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2025.06.260歳から絵本が“効く”理由5つ! 絵本が大好きな子に育つヒミツ

0歳でも絵本が大切な理由5つ
~絵本とベビーサインが育む“心と言葉の土台”~

 

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

【1】絵本は「ことばの世界」のはじまり

赤ちゃんは、まだおしゃべりできなくても、
耳からたくさんのことばを吸収しています。

絵本を読んでもらう時間は、
語りかけやリズムのある音のシャワーを浴びるようなもの。

普段私たちが日常でしゃべる言葉ってかなり限られているんですよ。

でも、絵本の力を借りたら、大人の語彙力に関係なく、豊富な語彙を赤ちゃんに届けてあげる事ができます。

この「聞く経験」が、やがて「話す力」の土台になるのです。

【2】絵と言葉が“つながる”体験になる

「わんわん」「ぶーぶー」
赤ちゃんにとって、言葉と絵が一致するのは実はとってもすごいこと!

繰り返し絵本を読むことで、赤ちゃんは「見たものに名前がある」ことに気づいていきます。

これが“カテゴリー化”のはじまり。ことばの意味を知る第一歩なんです。

【3】ぬくもりの中で、安心が育つ

 

絵本を読む時間は、親子の心がぴったりくっつく時間。

抱っこしながら、優しい声で読み聞かせるだけで、
赤ちゃんは「大好きな人の声」を通して、安心感を得ています。

これは、情緒の安定や信頼感の育ちにもつながります。

【4】絵本のリズムが「まねっこ」を促す

絵本には「いないいないばあ」や「ぽんぽんぽん」など、リズムや擬音語がいっぱい。

赤ちゃんはこうした音のリズムや繰り返しが大好き。
思わず体が動いたり、声を出したりと、まねっこが増えていきます。

これが後の発語やベビーサインにもつながるんです。

【5】ベビーサインとの相性が抜群!

絵本を日常に取り入れて、繰り返し読んで行く事で、ある日、理解して使えるようになった「ベビーサイン」と「絵本の絵」が繋がるようになります。


ボールやお花、お月さまなどを絵本で見つけると、「これ、知ってるよ!」ととてもうれしそうに赤ちゃんが、ベビーサインで伝えてくれるようになります。

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ベビーサインで育ったお子さんの91%が「絵本が好き・大好き」に育つ!という協会のアンケート結果もあるほどです。

絵本×ベビーサインで、心もことばもグンと育つ!

0歳からの絵本は、ただ読み聞かせるだけじゃない、“親子で感じ合う時間”。そこにベビーサインが加わることで、赤ちゃんが自分の気持ちを伝えられるようになり、親も「わかってあげられた!」という喜びが生まれます。

まずはお気に入りの1冊と、ひとつのサインから

「読むのが苦手…」
「どんな絵本を選べばいいのかわからない…」

そんな方も大丈夫。

ベビーサイン教室では、絵本の楽しみ方や、絵本と一緒に使えるサインも紹介しています。

お気に入りの1冊と、ひとつのサインから、親子のやりとりがもっと楽しくなりますよ。

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ベビーサイン講師として、一歩踏み出してみたい方は、ぜひこちらをご覧ください。

2025.06.191歳ごろに急増!赤ちゃんのかみつき対策は“ことばの代わり”を教えることだった

『えっ!?うちの子がかみついた!?〜1歳ごろから始まる「かみつき」行動のホントの理由〜』

 

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

かみつきって、うちの子だけ?

1歳ごろになると

「急に他の子をかんだ!」

「ママの腕に歯形が…!」

という声が増えてきませんか?
でも、それは決して「性格が悪い」とか「しつけがなってない」からではありません。

「かみつく」ことにも、きちんと理由があります。
むしろ、それは心や体が成長している証拠でもあるのです。

かみつきの背景にあるのは“未発達な感情のコントロール”

