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2026.03.20「選ばせる子育て」は、いつから始められるのか

「子どもの選択を尊重しましょう」

最近よく聞く言葉ですよね。

でも、ふと思いませんか?

 

👉 まだ話せない赤ちゃんに
👉 どうやって「選択」をさせるの?

 


ハーバードの研究が示していること

ハーバード教育大学院の研究では、

子どもは
「自分で選ぶ」経験があるほど、やる気が高まり、自己調整力も育つ
と言われています。

 

つまり、

・やらされる → 続かない
・自分で選ぶ → 続く

これは、かなりシンプルだけど本質的な違い。

 


でも、問題は「話せない時期」

ここで一つの壁があります。

 

それは、

👉 まだ言葉で伝えられない時期

 

この時期の子どもは、

・どっちがいいか
・何がしたいか
・今どう感じているか

 

実は「選ぶ力」はあるのに、

伝える手段がない

 


だから大人も「聞かない」・・・

本当はそれじゃあ、ダメなんです。

選べないのではなく、

 

👉 表現できないだけ

 

だから、伝えられるツールを与えてあげたらいい!
シンプルでしょ?!

 


ベビーサインがつくる「選べる世界」

ベビーサインがあると、何が変わるか。

 

例えば、

・もっと
・おしまい
・やって

 

この3つだけでも、

赤ちゃんは

👉 「続けたい」
👉 「もういい」
👉 「ちょっと手伝って欲しい」

と意思を表現できるようになります。

 

つまり、親にどう関わって欲しいのか

選択できるようになる

 


親の関わりも変わる

そして、ここが一番大事なポイント。

赤ちゃんがベビーサインで伝えると、

親は自然とこうなります。

 

👉 「どうしたい?」
👉 「そっちがいいんだね」

 

つまり、

選択を尊重する関わりになる

 


これが、自己調整力の土台になる

研究でも、

親が子どもの自律性を支える関わりをすると
→ 自己調整力が伸びる

と言われています。

 

自己調整力とは、

・感情をコントロールする力
・自分で考えて行動する力

 

つまり、

「生きる力」そのもの!

 


ベビーサインは、ただの「便利ツール」じゃない

よく言われます。ベビーサインって

「話せるようになるまでの代わりでしょ?」

でも、本質はそこではありません。

 

ベビーサインは、

👉 「選べる子育て」を
👉 赤ちゃん期から始められる方法

 


最後に

もし今、

 

・まだ早いかな
・しゃべれるようになってからでいいかな

 

そう思っているなら、

少しだけ視点を変えてみてください。

 

言葉が出るのを待つのではなく、

👉 選べる環境を先に作る

 

その一歩が、

子どもの未来の「主体性」を育てていきます。

 

詳しくは「ベビーサイン図鑑」

2026.03.18イヤイヤ期 それじゃなーーーいって時の対応はコレに限る!

0・1・2歳 頭と心と体を育てる

ベビーサイン教室

ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

イヤイヤ期

魔の2歳児

 

一体誰がこんな名前をつけたんでしょうね・・・・・

 

この名称から、我が子はその年齢に近づいてきたら

ママ達、一度は身構えるみたいな泣き笑い

 

でもね、その「イヤイヤ期」はある日突然やってくるわけじゃなくて、

じわじわ迫ってきていることに、気がつかないというか、

気がつかない親子関係がベースにあるから、爆発しちゃうんだよね!

 

だから、おしゃべりできない

0歳からその日に楽しく備えよう!

というのがベビーサインの考え方!

 

今日はイヤイヤ期によくある一例

ママがよかれと思って、提案したことに

全力で

 

「それじゃない!!!」

 

と全否定されたときの対応編

 

はい、まず最初にいってほしいのが

 

「そうか!これじゃイヤなんだ!」

 

そうです!イラッとしても平静を装って

共感です。

 

コレがイヤイヤ期の基本対応

 

共感大事!!!

 

はなっから全否定している我が子を目の前に

ママまで全否定したら、バトルの始まりです。

 

ココは一歩引いて、まず

共感

 

そのあと、容認できそうな選択肢をあげる。

 

↓ この動画で具体例見てみてね!

