、実店舗に出向いてくださる皆さんにありがとうキャンペーンを開催します。詳細は以下のインスタ投稿見てくださいね。
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まだまだ暑さが続くので、水分補給大事!
0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
子どもの体は大人とはまったく違います。大人に比べると小さくて、丸みを帯びていて、なんだか“ぽてん”とした体型ですよね。
実はこれ、ただ「かわいい」だけではなく、成長の過程でちゃんと意味があるんです。
子どもの体はころんとした形をしています。この形だと、体の表面積が少なくなり、体の熱を外に逃がしにくいのです。
昔はクーラーがなかったので、夏になると子どもが体温を上げすぎてしまう「夏季熱」という症状がよく見られました。
今でも「子どもは大人より暑がり」「体が熱っぽい」と感じること、ありませんか? それは体の仕組みが大人と違うからなんですね。
子どもは大人よりも水分をたっぷりと体に含んでいます。その量はなんと大人の約2倍!
だからこそ、赤ちゃんや小さな子どもはぷるんとしたみずみずしい体をしているのです。
これは腎臓がまだ未発達で、水分をうまく調整できないために「多めに抱えておく必要がある」から。大人と違った体の事情が隠れているのですね。
「うちの子、本当に汗っかきで…」と悩むママやパパも多いと思います。でも実はそれも子どもの体の特徴です。
子どもは大人の1.5~3倍も汗をかくといわれています。その理由は、新陳代謝が活発で、熱をため込みやすい体だから。
しかも汗腺の数は大人と同じ。小さな体に同じ数の汗腺が詰まっているので、汗の密度がとても高いのです。
ただし、汗っかきだからこそ注意が必要なのが「脱水症状」。
子どもはまだ腎臓の機能が未発達なので、体が水分を必要としているのに、尿として出してしまうことがあります。確かに!わたしたち大人は、暑いときに水分をあまり取らないと、トイレに行く回数が減りますよね。でも、子どもは違うんですね。
つまり「汗で出る」「尿で出る」で、水分がどんどん失われてしまうのです。
夏場や発熱時には特に、こまめに水分補給をしてあげることがとても大切です。
「汗っかき=元気」と考えて見守りながらも、こまめな水分補給を忘れずにしてあげましょう。冷たい麦茶や水を少しずつ、こまめに飲ませるのがポイントです。水分補給の時に、この【水】のサインを使って、
「【お水】飲む?」
とか
「【お茶】飲む?」
って聞いてみてください。どちらも同じベビーサインでOKですよ。赤ちゃんの方から「喉が渇いた」って教えてくれるととっても安心です。やってみてね。

新刊「ベビーサイン図鑑」
↓現在ネット書店は在庫がありません・・・
もし、可能なら、お近くの実店舗でご購入ください。実店舗で購入してくださった方向けにキャンペーンを実施する予定なので、レシートキープしておいてくださいね。

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Amazonレビューのご紹介です。
0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
赤ちゃんは言葉を話す前に、すでに“伝えたい気持ち”を持っています。
でも、口や舌の動きはまだ未発達。ところが手や指の動きは、口の動きよりもずっと早く発達するんです。
だからこそ、**手を使って気持ちを表現できる「ベビーサイン」**が可能になります。
レビューを書いてくださった方も、「目からウロコでした!」と驚いていました。
泣く以外の方法で伝えられたとき、赤ちゃんの表情は一気に変わります。
「通じた!」という体験は、赤ちゃんに大きな安心感と満足感をもたらします。
例えば、ボールを見て「園長先生のお腹と一緒!」とサインで表現するなんて、想像するだけでニヤニヤしてしまいますよね。
赤ちゃんの世界がどんどん広がっていく様子が、サインを通じて見えてくるのです。
レビューにもあったように、ベビーサインは赤ちゃんの「類似性に気づく力」が見える化される瞬間があります。
「丸いものは全部ボール」
「ポッコリしたお腹もボール」
こうした気づきは、概念をつくる最初のステップです。
ベビーサインを通じて、赤ちゃんの知的な成長を目の前で感じられるのは、親にとっても大きな喜びです。
さらに、このレビューを書いてくださった方は英語の先生。
紹介しているサインがそのまま英語の入り口にもなる、とおっしゃっています。
たしかに「milk(ミルク)」「eat(食べる)」など、ベビーサインでの動作は英単語と直結しています。
子育てしながら自然に英語の基礎が身につくなんて、一石二鳥ですね。
「ベビーサイン図鑑」は、
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赤ちゃんの育児をもっと楽しみたいパパママ
-
言葉の発達に関心がある方
-
英語やコミュニケーション教育に興味のある方
に、ぴったりの一冊です。
赤ちゃんの“伝えたい気持ち”が見える体験を、ぜひ楽しんでみませんか?
↓現在ネット書店は在庫がありません・・・
もし、可能なら、お近くの実店舗でご購入ください。その際、来週から実店舗で購入してくださった方向けにキャンペーンを実施するので、レシートキープしておいてくださいね。