赤ちゃんの脳や情緒の発達はめざましいですが、1歳前後ではまだ言葉で気持ちを伝えるのが難しい時期。
そのため…

  • 「イヤ!」がうまく言えない → かむ

  • 「かまってほしい!」が言えない → かむ

  • 不安やストレス → かむ

  • 自分の気持ちが爆発しそう → かむ

…というふうに、**「かむ=気持ちの表現」**になってしまうことがあります。

これは言葉が未発達な時期に見られる一時的な現象で、珍しいことではありません。

よくある“かみつき”の原因5つ

  • 自分の思いが伝わらないストレス
     → 「おもちゃ貸して」が言えずにかむ

  • イヤイヤの気持ちの爆発
     → 「やめて!」の代わりにかむ

  • かまってほしい・注目してほしい
     → ママやお友だちにかむことで注目される

  • 歯がむずむずしている
     → 噛む感覚が気持ちいいのでくせになる

  • 単なる“おもしろがり”や反応を試す遊び
     → 「かんだらどうなるかな?」の好奇心

対処法① まずは冷静に

かまれたとき、感情的に怒鳴る・叱るのはNG
赤ちゃんはまだ「良い・悪い」が十分に理解できません。

🔹 落ち着いて「かむのは痛いよ」「それはやめようね」と伝えましょう
🔹 感情を代弁:「貸してって言いたかったのかな」「イヤだったんだよね」
🔹 共感+説明が大事:「気持ちはわかるけど、かむのは違うよ」

対処法② 「伝えられる力」を育てていこう

赤ちゃんがかまなくなるには、「ことば」や「別の表現手段」が必要です。
そこでお勧めなのが・・・

✅ ベビーサイン

たとえば…

  • 「ちょうだい(貸して)」

  • 「いや(やめて)」

  • 「もっと(欲しい)」

など、手で気持ちを伝えられると、かむ必要がなくなってくるのです。
言えなくても、伝わる
それが赤ちゃんにとって一番の安心と自信になります。

対処法③ 身体感覚を満たす遊び・スキンシップ

赤ちゃんは「触れる・押す・引っ張る・噛む」といった感覚的な刺激が大好き。とくにかむ癖が強い子には、触覚・口の刺激が満たされていない可能性も。

  • ガーゼやおしゃぶりなど安全な「噛んでいいもの」を用意する

  • ふれあい遊び・マッサージでスキンシップをたっぷり

  • 体をいっぱい動かして、エネルギーを発散できる環境を

まとめ:「かむ」は“言葉のかわり”のサイン

赤ちゃんの「かみつき」行動は、まだうまく伝えられない気持ちの表現です。わが子で経験がないので、あまり知らなかったのですが、きっと困っている方もいるはず!


だから、ぜひ、ことばの準備運動=ベビーサインや、たっぷりのスキンシップを取り入れて、赤ちゃんの「伝えたい!」気持ちを支えてあげてくださいね。

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2025.06.17急にママじゃないとダメ!それ、8ヶ月不安かも?

「8ヶ月不安」って知ってる?

 

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

「8ヶ月不安」ってなに?

赤ちゃんが生後8ヶ月ごろになると、
「急にママから離れると泣くようになった」
「人見知りが激しくなった」
「抱っこじゃないと泣き止まない」

そんな変化を感じることがあります。

これがいわゆる**「8ヶ月不安」**と呼ばれる現象です。

これは、赤ちゃんが「大好きな人」と「知らない人」の違いがわかるようになり、**愛着(アタッチメント)**がしっかり育ってきた証でもあります。

↓ 生後8ヶ月の息子 ↓

「後追い」は不安のあらわれ?

この時期から多くの赤ちゃんに見られるのが、いわゆる**「後追い」**です。
ママやパパが見えなくなると泣きながらついてきたり、抱っこをせがんだり…。

これは「見えなくなったけど、どこかにいる」=対象の永続性が育ってきた証拠。


脳の発達が進んで、記憶や予測ができるようになったからこそ、不安も感じられるようになったのです。

この時期の接し方で大切なこと

「泣いてばかりで大変…」と感じるかもしれませんが、
この不安定な時期にしっかり甘えさせてあげることが、将来の自立の土台になります。

ポイントは:

  • 必要とされたらできるだけ応える(「わかってるよ」と伝える)

