babysigns.

ブログ

2025.09.04やる気ホルモン「ドーパミン」が子どもの未来を変える!

0・1・2歳 頭と心と体を育てる

ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

ドーパミンって聞いたことありますか?

皆さんは「ドーパミン」という言葉を耳にしたことがありますか?

ドーパミンは脳内で分泌される神経伝達物質で、「やる気ホルモン」「快楽ホルモン」とも呼ばれています。

たとえば、ゲームで新しいステージをクリアしたとき。
仕事で目標を達成したとき。
運動を頑張ったあとに爽快感を感じるとき。


実はその裏で、ドーパミンが分泌されています。

つまりドーパミンは、**「もっとやりたい!」「次も挑戦したい!」**という意欲を引き出す原動力なのです。

 

茂木健一郎先生の提案「ドーパミン・サイクル」

脳科学者の茂木健一郎先生は著書の中で、**「脳の約80%が完成する5歳までにドーパミン・サイクルを作ることが大切」**と説いています。

ドーパミン・サイクルとは、

  • 小さな成功体験をする

  • うれしい気持ちになる

  • 「またやりたい!」と挑戦する

この好循環のこと。
一度このサイクルができると、新しいことに取り組むのが楽しくなり、学びへの姿勢や探究心が自然と育つそうです。

これこれ!これを知っていると、なぜベビーサインが大切かがちょっと見えてきますよ。

 

5歳までにやっておきたい 本当にかしこい脳の育て方
Amazon(アマゾン)

 

成功体験が自己肯定感を育む

「できた!」「わかった!」という体験を繰り返すと、子どもは**「自分はできる」という感覚(自己肯定感)**を持つようになります。

自己肯定感が高い子は、壁にぶつかっても「やってみよう」と思える力が強いことが研究でも分かっています。


逆に、このサイクルが育たないまま大きくなると、「どうせ自分にはできない」と挑戦を避ける傾向が強まることも。

だからこそ、幼児期の体験がその後の人生に大きく関わってくるのです。

大人になってからでは遅い?

茂木先生は「大人になってからいきなりドーパミン・サイクルを作ることは難しい」とも指摘しています。

つまり、「小さい頃にどう過ごすか」が未来を決める」ということ。

赤ちゃんや幼児期は、毎日が「初めて」の連続。

  • 初めて見た景色

  • 初めて触ったおもちゃ

  • 初めて聞いた音楽

この「初めて」の体験が、ドーパミンをたっぷり分泌させる絶好のチャンスなのです。


👉 明日の記事では、この「ドーパミン・サイクル」を育むためにベビーサインがどんな役割を果たすのかをご紹介しますよ。

そして、この内容は実は新刊ベビーサイン図鑑にも書いていますので、是非ご覧くださいね。

 

ベビーサイン図鑑 簡単なジェスチャーだけで、2歳児以下とも双方向コミュニケーション!
Amazon(アマゾン)

 

ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。

↓資料請求はこちら↓

最近の記事

カテゴリ