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0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
「20周年の記念にベビーサインの集大成となる本を出版したい」
去年の春、私はそんな思いに突き動かされて、出版塾に入りました。そのときに出会ったのが、J.ディスカバー社長の城村典子さんでした。
なんだかぼんやりと思い描いていた「新しいベビーサインの本」を形のあるものにするために、たくさん質問をしてくださって、スタート地点に立たせてくださったのは城村社長でした。
今回の出版にあたり、こんなに素敵なレビューを書いてくださいました。本当にありがとうございます。
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赤ちゃんの立場になってみると、
本当に大変だと思います。
世界の秩序もわからない、
言葉も話せない、
伝えたいことも伝わらない。
まだ何も知らない状態です。
それなら泣くし、
怒るし、
大騒ぎにもなります。
生きること、
成長することが仕事とはいえ、大変な毎日です。
鹿や馬が生まれて数時間で立ち上がり、
野生動物が教えられなくても狩りができるのとは違い、
人間は長い時間をかけて育っていきます。
実際、人間は受精から10歳くらいまでの間に、
生命誕生からの35億年を凝縮したようなスピードで
進化すると言われます。
さらに、生まれてからも
数十万年の人類の進化を個人が追体験するのです。
子どもにとって「成長すること」
はまさに大仕事なのです。
その一方で、
赤ちゃんが愛くるしい存在として生まれてくるのは、
神様の計らい。
親が「かわいい」と思えるのもまた、
神様の仕組み。
そうして、子どもの大変さと、
大人の愛情がせめぎ合う最前線に、
成長の奇跡があるのです。
私たち大人も、先輩人類として同じ道を歩み、
たくさんの加護を受けて今ここにいます。
そして人類は「意志が通じ合う喜び」を知っている存在です。
だからこそ、赤ちゃんにも早くその喜びを知ってほしい。
私たちもまた、赤ちゃんと意思疎通ができる喜びを感じたい。
ベビーサインは、
そんな頑張る赤ちゃんを応援できるコンタクトツールなのです。
ベビーサイン図鑑 簡単なジェスチャーだけで、2歳児以下とも双方向コミュニケーション!
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そこで、私、以下のようにお礼をお伝えしたんです。
「素敵なレビューをありがとうございました!
出版準備のときに「人類の進化と赤ちゃんの成長とベビーサインを重ねてみては?」とアドバイスをくださったこと、今でも鮮明に覚えています。実は私なりに原稿に入れてみたものの、堅くなりすぎてしまって断念したんです…。
でも今回のレビューで、私が表現しきれなかった部分を、すごく美しく、そしてしっかりと伝わる形にまとめてくださっていて、「これだ!」と感じました。まるで代弁していただいたようで、本当に嬉しかったです。
また、人類は「意志が通じ合う喜び」を知っている存在・・・この言葉は「赤ちゃんは社会性を持って生まれてくる」「周りと関わって欲しいと思っている存在」と私が本の中で表現したことと繋がって、とっても嬉しいです。
改めて、この本ができたのは城村さんのお力添えのおかげだなぁと感謝しています。」
で、返ってきたお返事がまた最高に嬉しかった!!!
ははは、私しつこいですね(笑)
最初に吉中さんと出会った時の、喜び、
だから、ベビーサインって、素敵なのよを
書籍紹介で、自慢しちゃいました。
(私のものではないけど、勝手に自慢(笑))
いや~本当に嬉しいです(語彙力なくてすいません・・・)でも、この出会いに心から感謝です。