  • 抱っこやスキンシップを惜しまない

  • そばにいなくても「ここにいるよ」と声をかけてあげる

無理のない範囲で、安心できる関係性を積み重ねていくことが大切です。

↓ なんだか楽しそうな息子8ヶ月 ↓

「ことばにならない想い」を伝える力〜ベビーサインの活用〜

この「8ヶ月不安」の時期は、まだ言葉で気持ちを伝えられない赤ちゃんにとってはとてももどかしい時期でもあります。

そこでおすすめしたいのが、ベビーサイン

たとえば…

  • 【ママ】・・・今、ママが必要だよ!!!がベビーサインで伝えられるのはグズり防止にもつながりますね。

  • 【もっと】・・・もっと抱っこして欲しい、もっとママと一緒にいたい・・・そんな気持ちもこのベビーサインで明確に伝わります。👉つまり「自分の気持ちが伝わる」体験!

ベビーサインは、言葉が出る前の「こころの声」を表すツール。伝えたい、わかってほしいという気持ちをサポートしてくれる心強い味方です。

不安な時期こそ、親子の絆を深めるチャンス

「8ヶ月不安」は、赤ちゃんの心が大きく育っているサイン。この時期にたくさん甘えたり、愛情を受け取った経験が、将来の安心感や自信につながっていきます。そして、ベビーサインはそんな親子のやりとりを、より豊かに、楽しくサポートしてくれるツールです。

「なんで泣いてるの?」
「何をしてほしいのかな?」


そんな日々の悩みに、ベビーサインがやさしいヒントをくれるかもしれません。

こんな笑顔いっぱいの毎日になりますように!

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2025.06.16お着替え&オムツ替えがスムーズになる声かけ習慣

1歳までのスキンシップがカギ!

 

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ベビーサイン教室
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吉中みちる
です。

 

「自分の体を知る」ことが育児をラクにする!

赤ちゃんは1歳ごろまでに、「自分の体」への意識がどんどん育ちます。
この時期にスキンシップを通じて、体のパーツを知る・名前を聞く経験を積むことで、お着替えやオムツ替えのときの“いやいや”がぐんと減ることも。

今回は、日常にすぐ取り入れられる、楽しい声かけのヒントをご紹介します♪

まずはお顔から♪

赤ちゃんのお顔にやさしくふれながら、
「おめめだね〜」「おはな、ちいさいね〜」と名前を呼んであげましょう。

ママやパパのお顔も触らせてあげて「これはママのおめめだよ」と伝えることで、鏡のようなやりとりが生まれ、赤ちゃんの理解が深まります。

赤ちゃんのお顔のパーツにさわりながら

おめめ ぱっちり なんでもみえる〜
おはな くんくん いいにおい〜
おくち もぐもぐ おいしいね〜
ほっぺ ぷにぷに かわいいね〜

こんな即興歌もありかも?メロディーはなんでもOK

やってみて下さいね。

おてての声かけ遊び

手をつないで

「右手〜あがった!」

「左手〜にぎにぎ〜」などの声かけをすると、左右の違いを楽しく覚えながら体を動かすことができます。

シャツを着るときも、「右手をいれるよ〜」と声をかければ、赤ちゃんも“自分から協力”してくれるようになりますよ♪

あんよタッチでオムツ替えがにっこりタイムに♪

オムツ替えのとき、バタバタしたり逃げようとする赤ちゃんに困ったことはありませんか?

そんなときこそ、

「あっ、○○ちゃんの右のあんよトントン♪」

「左のあんよ、ぎゅ〜♪」

とか声かけをしながらあんよにふれてあげると、赤ちゃんの気持ちも落ち着いていきます。

「ちょっと冷たいね」「きれいになったよ~」など、やさしい語りかけをプラスすることで、オムツ替えがスキンシップの時間に早変わりします。早くオムツを替えようと思うと、ついつい無言になって、ママの表情も硬くなるから、意識して、声かけすると意外と協力してくれますよ。

