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2025.05.12「赤ちゃんが寝ない!」その悩みに寄り添う3つのヒント

「赤ちゃんって寝ないですよね・・・」

 

0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事
ベビーサイン®の専門家
吉中みちる
です。

 

「寝ない赤ちゃん」とのギャップに悩んだ日々

子育てが始まって、最初にぶつかった大きな壁。
それは「赤ちゃんが全然寝ない!」という現実でした。

息子が生まれてすぐの頃は、授乳後にスッと寝てくれることも多く、「育児楽勝!」と思っていたのです。
でも、生後半年をすぎたあたりから寝てもすぐ起きる、自分の時間はゼロ……。理想としていた育児とのギャップに戸惑い、夫に八つ当たりした日もありました。


「赤ちゃんって、こんなにすんなり寝ないものなの? 誰か教えてよ!」

と、当時の私は必死でした。

そんな経験から、「当時の私が知りたかった!」と思うことを、ここにまとめてみたいと思います。

 

赤ちゃんが寝ない理由には“リズムとホルモン”が関係していた!

赤ちゃんが寝ないのには、きちんと理由があります。(あっ、もちろん全然泣き止まないこともありますけど・・・)

生後3か月頃までは、赤ちゃんの体内時計は未発達。
昼も夜も区別なく眠ったり起きたりを繰り返します。
ママ自身の体も回復途上の時期なので、できるだけ赤ちゃんと一緒に休むことを優先しましょう。

そして、生後4か月頃から、赤ちゃんの体内時計が整い始め、「メラトニン(睡眠ホルモン)」や「成長ホルモン」の分泌が増えてきます

このタイミングで、生活リズムづくりに取り組むと、徐々に夜にまとまって眠れるようになっていきます。

ポイントはこの2つ:

🕊️ 朝はしっかり朝日を浴びること
→ 朝の光が体内時計をリセットしてくれます。

🌙 夜は暗い環境を作ること
→ 暗さがメラトニンの分泌を促し、眠りに導いてくれます。

 

「成長の戸惑い」に気づくと、ぐずりへの見方が変わる

赤ちゃんが突然ぐずりだしたり、夜泣きが続いたりすると、「また寝てくれない…」と焦ってしまいますよね。

でも、そんな時期には「メンタルリープ」が起きている可能性があります。

これは、赤ちゃんの脳が急成長するタイミングで、その変化に赤ちゃん自身が不安定になる現象です。

機嫌が悪い、寝つきが悪い、夜中に何度も起きる──
それは、赤ちゃんが“昨日までの自分”から“新しい自分”に生まれ変わろうとしているサインかもしれません。

そんなときこそ、そっと寄り添い、抱っこして、声をかけてあげてください。「大好きな人がそばにいる」という安心感が、赤ちゃんにとっては最高の“眠り薬”になります。

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赤ちゃんとママに