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0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
先日の記事では、ドーパミンが子どもの挑戦意欲や学びの姿勢を育てる大切な物質だとご紹介しました。
では、赤ちゃんの毎日に「ドーパミン・サイクル」を取り入れるにはどうしたらいいのでしょう?
その一つの答えが ベビーサイン です。
まだおしゃべりができない時期の赤ちゃんが、手のサインを使って気持ちや欲求を伝えるコミュニケーション方法です
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「伝わった!」という成功体験
お腹が空いたときに【ミルク】のサインをしたらミルクがもらえた!
「もう一回!」と【もっと】のサインをしたら、遊びが続いた!
これが積み重なることで、赤ちゃんは「自分で伝えられる」という達成感を得ます。
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知的好奇心を広げる
【ボール】のサインを覚えた赤ちゃんは、公園の野球ボールも、サッカーボールも、丸い電球も、満月も「ボールだ!」と気づくようになります。
パパやママも、わが子が今なにに関心を持っているかを知ることができ、興味を深めてあげられるのです。
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褒められる場面が増える
バイバイやこんにちはのジェスチャーができるようになると、親は「すごいね」って褒めますよね。ベビーサインがあれば、その褒める機会がベビーサインの数だけ増えていきます。この「褒められる体験」こそ、ドーパミン分泌の大きなきっかけです。
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アウトプットの機会が増える
赤ちゃんはインプットが多くアウトプットが少ない時期ですが、サインを覚えると「靴!」「犬!」と自分の気づきを伝えることができます。
インプットとアウトプットのバランスが取れることで脳がより活性化されます。
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笑顔とアイコンタクト
サインをやりとりするたびに、親子で目を合わせ、笑顔になり、声をかけ合います。
「曾祖母の遺影を見て【ゴリラ】のサインをした息子に、家族全員で大笑いした」なんて思い出も。
そんな瞬間こそが、ドーパミンあふれる体験です。
ベビーサインを通して赤ちゃんが学ぶ「小さな成功体験を積む」「興味を広げる」「褒められる」という流れは、大人にも必要なサイクルです。
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資格に挑戦する
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新しい趣味を始める
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学び直しをする
そんなときも、ドーパミン・サイクルを意識すれば「続ける力」になります。
ベビーサイン講師育成プログラムでは、単にサインを教えるだけではなく、
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脳科学や心理学をベースにした赤ちゃんの発達理解
-
親子関係を豊かにする工夫
-
学びの土台をどう育てるか
といったことを体系的に学べます。
「便利だから」ではなく、「赤ちゃんの未来を育むから」 ベビーサインを伝える。
そんな視点を持てるのが、このプログラムの大きな魅力です。
この「ドーパミン」の内容は実は新刊ベビーサイン図鑑に書いていますので、是非ご覧くださいね。
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0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
皆さんは「ドーパミン」という言葉を耳にしたことがありますか?
ドーパミンは脳内で分泌される神経伝達物質で、「やる気ホルモン」「快楽ホルモン」とも呼ばれています。
たとえば、ゲームで新しいステージをクリアしたとき。
仕事で目標を達成したとき。
運動を頑張ったあとに爽快感を感じるとき。
実はその裏で、ドーパミンが分泌されています。
つまりドーパミンは、**「もっとやりたい!」「次も挑戦したい!」**という意欲を引き出す原動力なのです。
脳科学者の茂木健一郎先生は著書の中で、**「脳の約80%が完成する5歳までにドーパミン・サイクルを作ることが大切」**と説いています。
ドーパミン・サイクルとは、
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小さな成功体験をする
-
うれしい気持ちになる
-
「またやりたい!」と挑戦する
この好循環のこと。
一度このサイクルができると、新しいことに取り組むのが楽しくなり、学びへの姿勢や探究心が自然と育つそうです。
これこれ!これを知っていると、なぜベビーサインが大切かがちょっと見えてきますよ。
5歳までにやっておきたい 本当にかしこい脳の育て方
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「できた!」「わかった!」という体験を繰り返すと、子どもは**「自分はできる」という感覚(自己肯定感)**を持つようになります。
自己肯定感が高い子は、壁にぶつかっても「やってみよう」と思える力が強いことが研究でも分かっています。
逆に、このサイクルが育たないまま大きくなると、「どうせ自分にはできない」と挑戦を避ける傾向が強まることも。
だからこそ、幼児期の体験がその後の人生に大きく関わってくるのです。
茂木先生は「大人になってからいきなりドーパミン・サイクルを作ることは難しい」とも指摘しています。
つまり、「小さい頃にどう過ごすか」が未来を決める」ということ。
赤ちゃんや幼児期は、毎日が「初めて」の連続。
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初めて見た景色
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初めて触ったおもちゃ
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初めて聞いた音楽
この「初めて」の体験が、ドーパミンをたっぷり分泌させる絶好のチャンスなのです。
👉 明日の記事では、この「ドーパミン・サイクル」を育むためにベビーサインがどんな役割を果たすのかをご紹介しますよ。
そして、この内容は実は新刊ベビーサイン図鑑にも書いていますので、是非ご覧くださいね。
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0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
しばらく前ですが、講師育成プログラムに参加している助産師の生徒さんから、「私がベビーサイン講師になりたい理由」を綴ったエッセイをいただきました。
そこには、日々産後のお母さんたちに寄り添う中で感じてきた葛藤が書かれていました。
「泣いている理由を探して助言しても、その場限りの解決で終わってしまう」
「ママたちがもっと笑顔で育児を楽しめる方法を伝えたい」
その強い想いが、彼女をベビーサインとの出会いへと導いたのです。
生徒さんは研修を通じて、まだ言葉を話せない赤ちゃんがサインで気持ちを伝えられることに大きな希望を感じました。
「泣くだけではなく、サインでも気持ちを伝えられる」
そのことが、お母さんの安心や自信につながり、育児そのものを楽しめるようになる。
彼女は「赤ちゃんとお母さんの毎日が、暗い表情ではなく笑顔であふれる時間に変わる」と語ってくれました。
さらに彼女は、ベビーサインが赤ちゃんの成長や発達にも良い影響を与えることを強調していました。
生後6か月頃から「伝え合う」経験を重ねることは、社交性やコミュニケーション能力の土台を育てます。
将来、「人との関わりを楽しめる力」につながる――。
これは一時的な便利さではなく、その子の人生に長く寄り添う力になると、私自身も強く感じています。
このように、ベビーサイン講師を目指す方々の原動力には「ママや赤ちゃんを笑顔にしたい」という温かい想いがあります。
協会の講師育成プログラムは、そうした想いを形にするための学びの場です。
赤ちゃんと家族の毎日に寄り添い、笑顔を広げていける存在になれることは、何より大きなやりがいとなるでしょう。
もしこの記事を読んで「自分も赤ちゃんとママの笑顔をつなぐ役割を担いたい」と感じてくださった方は、ぜひ講師育成プログラムに関心を寄せていただければ嬉しいです。

ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。
0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
「集中力がない」は心配しすぎ?
「うちの子、全然集中できなくて…」
そんな不安の声を、ベビーサイン教室や子育て相談でよく耳にします。
特に小学校入学前の年長さんや、少しずつお勉強が始まる小学生低学年の親御さんには、切実な悩みとして語られることも少なくありません。
でも、実はこの“集中力がない”というお悩み、子どもの発達段階や、集中力に関する正しい知識があれば、必要以上に心配しなくても大丈夫なんです。
子どもの集中力は、大人のように長時間は持ちません。これは脳の発達上、自然なことです。
🔍 たとえば、以下の研究ではこう示されています:
◼ Grazyna Kochanska らの研究(2000)
◼ Frick & Richards(2001)による視覚注視の研究
年齢ごとの集中可能な時間を、発達心理学や教育現場の知見から整理すると以下の通りです:
年齢 |
集中できる時間の目安 |
備考 |
6ヶ月 |
30秒~1分 |
視覚刺激への注視中心 |
12ヶ月(1歳) |
1~2分 |
おもちゃを触る、見る |
18ヶ月 |
2~3分 |
ごっこ遊びなど始まる |
2歳 |
3~4分 |
簡単なやりとり遊び |
年少(3歳) |
4~5分 |
集団活動に少しずつ参加 |
年中(4歳) |
6~7分 |
興味があることなら継続 |
年長(5歳) |
8~10分 |
10分集中できたら大成功! |
小学生 |
約15分 |
授業は15分刻みで構成 |
どの年齢も大人が思っているよりも、すごく短いですよね?!
小学生でもたったの15分で精一杯!
「45分授業なのに…集中できない!」と心配になる親御さんもいますが、授業は5〜15分単位の活動を組み合わせて設計されています。
つまり、集中の“波”を活かして構成されているのです。
集中力の長さは「時間」だけでは語れません。
どの感覚を使って、どんなことに集中しているかによって、持続時間や集中の深さも変わります。
👀 視覚 × 思考:絵を描いたり、観察したり
👂 聴覚 × 思考:絵本の読み聞かせや音楽
🖐 手指の操作 × 感覚:積み木、ベビーサインなど
違う感覚を使った活動を組み合わせることで、脳の同じ部分ばかりが疲れず、より長く・楽しく集中できるようになります。