よちよち歩けるようになったら、ママやパパの足の上に赤ちゃんの足をのせて

あんよは じょうず
じょうずな あんよ
とんとん とんとん
あるいて おいで〜

こんな風に声かけしながら歩くのも楽しいですよ。

あたま・かた・ひざ・ぽん♪で全身を知る

「あたま・かた・ひざ・ぽん」の歌に合わせて、一緒に体をタッチして遊ぶのもおすすめです。

歌いながら体のパーツにふれることで、リズム×スキンシップで自然と体の場所を覚えることができます。

鏡の前でやってみると、赤ちゃんの「これがぼくの“あたま”!」という実感もアップしますよ。

毎日の積み重ねが、「できた!」の第一歩に

こうした日々の声かけやスキンシップが、「右手を出す」「あんよを動かす」などの言葉と動きのつながりに役立ちます。

お着替えやオムツ替えの時間を“ただの作業”ではなく、心と体を育てる時間に変えていきましょう♪

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2025.06.14半年で脳が2倍!0歳からはじめたい“伝える力”の育て方

赤ちゃんの脳は生後半年で2倍に!?今こそ育てたい“伝える力”

 

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
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吉中みちる
です。

 

生後6か月、赤ちゃんの脳は急成長!

生まれたばかりの赤ちゃんの脳は、

わずか半年で重さが約2倍になります。

しかもこの時期には、短期記憶や感覚の発達が目覚ましく、日々の体験を通してたくさんのことを吸収しています。

たとえば、

「ぼく(わたし)が笑ったら、ママが笑ってくれた」

「あっ、叩いたら音が出た!」

といった、繰り返しの中で学んだことを

思い出せる力=記憶力が育ってくるのです。
さらに、目と手の連携も発達し、手で物をつかみ、口に運んで確かめるなど、活動の幅も広がってきます。

急成長する脳に必要なのは“体験の繰り返し”

赤ちゃんの脳には、およそ140億個の神経細胞があります。
この神経細胞がどんどんつながり合い、**神経回路(ネットワーク)**として形づくられていくのが、0~3歳の間です。

この期間にどんな体験をするかが、その後の学びや社会性の土台をつくるとも言われています。

赤ちゃんが3歳になるころには、脳の重さは大人の約80%に達し、基本的な運動神経や生活動作ができるようになります。

まさにこの時期は、脳と体のゴールデンタイム
だからこそ、良質な関わりや体験をたくさん積み重ねていきたいですね。

“伝えたい”気持ちを育てる【ベビーサイン】

この脳の急成長期にぴったりなのが、ベビーサインです。
まだ言葉を話せない赤ちゃんでも、手で気持ちを伝えることができるので、


・理解力
・注意力
・記憶力


といった力が、自然に楽しく育っていきます

また、ベビーサインを通してママやパパと気持ちがつながる体験は、赤ちゃんの安心感と自己肯定感にもつながります。

「伝えたい」

「わかってもらえた」

という喜びが、“伝える力”の第一歩になるのです。

まとめ:0〜3歳は“土台づくり”のチャンス!

赤ちゃんの脳と体は、毎日めざましいスピードで育っています。
この成長期に、赤ちゃんの「見る・聞く・感じる・伝える」という基本の力をしっかり育ててあげることが、これからの人生にとって大きな宝物になります。

ベビーサインは、そんな力を育むための手のひらからはじまる、小さなコミュニケーション。

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2025.06.13【赤ちゃんができた!】 「お天気・自然」ベビーサイン人気ランキングTOP5

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
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吉中みちる
です。

 

自然を感じる赤ちゃんの感性

赤ちゃんって、目に見えるものだけじゃなく、
風のそよぎやお日さまのぬくもり、雨の音など――


五感で世界をまるごと感じとっています。

そんな体験と結びついた**「自然・お天気」にまつわるベビーサイン**は、赤ちゃんが実際に覚えやすく、使いやすいものばかり。

今回は、ベビーサイン協会で人気だった「お天気・自然」カテゴリーのサインTOP5を、実例つきでご紹介します!