 

 

ベビーサイン協会では、

イヤイヤ期に備えて、もしくはイヤイヤ期真っ最中で困っているママ達に向けた短期集中講座をご用意してます。

 

詳しくは

↓ ↓ ↓

 

2026.03.16イヤイヤ期があまりない子の共通点

24年、赤ちゃんを見てきて感じること

「うちの子、イヤイヤ期があまりなかったんです」

 

ベビーサインの教室をしていると、
そんな声を聞くことがあります。

もちろん、イヤイヤ期が全くない子は珍しいです。

 

2歳前後の子どもは、

  • 自分でやりたい

  • 自分で決めたい

  • 自分で選びたい

という気持ちが強くなります。

 

いわゆる「イヤイヤ期」です。

研究でも、かんしゃくや強い自己主張は
多くの幼児に見られることがわかっています。

 

つまりイヤイヤ期は

発達の途中で起こる自然な現象。

でも、長年たくさんの赤ちゃんと親子を見てきて、
一つ感じることがあります。

 

それは

イヤイヤ期が比較的穏やかな子には、
ある共通点があること。

 


共通点は「コミュニケーション」

イヤイヤの多くは

  • やりたいことがある

  • でも伝えられない

 

この

「伝わらないもどかしさ」

から起きます。

 

大人でも

言いたいことがあるのに
うまく伝わらないと

イライラしますよね。

 

2歳の子どもは

  • 語彙がまだ少ない

  • 文で話せない

  • 気持ちを説明できない

 

だから

泣く
怒る
ひっくり返る

 

という形で表現することがあります。

 


実際に多い声

ベビーサインを実践しているご家庭からは、

「思っていたほどイヤイヤ期が大変じゃなかった」

という声をよくいただきます。

 

例えば

まだ言葉が出る前から

  • 「もっと」

  • 「おしまい」

  • 「いや」

  • 「手伝って」

 

などを手で伝えられると、

子どもは

泣いて伝える必要が減る

からです。

 

つまり

イヤイヤ期がないのではなく

イヤイヤになる前に
コミュニケーションが成立している

という状態です。

 


イヤイヤ期は「問題の時期」ではない

「魔の2歳児」という言葉があります。

 

でも実際には、

この時期は

子どもの自立が始まる時期。

 

  • 自分の意思が生まれ

  • 世界に興味が広がり

  • できることが増える

 

とても大切な発達のステップです。

 

だからイヤイヤは

「困った行動」ではなく

成長のサイン。

 

ただし、
親にとって大変なのも事実です。

 


イヤイヤ期をラクにする方法

イヤイヤ期を乗り越えるヒントは

コミュニケーションの種類を増やすこと。

 

言葉だけではなく、

 

表情

身振り手振り

 

こうしたやり取りが増えるほど
子どもは安心していきます。

 

ベビーサインは、

まだ言葉が出ない赤ちゃんでも
気持ちや要求を伝えられる唯一の方法です。

 

その結果、

イヤイヤの原因になる
「伝わらないストレス」が減るんです。

 


イヤイヤ期の仕組みを知ると楽になります

ベビーサイン協会では、イヤイヤ期の仕組みや
親子の関わり方を学べる講座を開催しています。

 

  • なぜイヤイヤが起きるのか

  • どう関わるとラクになるのか

  • ベビーサインがどう役立つのか

 

を具体的にお伝えしています。

 

▼詳しくはこちら
https://www.babysigns.jp/iyaiyaki/

 

イヤイヤ期は

親子の関係が壊れる時期ではなく
親子のコミュニケーションが育つ時期。

 

そう思えると、
見え方が少し変わるかもしれませんね。

 

2026.03.16イヤイヤ期の原因、やっぱり「それ」だった!9割の親が共感するワケと、心の成長を助ける方法

子育てをしていると、誰もが一度はぶつかる壁、「イヤイヤ期」

 

朝から晩まで「イヤ!」「自分で!」の連続で、ママもパパもヘトヘトになってしまいますよね。「うちの子だけ、どうしてこんなに癇窶がひどいの?」と悩んでしまうかもしれません。

 

でも、安心してください。イヤイヤ期は「子どもの成長の証」。そして、その原因は多くのご家庭で共通しています。

 

今回は、調査で明らかになった「イヤイヤ期の原因ランキング」と、その根本的な理由、さらに親子のストレスを減らすヒントをご紹介します。

 

今回の記事でわかること(目次)

  • 1. 調査で判明!イヤイヤ期の原因 第1位とは?

