2025.05.11「10個で足りる?」いいえ、赤ちゃんには“もっと伝えたい”がある!
「10個くらいでいいかな?!」
0・1・2歳 頭と心と体を育てる
ベビーサイン教室
ベビーサイン協会代表理事&
ベビーサイン®の専門家
吉中みちるです。
ベビーサインっていくつ覚えればいいの?
「ベビーサインって、何個くらい覚えればいいんですか?」
これは教室や講演会でもよくいただく質問です。
この質問の影には
「赤ちゃんにいくつくらい覚えさせたら、私の育児楽になるのかしら?」
という気持ちがちょっと見え隠れしますよね?!
赤ちゃんがいくつくらいベビーサインを覚える能力があるか?に対する答えは「無限大」なんです。
ベビーサインは、手で表現する“言葉のようなもの”。
赤ちゃんが毎日の生活の中で「伝えたい!」と思ったときに使えるので、数に限りはありません。
これは教えていく周りの大人にかかっている!とも言えますね。
でも実際には、「10個くらいでいいかな」と思われる方も多いのが現実。果たしてそれで足りるのでしょうか?
大人のジェスチャーはたったこれだけ?
ちょっと想像してみてください。
私たち大人が日常で使っているジェスチャーって、どのくらいありますか?
たとえば…
-
「バイバイ」
-
「いただきます」
-
「OK」
-
「静かに」 …せいぜい10個くらいではないでしょうか?
では、まだ、おしゃべりができない赤ちゃんが伝えたいこって普段私たちがよく使うジェスチャー程度で足りるでしょうか?
【飲みたい】【眠い】【痛い】【イヤ】【もっと】【おしまい】【嬉しい】などの
“気持ち”や“状態”を伝えたいのはもちろん、【犬】【ネコ】【自動車】【バス】【おやつ】【バナナ】【リンゴ】など見たいもの、食べたいもの、触りたいものなどもいっぱい伝えたいですよね!
だからこそ、10個では到底足りないんです。
サインの数が増えると、親子関係も変わる
実は、私が大学院で行った調査では
赤ちゃんが使えるベビーサインの数が多いほど、ママやパパの育児不安が少ないという結果が出ました。
「泣いている理由がわからない」
「うまく育児できている気がしない」
そんな不安が、サインを通じて“伝え合える関係”になることで、ぐっと軽減されたのです。
そりゃーベビーサインの数が増えたら、ストレスも減りますよね?!って言うのは、自然と理解できると思うのですが、大事なのは赤ちゃんができるようになったベビーサインの数が10個未満とそれ以上とで、はっきりとした違いがあったんです。(でも、一律○○個ベビーサインができたらOKという短絡的な数字ももちろんありませんが・・・)
言えるのは
10個程度じゃダメなんです!
これはアンケート調査を分析して出てきた数字なんです。
だから、どうせベビーサインをやるんだったら、それなりの効果を感じてもらうために、赤ちゃんが沢山のベビーサインを使いこなせるところまで頑張って欲しいって事!
因みにベビーサイン教室に通ってくれた赤ちゃん達は、平均で77個のサインを使えるようになったというデータも。
ベビーサインは、話せるようになるまでの“つなぎ”ではありません。
気持ちを伝え合う「親子の共通言語」なんです。
そして、赤ちゃんがたくさんのベビーサインを使えるようになったら、確実にあなたの育児は楽になるんです!
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