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2025.07.25孤独な育児に灯った一筋の光——ベビーサインで繋がった心

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

【1】孤独な育児の中で出会った「赤ちゃんと話せる方法」

赤ちゃんが生まれて、誰もが感じる“愛しさ”と“責任”の狭間。
この方がベビーサインに出会ったのは、そんな育児の真っ只中でした。慣れない育児、夜泣き、頼れる人がそばにいない不安——
「この子が何を求めて泣いているのか分かったら、逆立ちだって腹芸だってするのに!」
(腹芸って笑い泣き

そう思ったママが、ある日ふと目にしたのが「まだ話せない赤ちゃんとコミュニケーションがとれる」というベビーサインの体験会でした。

【2】“わかったよ”と伝えた瞬間、親子の笑顔が咲いた

体験会で感じたのは、サインがもたらす“通じ合える安心感”。

言葉が出る前の赤ちゃんが、気持ちを伝えようとしてくれること。そしてそのサインに応えて「わかったよ」とママが言えた瞬間の、あの満面の笑み。

ベビーサイン育児が始まると、赤ちゃんがどんどん自分の想いを伝えようとし始めます。ある日気づけば、話し相手がほしかったはずのママにとって、一番の会話相手がわが子になっていました。

本当にその感覚、わかります!

私も子育て振り返ると、小さな子ども達が話し相手でした!

【3】伝える楽しさから、出会いと学びが広がった

教室では、ただサインを学ぶだけではなく、手遊び、読み聞かせ、季節のイベントなど、親子で楽しめる工夫がいっぱい。

教室での遊びが家に帰っても続き、出会ったママたちと過ごす時間は、孤独だった育児の日々に光を灯しました。


「ベビーサインって楽しい!」


その思いは娘さんが卒業してからも色褪せず、心のどこかにずっと残っていたそうです。

【4】伝えたい——“知らないなんて、もったいない!”

新たな土地、山口県への移住。

そこで出会ったのは、ベビーサインの存在すら知らないママたち。広い県内で教室はたった一つ。自分の住んでいる地域には届いていない。

「こんなに素敵な育児法を、知らないなんて本当にもったいない」


その気持ちが、講師を目指す原動力となりました。イベントも少なく、ママたちが集まる機会が少ない地域だからこそ、


「共感できる場所」

「話ができる居場所」

をつくりたい。それは、自分が一番ほしかった“心が軽くなる場所”だったのかもしれません。

【5】娘と歩んだ時間が、これからの誰かの力になるように

「娘がいなければ、ベビーサインの楽しさを一生知らなかった」

——そう語るこのママの眼差しには、深い感謝と愛が込められていました。

子どもを持つってことは責任重大だけど、こんな素晴らしい出会いももたらしてくれるんですよね。

小さなおててで伝えてくれた「ありがとう」「ねこ!」「ママすき」


一つひとつのサインが宝物のように心に残っている。そして今、その宝物を誰かの手に渡す番が来ています。

ママの“知りたい”と“つながりたい”が、誰かを救う未来に

このエッセイを送ってくださった方のように、ベビーサインを通して育児の喜びを実感した人こそ、講師として多くのママたちに希望を届けられるはずです。

ベビーサインは、赤ちゃんの声なき声に気づき、寄り添う優しい手段。
そして、ママの「わたしだけじゃなかったんだ」という安心をつくる架け橋でもあります。

ベビーサイン講師育成プログラムは、全国どこからでも参加可能な【オンライン開催】。あなたの“想い”を形にして、未来の親子に届けませんか?

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ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。