  • 2. なぜ「思い通りにならない」と爆発するのか?(脳の発達と専門家の見解)

  • 3. 1位の原因を解決!ベビーサインが役に立つ3つの理由

  • 4. まとめ:「イヤ」を「自信」に変えるコミュニケーションへ

 

1. 調査で判明!イヤイヤ期の原因 第1位とは?

全国のママ・パパを対象にしたアンケート調査によると、わが子のイヤイヤの原因について、9割以上の親が共感したダントツの1位がこれでした。

 

イヤイヤ期の原因 第1位: 「思い通りにならない(物事がうまくいかない)」こと

 

子どもに「自分でやりたい!」という自我(自立心)が芽生えているのに、それを実現するための言葉や体のスキルがまだ追いついていない――このギャップこそが、爆発の正体です。

 

  • おやつを自分で開けたいのに、袋が破れない。

  • 靴を自分で履きたいのに、うまく足が入らない。

  • 自分の気持ちを伝えたいのに、言葉に詰まってしまう。

 

子どもは、この「もどかしさ」「悔しさ」から怒ったり、泣き叫んだりしてしまいます。「ワガママを言っている」のではなく、「どうにかしたい!」という強い感情をぶつけている状態なんですね。

 

2. なぜ「思い通りにならない」と爆発するのか?(脳の発達と専門家の見解)

この「思い通りにならない」という行動の裏には、子どもの脳の成長という喜ばしいサインがあります。

 

感情をコントロールする脳の部位(前頭前野)はまだ発達途中のため、強い気持ちが湧き上がると、理性で抑えることができません。これは専門家も指摘する、この時期特有のメカニズムです。

 

イヤイヤ期は、まさに「脳が順調に成長し、自立への一歩を踏み出している証拠」。この時期に「自分の気持ちは大切だ」と感じられる経験を積むことが、その後の「自分で考えて行動する力」につながる土台となります。

 

3. 1位の原因を解決!ベビーサインが役に立つ3つの理由

「思い通りにならない」というフラストレーションに、私たちはどう寄り添えるでしょうか?

 

親の「先回り」や「過度な励まし」ではなく、子どもがフラストレーションを感じる前に、自己表現の手段を与えてあげることが大切なんです。

 

ここで、ベビーサインという育児法が、最高に役立ちます。ベビーサインは、赤ちゃんが「考えていること」や「感じていること」を、おしゃべりできる前から手話やジェスチャーを使って大人に伝えることができる育児法です。

 

この育児法を取り入れることで、イヤイヤ期の最大の原因である「思い通りにならない」状況を、解決に導くことができます。

 

【ベビーサインがもどかしさを救う3つの理由】

  1. 「言葉にならないもどかしさ」が激減する

    • 話す前から、【お腹すいた】や【もっと】といったサインで意思を伝えられるため、「伝えたいのに伝わらない!」というフラストレーションが軽減し、癇窶の回数が自然と減ります。

  2. 親の「先回り」を防げる

    • 子どもが【やって】のサインを見せてくれたら、「助けてほしい」というサインだと理解できます。親の過度なコントロールを自然と手放し、子どもが「自分でやる」という尊厳を尊重できる機会が増えます。

  3. 「自分の意思が通じた!」という自信が育つ

    • 泣かなくても、自分の意思が伝わり、それを受け止めてもらえるという成功体験を積み重ねることで、「自分には表現する力がある」という自己肯定感が育まれます。

 

4. まとめ:「イヤ」を「自信」に変えるコミュニケーションへ

イヤイヤ期は、決してネガティブな時期ではありません。わが子が「自分の人生を自分で決めたい」という強い希望を持っているサインなんです。

 

その強い希望が「思い通りにならない」という形で爆発してしまう前に、ベビーサインというツールで「表現の道」を作ってあげましょう。

 

ベビーサインを活用すれば、イヤイヤ期を親子の愛情や信頼関係を深めるポジティブな時期に変えることができます。わが子の「今、伝えたいこと」をしっかりキャッチして、この時期を笑顔で乗り切りませんか?