第5位:風(かぜ)

「ふわ~っ」と吹いてくる風。
目には見えないけど、ほっぺに当たったときの感覚や、木の葉が揺れる様子で、赤ちゃんはしっかり感じ取っています。

ベビーサインをしながら「わぁ、【風】が吹いてきたね」と話しかけると、
自然とサインも覚えていくことが多いようです。

第4位:太陽(たいよう)

お日さまの光は、赤ちゃんにとってもポカポカうれしい存在。
でも、直接見せるのはちょっと危険なので――

絵本やお絵描きの中で「これがおひさまだよ~」と紹介してあげるのがいいですね。

 

おひさまあはは
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 この絵本、わが子が大好きだった1冊です。

第3位:キラキラ星(おほしさま)

夜空の「キラキラ」は、手遊びでもおなじみですよね。

手首をクルクルする動きは実は、お箸を上手に使うことにも繋がる大事な動き。是非、やってみて下さいね。

第2位:月(つき)

夜空にぽっかり浮かぶお月さま。
絵本にもよく登場するので、赤ちゃんにとってもなじみやすい存在です。これも、絵本を使うとわかりやすいですよ。赤ちゃん達に特に人気だったのはこの2冊:

  • 『おつきさまこんばんは』(福音館書店)

  • 『パパ、お月さまとって!』(偕成社)

     

    ボードブック おつきさまこんばんは (福音館あかちゃんの絵本)
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    パパ、お月さまとって!
    Amazon(アマゾン)

     

第1位:雨(あめ)

そして堂々の1位は…
「雨(あめ)」でした!

 雨の音、かさの出番・・・
赤ちゃんにとっても「特別な日」になる雨の日は、印象に残りやすいようです。

ベビーサインを見せながら
「雨だね~。今日はカサをさしてお出かけしようか」
と話しかけてみてくださいね。

 そのうち、空を見上げて「雨!」とベビーサインしてくれるかも♪

ベビーサインで自然とつながる

自然やお天気にまつわるベビーサインは、
赤ちゃんの**「見る・聞く・伝える」**をまるごと育ててくれる、絶好のテーマ。

ベビーサインを通じて
「お外、雨降ってるね。」
「お空にお月さまいるかな?」と
親子の会話がどんどん広がっていきます。

自然やお天気のサインは、日常の中に取り入れやすく、赤ちゃんにとっても興味深いものばかり。

🎵 絵本
🎵 手遊び
🎵 お散歩の時間

――これらを活用して、ぜひ楽しくベビーサインを使ってみてくださいね。

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2025.06.112歳までに育てたい “見る・聞く・伝える”を伸ばす関わり方

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
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吉中みちる
です。

 

【見る力】を育てるには、「一緒に見る」がカギ!

赤ちゃんの「見る力」は、単に視力が育つことだけではありません。
“どこに注目するか”

“誰と一緒に見るか”

という体験の中で、
「見て感じる」「見て気づく」力がぐんぐん育っていきます。

たとえば――
✔ 赤ちゃんと目線を合わせながら絵本を見る
✔ おさんぽ中に「あっ!ワンワンだね」と指差しする
✔ 見つけたものにベビーサイン)で名前を伝える

赤ちゃんが【ボール】のベビーサインを覚えると、あっちでもこっちでも「ボール」を見つけて、教えてくれるようになります。

今、ここに注目している!!!って言うのが、ベビーサインがあることでママやパパにもとってもわかりやすいんです。

👉 「一緒に見る」体験が、赤ちゃんの“心のレンズ”を育てていきます。

【聞く力】を育てるには、「ことばのシャワー」+「間(ま)」が大事!

赤ちゃんは、生まれたときから音にとても敏感。

もちろん「たくさん話しかける」ということも大切ですが、

📌 話しかけたあとに、ちょっと待つ(間をあける)
言葉のキャッチボール、これがとっても大切です。

📌 赤ちゃんとのアイコンタクトを意識して話す。

これ、ベビーサインがあるととっても自然にできるんです!

だって、手の動きを見るために、話している大人を見なくちゃいけないから、自然とアイコンタクトの機会が増えます。

お話を聞くときには、相手を見るって事を小さな頃からの習慣にしておくと、幼稚園、小学校で大人の話がしっかり聞ける子に育ちます。

【伝える力】を育てるには、「伝わった!」という経験を

ことばはまだ出ていなくても、赤ちゃんは伝えたい気持ちをしっかり持っています。


それがベビーサインで可能になると、「伝えるって楽しい!」という気持ちが育ちます。

● 赤ちゃんが指差した →「あっ、【わんわん】だね」と【犬】のベビーサインをする。指差しから、自分の伝えたい事が「伝わった!」という体験に繋がる。


● ベビーサインが増えてくると、指差しで伝えられない目の前にないものや過去の出来事も大好きなママやパパに「伝える事」が可能になる。

👉 “伝わった!”という体験が、伝える意欲をグッと引き出します。

0~2歳のうちに、土台を育てよう

「見る・聞く・伝える」――この3つの力は、小学校以降の学びや人間関係の土台になります。


この時期に「人と一緒に感じる」「伝える喜び」を経験しておくことで、
ことばの獲得もスムーズになり、自己表現がどんどん豊かになります。

ベビーサインと一緒に育む“3つの力”

