2025.05.20「伝えたい!」は、生まれた瞬間から始まっている 〜研究に裏付けられた自然なステップ
「生まれた時から伝えたい」
0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
生まれたときから「伝えたい!」赤ちゃんのすごい力
赤ちゃんは、生まれた瞬間から私たち大人の言葉に耳を傾けています。
声のトーンや表情、リズムを敏感に感じ取り、「うれしい」「安心」「もっと見て!」といった気持ちを、手足の動きや声、まなざしで返してくれるのです。
これは、心理学者コルウィン・トレヴァーゼン(Colwyn Trevarthen)が1979年に発表した論文
「Communication and cooperation in early infancy」
の中で、“一次間主観性”として示された概念。
赤ちゃんと大人の間に自然と生まれる、心と心のやり取りのことです。
やりとりが育つと、ことばの準備が始まる
赤ちゃんの「伝えたい」というサインに、大人が「見たよ」「気づいたよ」と応えてあげる。
この“やりとりのキャッチボール”の積み重ねが、赤ちゃんの中に「ことばって楽しい」「もっと伝えたい!」という気持ちを育てていきます。
そして、手や顔の表情、声のトーンなどを使って「非言語」でやりとりする力が育つと、やがてそこに“意味をもった動き”を加えられるようになってきます。
その自然なステップとして取り入れられるのが ベビーサイン です。赤ちゃんは、生まれつき備えているコミュニケーション力をベースに、「おててで伝える」という方法も、自分の表現の一部として身につけていきます。
ベビーサインは“伝えたい”を引き出すツール
ベビーサインは、決して特別な教育ではありません。
生まれたときから赤ちゃんがもっている「伝えたい」という気持ちを、やさしく、わかりやすい形で引き出してあげる、シンプルで温かなツールです。
その始まりは、実はねんねの頃から。
声をかけたり、目を合わせたり、同じ動きを繰り返したりすることが、赤ちゃんとの“会話”の基礎になります。
ベビーサイン協会では、まだおすわり前の赤ちゃんを対象にした「プレ・ベビーサイン」クラスもご用意しています。
赤ちゃんが「伝えられるって楽しい!」と感じる土台を、一緒に育ててみませんか?
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