 

➡️ イヤイヤ期をワクワク期に!イヤイヤ期のためのベビーサイン教室は、以下のバナーをクリックしてくださいね。

 

2026.03.16イヤイヤ期があまりない子の共通点

24年、赤ちゃんを見てきて感じること

「うちの子、イヤイヤ期があまりなかったんです」

 

ベビーサインの教室をしていると、
そんな声を聞くことがあります。

 

もちろん、イヤイヤ期が全くない子は珍しいです。

 

2歳前後の子どもは、

  • 自分でやりたい

  • 自分で決めたい

  • 自分で選びたい

という気持ちが強くなります。

 

いわゆる「イヤイヤ期」です。

研究でも、かんしゃくや強い自己主張は
多くの幼児に見られることがわかっています。

 

つまりイヤイヤ期は

発達の途中で起こる自然な現象。

 

でも、長年たくさんの赤ちゃんと親子を見てきて、
一つ感じることがあります。

 

それは

イヤイヤ期が比較的穏やかな子には、
ある共通点があること。

 


共通点は「コミュニケーション」

 

イヤイヤの多くは

  • やりたいことがある

  • でも伝えられない

 

この

「伝わらないもどかしさ」

から起きます。

 

大人でも

言いたいことがあるのに
うまく伝わらないと

イライラしますよね。

 

2歳の子どもは

  • 語彙がまだ少ない

  • 文で話せない

  • 気持ちを説明できない

 

だから

 

泣く
怒る
ひっくり返る

 

という形で表現することがあります。

 


実際に多い声

ベビーサインを実践しているご家庭からは、

「思っていたほどイヤイヤ期が大変じゃなかった」

という声をよくいただきます。

 

例えば

まだ言葉が出る前から

  • 「もっと」

  • 「おしまい」

  • 「いや」

  • 「手伝って」

 

などを手で伝えられると、

子どもは

泣いて伝える必要が減る

からです。

 

つまり

イヤイヤ期がないのではなく

イヤイヤになる前に
コミュニケーションが成立している

という状態です。

 


イヤイヤ期は「問題の時期」ではない

「魔の2歳児」という言葉があります。

 

でも実際には、

この時期は

子どもの自立が始まる時期。

  • 自分の意思が生まれ

  • 世界に興味が広がり

  • できることが増える

 

とても大切な発達のステップです。

 

だからイヤイヤは

「困った行動」ではなく

成長のサイン。

 

ただし、
親にとって大変なのも事実です。

 


イヤイヤ期をラクにする方法

イヤイヤ期を乗り越えるヒントは

コミュニケーションの種類を増やすこと。

 

言葉だけではなく、

表情

身振り手振り

 

こうしたやり取りが増えるほど
子どもは安心していきます。

 

ベビーサインは、

まだ言葉が出ない赤ちゃんでも
気持ちや要求を伝えられる唯一の方法です。

 

その結果、

イヤイヤの原因になる
「伝わらないストレス」が減るんです。

 


イヤイヤ期の仕組みを知ると楽になります

ベビーサイン協会では

 

イヤイヤ期の仕組みや
親子の関わり方を学べる講座を開催しています。

 

  • なぜイヤイヤが起きるのか

  • どう関わるとラクになるのか

  • ベビーサインがどう役立つのか

 

を具体的にお伝えしています。

 

▼詳しくはこちら
https://www.babysigns.jp/iyaiyaki/

 

イヤイヤ期は

親子の関係が壊れる時期ではなく
親子のコミュニケーションが育つ時期。

そう思えると、
見え方が少し変わるかもしれませんね。

2026.03.12【連載④】赤ちゃんの話し言葉を育てるコツ④

「伝わった!」の喜びを増やす

 

話したい!に繋がるエンジンは、実は“気持ち”です。

研究では、大人と同じものを見る「共同注意」や、応答的なやりとりが語彙発達と強く関連することが示されています。

 

その中でもベビーサインに関する面白い研究があります。

 

シンボリックジェスチャーと共同注意

■ Symbolic Gesturing and Joint Attention: Partners in Facilitating Verbal Development

 

  • 著者

    • Linda P. Acredolo(ベビーサインの名付け親博士)

    • Susan W. Goodwyn(ベビーサインの名付け親博士)

    • Brie Moore

  • 発表
    Society for Research in Child Development(2001)

PDF概要
https://babysigns.com/wp-content/uploads/2023/10/Symbolic-Gesturing-and-Joint-Attention-1.pdf

研究内容

NIH資金による縦断研究のビデオデータを分析。

調べたのは

ベビーサイン経験が共同注意に影響するか

 

結果

ベビーサインを使った赤ちゃんは

  • 19か月

  • 24か月

の観察で

 

母親との共同注意エピソードが有意に多かった

 

さらに

  • この効果は言語能力とは独立していた

つまり

サイン経験そのものが共同注意を増やしていた

 