ベビーサインは、まだうまく話せない赤ちゃんの**「見る」「聞く」「伝える」**を同時に育ててくれる心強いツール

✔【見る】

目と手の動きで意味を視覚的にキャッチ
✔【聞く】

手の動きに合わせて言葉を聞いて理解
✔【伝える】

自分の意思をベビーサインで伝える体験する

まさに、「ことばの前のコミュニケーション力」が自然に育つ方法なんです!

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2025.06.10ベビーサイン×積み木遊びで育つ“3つの力”とは?

1歳すぎると楽しくなる「積み木」

実はいろんなチカラが育つんですよ~

 

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吉中みちる
です。

 

1. 「見る力」= 観察する力がぐんぐん伸びる!

積み木遊びって、ただ積むだけじゃないんです。
「どんな形かな?」「この色、さっきと違う?」
赤ちゃんは、目でじっくり見て、感じて、学んでいます。

ここでベビーサインの出番!
たとえば、

👋【大きい】【小さい】

大きさを比較できる月齢だったら、

「この積み木、【大きいね】」とか

「これは【小さいね】」って伝えてあげて!

月齢があがってきたら、色別に積み木を分けて、色のベビーサインを追加して遊ぶ事もできますよ。

2. 「手を使う力」= 指先・空間感覚が育つ!

積み木をつかむ・積む・倒す…という動きは、手先の発達にとっても大事。
バランスをとりながら積むことで、空間感覚試行錯誤する力も育ちます。

ここで使いたいベビーサインは、
👋

【積み上げる】・・・赤ちゃんを遊びに誘う時に、

「今から【積み上げる】する?」って感じ

👋【もっと】・・・1個積み上げることができたら、

「【もっと】やってみる?」って聞いて見よう!


👋【上手】

例えば、高く積めたら

「【上手】にできたね!」って拍手で褒めてあげましょう。

💡ポイント:
ママやパパのベビーサインが、**赤ちゃんの「やる気スイッチ」**になります!

3. 「伝える力」= コミュニケーションの土台が育つ!

積み木は「一緒に遊ぶ」のが楽しいおもちゃ。
「ママ、見て!」の気持ちをベビーサインで表せると、
赤ちゃんの中にある**“伝えたい”**が、ぐっと表に出てきます。

こんなふうに遊んでみてください:

🔸【ママが積む】→【赤ちゃんが真似する】→【上手だね!】と拍手パチパチのベビーサインと笑顔で伝える


🔸【倒れる】→【赤ちゃんが笑う】→【なくなった】のベビーサインで状況を説明してあげる。


🔸【積めた!】→【笑顔になる】→【楽しい・嬉しい】のベビーサインで喜びを共有する。

💡ポイント:
サインがあることで、**言葉の前の“やりとりの喜び”**が育ちます!

まとめ:遊びの中で“3つの力”が自然に育つ!

積み木 × ベビーサインで育つ3つの力:

  1. 見る力(観察力)

  2. 手を使う力(運動・空間認識)

  3. 伝える力(コミュニケーションの土台)

積み木は、おもちゃの中でも発達支援力がバツグン
そこにベビーサインをプラスすることで、赤ちゃんの世界がぐんと広がりますよ

おうちでできる!おすすめの遊び方ヒント

✔ 木製の積み木を10個だけ使って「高く積む競争」
✔ 色ごとに並べて「赤・青・黄色」のベビーサイン遊び
✔ 親子で交互に積む → コミュニケーションのリズム感UP!

やってみてくださいね。

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2025.06.09言葉の発達に影響⁉ 長時間のおしゃぶり使用がもたらす意外な結果とは?

「皆さん、おしゃぶりって使ってますか?」

 

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です。

 

おしゃぶり、便利だけど…?