ベビーサイン実践者の86%が「集中力がある」と感じた理由
私たちが行ったベビーサイン実践者アンケートでは、なんと86%の保護者が「わが子には集中力がある」と感じているという結果が出ました。
これは偶然ではありません。
ベビーサインには以下のような集中力を育てる要素があるからです:
これらが重なり合うことで、子どもは**遊びの中で深く集中する“フロー状態”**に入ることができるのです。

「うちの子、集中力がないんです…」と心配になる気持ち、とてもよくわかります。でも、それは子どもがまだ発達の途中にいるだけ。
大切なのは、時間の長さではなく、何に・どれだけ深く関われているか。
そして、親が期待しすぎず、子どもの“集中の芽”を見つけてあげることです。
ベビーサインは、その“芽”に光をあて、「伝わる喜び」や「見てくれる楽しさ」を通して、集中力の土台を静かに、でも確実に育てていくツールです。
スマホやタブレットを集中して何分も見ているのは、集中力を育てていることと違いますよ~
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0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
はじめての方にぴったり!絵本で学ぶベビーサイン講座
赤ちゃんが言葉を話す前から、気持ちを伝えてくれたら…そんなふうに思ったことはありませんか?
今回は、絵本『ぽん・ぽん・ちゅ』を使って
1時間でベビーサインの基礎が学べる講座をご紹介します!