ということなんです。研究者はこれをベビーサインが言語の発達に好影響を与えている可能性があると説明しています。

 

赤ちゃん
✋ ベビーサインをする
ママ
😊 すぐに反応してあげる

 

この循環が、

「もっと伝えたい!」

という内側の動機を育てます。

 

ベビーサインは、
まだ話せない時期でも
“伝わる体験”を作れるツールです。

 

大切なのは、

子どもを変えようとしないこと。

 

2歳児は好奇心のかたまり。

 

発達を促すとは、
教え込むことではなく、
やりたくなる環境をつくること。

 

寄り添い、目を合わせ、応える。

その積み重ねが、話し言葉を育てます。

 


📚研究出典まとめ

2026.03.03【連載③】赤ちゃんの話し言葉を育てるコツ③

真似っこは最強の学び

 

「学ぶ」の語源は「真似ぶ」。

 

赤ちゃんは、動きと音声を真似しながら言葉を吸収していきます。

だから、動物の鳴き声や動きとベビーサインの組み合わせは最強です。
ぱおーーん、ゾウさんだよ!

画像
ゾウのベビーサイン

ぴょん、ぴょん、ウサギさんだね。

画像
ウサギのベビーサイン

ほかには、どんな動物が思い浮かびますか?手や体を動かして是非いろいろやってみてくださいね。

 

研究では、乳児期にジェスチャーを多く使う子どもほど、その後の語彙が豊かになる傾向が示されています。

 

ベビーサインは、

・アイコンタクト
・ゆっくり見せる
・わかりやすい

という条件がそろうため、赤ちゃんにとって真似しやすい「見える言葉」になります。

 

音と動きが同時に脳に入ることで、言葉のネットワークが強くなっていくんですね。

真似を楽しめる関係性が、言葉を育てます。

 


📚研究出典まとめ

  • Iverson, J. M., & Goldin-Meadow, S. (2005). Gesture paves the way for language development.
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16246238/

  • Goodwyn, S. W., Acredolo, L. P., & Brown, C. A. (2000). Impact of symbolic gesturing on early language development.
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/10927894/

2026.03.02【連載②】赤ちゃんの話し言葉を育てるコツ②

「わかる」を増やすと「話す」は育つ

 

「まだ全然しゃべらなくて…」

でも大丈夫!

言葉は

 

わかる → 伝えたい → 話す

 

の順番で育ちます。

 

心理言語学の研究では、語彙の理解(受容語彙)は発話よりも先に発達することが一貫して示されています。

 

つまり0~2歳はまず
「わかる言葉」を増やす時期。

 

日常の中で、

・「ワンワンだね」
・「ミルクだよ」
・「お風呂いこうか」

と、対象と言葉を何度も結びつけること。

 

そこにベビーサインを添えると、

👀 視覚
👂 聴覚
✋ 動き

複数の感覚が同時に働きます。

 

画像
犬のベビーサイン
画像
ミルク・おっぱいのベビーサイン
画像
お風呂のベビーサイン

研究では、乳児期のジェスチャー使用はその後の語彙発達を予測することが示されています。

 

話せなくても大丈夫。

今は「わかる」を増やす時間。

その積み重ねが、「話したい」に繋がっていきます。

 


📚研究出典まとめ

  • Fenson, L. et al. (1994). Variability in early communicative development.
    MacArthur-Bates Communicative Development Inventories.

  • Rowe, M. L. & Goldin-Meadow, S. (2009). Differences in early gesture explain SES disparities in child vocabulary size.
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19655057/

2026.03.01【連載①】赤ちゃんの話し言葉を育てるコツ①

楽しく「声」を出す時間を増やそう

 

赤ちゃんは、生まれたその日から「話す準備」を始めています。
「あー」「うー」などの母音、奇声、低いうなり声のような声(プロトフォン=発生様声)が、だんだん月齢とともに進化して、生後6ヶ月をすぎる頃になると子音と母音を繋げた「バブバブ」「だだだ」のようなより言語に近い音(バブリング=喃語)になります。

 

実はこれは、ただのかわいいな~って眺めていたらもったいないんですよ!

