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2025.05.03モンテッソーリの先生が惹かれた“もうひとつのコミュニケーション”とは?

「子どもに関わる専門家として」

 

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

専門家として、子どもと関わる私の想い

私がベビーサインと出会ったのは、モンテッソーリ教育を学んでいたときのこと。勉強仲間からの紹介がきっかけでした。

保育科の短大を卒業し、モンテッソーリの資格を取得。
その後、モンテッソーリ教育を実践している幼稚園で勤務し、現在は児童発達支援施設で、就学前のお子様たちと日々向き合っています。

私自身は子育ての経験がありません。
でも、専門的な知識と経験を活かして、子育て中のご家族をサポートしたいという思いを強く持ち続けています。

 

「話せない子どもたち」とのコミュニケーション課題

現在私が関わっている子どもたちの多くは、自閉症の傾向があると言われています。

✔ 興味の偏りがある
✔ ルーティンに強いこだわりがある
✔ 言葉でのやりとりが難しい

その中で、私が一番感じているのは、

「伝えたいのに伝わらない」もどかしさです。

それは子ども自身にとっても、ご家族にとっても同じ。

「この子は何を感じているの?」「どうしてほしいの?」――答えの見えないやりとりに、大人たちも悩んでいます。

でも、私たちは無意識のうちに、

「話すこと」ばかりにフォーカス

してしまいがちです。

本当は「気持ちを知りたい」「つながりたい」だけなのに。

 

ベビーサインが、子どもと家族にくれる希望

ベビーサインは、そんな「伝えたい」「わかりたい」という想いに応えるツールだと私は感じています。

口で話すのが難しければ、手を使えばいい。
サインでも、文字でも、身振りでもいい。


その子に合った方法で、気持ちを伝えられる世界であってほしい。

ベビーサインは、特別な子のためのものではありません。


「今、この子に必要だから」


年齢や診断に関係なく、コミュニケーションを育むひとつの選択肢として、もっと広まってほしいと思っています。

ご家族に笑顔が増えるように。
子どもたちが「わかってもらえた!」と感じられるように。


私は、ベビーサインの可能性を信じて、講師として伝えていきたいと思っています。

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以上、講師育成プログラム受講生の「ベビーサイン講師になりたい理由」からでした。

次回スタートは5月17日

土日開催ですよ!

赤ちゃんとママに