リズムのある言葉と、かわいらしいイラストで、赤ちゃんも大人も思わず笑顔になる絵本『ぽん・ぽん・ちゅ』。
この絵本に登場する15種類のベビーサインを、日常生活で即実践できるようにご紹介するのがこの講座です。
おててではなそ ぽんぽん・ちゅ! (角川書店単行本)
この講座は、1回完結・約60分。
「忙しくて教室に通えない」
「ちょっと試してみたい」
そんな方にこそぴったりです。
こんな内容が学べます:
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ベビーサインの基礎とメリット
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教え方の3ステップ
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絵本を活用したおうちでの実践法
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実際に使える15種類のサイン紹介
受講された方全員に、以下の教材をプレゼントしています。
🟡 絵本『ぽん・ぽん・ちゅ』1冊
🟡 特製チャート4点セット
①簡単3ステップ!ベビーサインの教え方
②絵本に登場する15種類のサイン一覧
③おうちでの楽しみ方ガイド
④お教室案内と学びのステップ
ご家庭ですぐに実践できる、心強いアイテムばかりです。
ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。
0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事&
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吉中みちるです。
【1】孤独な育児の中で出会った「赤ちゃんと話せる方法」
赤ちゃんが生まれて、誰もが感じる“愛しさ”と“責任”の狭間。
この方がベビーサインに出会ったのは、そんな育児の真っ只中でした。慣れない育児、夜泣き、頼れる人がそばにいない不安——
「この子が何を求めて泣いているのか分かったら、逆立ちだって腹芸だってするのに!」
(腹芸って
)
そう思ったママが、ある日ふと目にしたのが「まだ話せない赤ちゃんとコミュニケーションがとれる」というベビーサインの体験会でした。

【2】“わかったよ”と伝えた瞬間、親子の笑顔が咲いた
体験会で感じたのは、サインがもたらす“通じ合える安心感”。
言葉が出る前の赤ちゃんが、気持ちを伝えようとしてくれること。そしてそのサインに応えて「わかったよ」とママが言えた瞬間の、あの満面の笑み。
ベビーサイン育児が始まると、赤ちゃんがどんどん自分の想いを伝えようとし始めます。ある日気づけば、話し相手がほしかったはずのママにとって、一番の会話相手がわが子になっていました。
本当にその感覚、わかります!
私も子育て振り返ると、小さな子ども達が話し相手でした!

教室では、ただサインを学ぶだけではなく、手遊び、読み聞かせ、季節のイベントなど、親子で楽しめる工夫がいっぱい。
教室での遊びが家に帰っても続き、出会ったママたちと過ごす時間は、孤独だった育児の日々に光を灯しました。
「ベビーサインって楽しい!」
その思いは娘さんが卒業してからも色褪せず、心のどこかにずっと残っていたそうです。
【4】伝えたい——“知らないなんて、もったいない!”
新たな土地、山口県への移住。
そこで出会ったのは、ベビーサインの存在すら知らないママたち。広い県内で教室はたった一つ。自分の住んでいる地域には届いていない。
「こんなに素敵な育児法を、知らないなんて本当にもったいない」
その気持ちが、講師を目指す原動力となりました。イベントも少なく、ママたちが集まる機会が少ない地域だからこそ、
「共感できる場所」
「話ができる居場所」
をつくりたい。それは、自分が一番ほしかった“心が軽くなる場所”だったのかもしれません。
【5】娘と歩んだ時間が、これからの誰かの力になるように
「娘がいなければ、ベビーサインの楽しさを一生知らなかった」
——そう語るこのママの眼差しには、深い感謝と愛が込められていました。
子どもを持つってことは責任重大だけど、こんな素晴らしい出会いももたらしてくれるんですよね。
小さなおててで伝えてくれた「ありがとう」「ねこ!」「ママすき」



一つひとつのサインが宝物のように心に残っている。そして今、その宝物を誰かの手に渡す番が来ています。
ママの“知りたい”と“つながりたい”が、誰かを救う未来に
このエッセイを送ってくださった方のように、ベビーサインを通して育児の喜びを実感した人こそ、講師として多くのママたちに希望を届けられるはずです。
ベビーサインは、赤ちゃんの声なき声に気づき、寄り添う優しい手段。
そして、ママの「わたしだけじゃなかったんだ」という安心をつくる架け橋でもあります。
ベビーサイン講師育成プログラムは、全国どこからでも参加可能な【オンライン開催】。あなたの“想い”を形にして、未来の親子に届けませんか?
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ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。