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2025.07.07「どう育てる?」理想の子育て像と親の価値観のズレ

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

「こんな子に育ってほしい」アメリカの親の願い

「どんな大人になってほしいですか?」

この問いに、アメリカの親たちの多くはこう答えました。それは、

「経済的に自立していること」と、

「楽しめる仕事をしていること」

実に9割近くの親が、子どもの将来においてこの2つを重視しているというのです。

逆に、「結婚して家庭を持つこと」「子どもを持つこと」といった、これまで一般的だった“幸せのかたち”は、20%前後と低い数字にとどまりました。

子ども自身が「人生を自分で選べる」こと、それを親が尊重する時代に変わってきているのかもしれません。

日本では、現役主婦300人に聞いたこんなアンケートがあります。

 

そこで堂々の1位は

 

思いやりのある子に育って欲しい。

 

なんだかすごく日本人らしいというか、上記のアメリカの調査の結果と期待する視点が違ってなるほどですね。

ちなみに、社会で自立できる子になって欲しいは、日本のアンケートでは4位でした。

 

 

教育への期待は人種や文化でも違う

この調査では、子どもの大学進学の必要性についての考え方にも、大きな違いが見られました。

アジア系の親では約70%、ヒスパニック57%、黒人51%、そして白人では29%が、「大学進学は非常に重要」と答えています。

この違いの背景には、文化的な価値観、教育へのアクセス、社会的地位への期待など、さまざまな要素が関係していると考えられます。

子どもの未来を考えるとき、「何を重視するか」は家庭によって本当にさまざま。私たち自身の“親としての価値観”も、問い直してみたくなります。

私は、人間関係の幅が大いに広がる場所として、働き始める前に「大学」という場所に身を置くことはとても大切だと考えてます。そして、その前後の時期にできたら海外でも生活して、さらに視野を広げて欲しいと思いますね。

↓息子、高校1年間ニューヨーク行ってました~↓

「自分の親と同じように育てたい」って思う?

あなたは、自分が育てられたように、わが子も育てたいと思いますか?

調査によると、

「自分の親と似たように育てたい」と思っている人が43%、
「違う方法で育てたい」と思っている人も44%。


ほぼ半々という結果でした。

「もっと自由にさせてあげたい」
「昔のように厳しくするのはいや」
「もっと愛情を言葉で伝えたい」

そんなふうに、親世代との違いを感じている方も少なくないのではないでしょうか。

でも、違っていてもいいのです。
親も、育児も、時代とともに変わっていくもの。

大切なのは、“自分らしい子育て”を、家族で一緒につくっていけること。それは、正解がないからこそ、豊かで深いものになるのだと思います。だから、難しいとも言えますけど・・・

おしゃべりできる前からベビーサインで、「会話」をしてきた親子なら、迷った時に、しっかり話し合える親子関係になれているのかなと思います。

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