 

研究では、赤ちゃんは意味のない声(プロトフォン)を自発的にたくさん出しながら、音声を探究していることが示されています。
この“発声遊び”が、言葉の土台になります。

 

✔ 口まわりの筋肉を育て
✔ 呼吸のコントロールを学び
✔ 音の違いを試す時間

 

でもあるんです。

だからこそ、

・こちょこちょ遊び
・高い高い
・シャボン玉や笛のふーふー遊び

これらは全部、立派な言葉の準備運動。是非、生活の中で意識してやってみてくださいね。

 

さらに、大人が自然と使う少し高めで抑揚のある話し方(マザリーズ=お母さん語)は、世界中の言語にあって、赤ちゃんの音声知覚や語彙学習を助けることもわかっています。

 

ここにベビーサインを添えると、

 

声+動き+表情

 

という三点セットになります。

 

赤ちゃんにとって
「声を出すって楽しい!」
という体験そのものが、話し言葉の芽を育てるんですね~
やっぱりベビーサインって話し言葉に発達に繋がっていますよね!


📚研究出典まとめ

2026.02.19「ベビーサインなんて、わざわざやらなくてもいい?」という声について

「昔からジェスチャーは使っていたし、わざわざベビーサインと名付けなくても十分では?」という意見を目にすることがあります。

 

これは別に今に始まったことではないんですが・・・
こうした声を聞くたびに、
私は少し残念な気持ちになります。

 

なぜなら、その多くが
ベビーサインを十分に理解しないままのちょっと残念勘違い評価だと思うからです。

 

今日は、反論ではなく、誤解を整理したいと思います。

 


① ベビーサインは“特別な育児”ではない

まず大前提として。

 

赤ちゃんにたくさん話しかけること。
ジェスチャーを交えて関わること。
わかりやすいように
赤ちゃん言葉でやり取りすること。

 

これらは、とても自然で素晴らしい関わりです。

 

ベビーサインは、それを否定するものではありません。

むしろ、その延長線上にあります。

 


② 違いは「数」と「質」

よくお伝えしているのは、

違いは「数」と「質」です。

 

自然なジェスチャーは、多くの場合、
・ねんね
・いただきます
・ちょうだい
など、限られた表現にとどまります。

 

皆さんも普段よく使うジェスチャー
思いつくもの、是非書き出してみてください。
20個も30個も思いつく人は
多分、保育経験が豊富な方じゃないでしょうか?
多分ね、皆さん10個くらいじゃないでしょうか?

 

一方で、ベビーサインとして体系的に日常へ取り入れた場合、
赤ちゃんは平均で約70以上のベビーサインを使えるようになります。
1歳半から2歳にかけて、70以上も単語を駆使して
おしゃべりできるお子さん、あまりいないですよね?!
ところが、ベビーサインとして、
普段の語りかけに、ジェスチャー以上の
手の動きを見せながら関わることで、
子どもたちは、水を得た魚のように
どんどん、手の動きと意味を理解して
使いこなすようになるんです。

 

そこには、

・やって
・危ない
・痛い
・熱い
・もっと

など、普段のジェスチャーでは
出てこないようなものも含まれます。

 

すべてのものには名前がある!という
理解に繋がる架け橋と思っていただけると
世界がぐーーんと広がります。

 

ここが、決定的な違いです。

 


③ 「マニュアル化」ではなく「再現可能にしている」

「そんなこと、昔からやっていた」

そう感じる方もいるでしょう。

 

確かに、昔は三世代同居や地域のつながりの中で、
自然と育児の知恵が共有されていました。

 

でも今はどうでしょうか。

 

孤立した育児環境の中で、
「どう関わればいいかわからない」と悩む人も少なくありません。

 

ベビーサインは、
愛情をマニュアル化しているのではありません。

 

より深く、楽しく赤ちゃんと関わるために
再現可能にしているだけ
です。

誰でも、どこでも、同じように赤ちゃんとのやり取りを広げられるように。

それが体系化の意味です。

 


④ “自然にやっていた”との違い

「うちは自然にやっていた」

その言葉の中身を丁寧に見ていくと、多くは

 

・大人からの一方向の働きかけ
・数個のジェスチャー
・言葉が出るまでのつなぎ

 

で終わっています。

 

ベビーサインは、

 

✔ 赤ちゃんが主体的に
✔ 自分から
✔ 抽象的な概念まで

 

伝えられるようになるところまでを見ています。

 

ここが本質的な違いです。
数々のベビーサインエピソードを
みていただけると
「えっ!赤ちゃんってそんな事までわかるの?」
「これが、そんな風に見えてるの?」
と赤ちゃん目線で世界を知ることができるんです。
私のブログにも少しまとめているので
良かったらご覧くださいね。