おしゃぶりは赤ちゃんを落ち着かせるのにとても便利なアイテム。
夜泣きのときや、泣き止まない時など、助けられたパパ・ママも多いはず。

だけど、私、二人の子育てに使わなかった派!

どうしてかというと、あれ、ちゅぱちゅぱしても何も出てこないですよね?!ちゅぱちゅぱして本当ならおっぱいやミルクが出てくるのに!って赤ちゃんが期待してたら、なんとも失礼な事をしているな!!!って思ったので、私、使わなかったんです。

赤ちゃんにしてみたら、ちゅぱちゅぱしても、なんの変化もないやん!

ってなるかな~と(苦笑)

と、私の話はおいといて・・・・

実は、長期間・長時間の使用が、赤ちゃんの「ことばの発達」に影響を与えるかもしれない、という研究結果が出ているのです。

ノルウェーの1,000人以上の乳児で調査

この研究はノルウェーのオスロで実施されました。
対象は12か月と24か月の赤ちゃん、合計1187人
赤ちゃんはいずれも健康で、単一言語環境(ノルウェー語)で育てられていました。

保護者はオンラインで「CDI(Communicative Development Inventory)」という発達調査に回答し、赤ちゃんの語彙理解・語彙表出の量を報告しました。

さらに、生後2か月ごとのおしゃぶり使用時間も申告


これにより、おしゃぶりの「累積使用時間(Lifespan Pacifier Use)」がわかるように設計されていました。

(引用:Muñoz, Kartushina, & Mayor, 2024, Developmental Science

わかったこと①:おしゃぶり使用が多いほど語彙が少ない

結果は衝撃的でした。

🔸おしゃぶりの使用時間が長いほど、語彙サイズが小さい傾向
🔸特に12か月児では、「聞く言葉(理解)」と「話す言葉(発話)」両方に影響
🔸24か月児では、「話す語彙」だけに明確な影響がありました。

つまり、おしゃぶりの使用が多いと、赤ちゃんが「聞いて覚える」「まねして話す」力が育ちにくくなる可能性があるのです。

わかったこと②:遅くまで使う方がリスクが高い

研究チームは特に注目すべき点として、「いつまで使っているか」に注目しました。

🔹早いうちにやめた赤ちゃんより、長く使い続けた赤ちゃんの方が語彙が少ない傾向
🔹特に2歳の誕生日直前の2か月間におしゃぶりをよく使っていた子は、「語彙が少ないグループ」に入る確率が高かったのです。

なぜ言葉の発達に影響があるの?

赤ちゃんが言葉を覚えるとき、口の動き(発音の練習)や周囲の声に集中することがとても大切です。

でもおしゃぶりをくわえていると…

✅ 舌や唇が自由に動かない
✅ 声を出してまねすることが少なくなる
✅ 表情や口の形を観察しにくくなる

こうした要素が積み重なり、「言葉の入力(聞く)・出力(話す)」のどちらにもブレーキをかけてしまう可能性があるのです。

まとめ:使うなら“メリハリ”を!

この研究は、「おしゃぶり=悪」ではないことも強調しています。

短時間の使用や、寝かしつけ時など限定的な使い方なら、赤ちゃんにとって安心材料にもなります。

ただし、言葉を覚え始める1歳ごろから、使い方にはちょっと気をつけて

💡おすすめの工夫:

  • 起きている間はなるべく使わない

  • 会話や歌、ベビーサインなど“言葉の刺激”をたくさん与える

  • ごっこ遊びや絵本読み聞かせを通じて、口を動かす機会を増やす


📚出典・参考文献

Muñoz, L. E., Kartushina, N., & Mayor, J. (2024). Sustained pacifier use is associated with smaller vocabulary sizes at 1 and 2 years of age: A cross-sectional study. Developmental Science.
https://doi.org/10.1111/desc.13472(※元論文リンク)

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2025.06.06週末水族館へ行く???そんな方にお勧めなベビーサイン

水族館にはどんな生き物がいるかな?

 

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です。

 

実物を見るのが効果的

週末、お出かけ予定はありますか?

水族館へ行くよ~と言う方は是非、こちらのベビーサインを使ってみましょう!

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