2026.09.25お世話がラクになる!以上に大事なこと
なぜヒトだけが「寝かしつけ」をするのか
久世濃子著 WAVE出版

なんと、こちらの本に「ベビーサイン体験記」というコラム発見!そこには、久世さんご自身のお子さん2人とのベビーサインの体験が書かれていました。
上のお子さんは生後5か月頃からベビーサインを使い始め、下の娘さんは生後6か月頃から。下のお子さんとは、ベビーサイン教室にも通ってくださっていたようです。
ところが、コラムを読むと、使っていたサインは10個を超えることがなかったそうなんです・・・
具体的に書かれているのは、
「ミルク/母乳」
「もっと」
「おしまい」
など。
そして、お子さんが1歳頃になって発話が始まると、自然とベビーサインを使わなくなっていった。そんな体験が綴られています。
久世さん親子に実際に何が起こったのかを、私が知っているわけではありません。でも、ベビーサインを長年伝えてきた立場からすると、どうしても考えてしまうんですよね・・・
もしかすると、使っていたサインが少なかったこと以上に、
「どんな言葉をサインにしていたか」
が、親子の世界を大きく変えていたのかもしれない、と。
たとえば、
「もっと」
「おしまい」
「ミルク」
は、赤ちゃんのお世話をするときに、とても役に立つサインです。
でも、ベビーサインで伝えられるのは、
「お世話してほしいこと」
だけではありません。
食べ物。
動物。
乗り物。
そして、赤ちゃんの目の前にある、ありとあらゆるもの。
もし、そういう「ものの名前」をたくさんベビーサインで伝えていたら。
たとえば、ある日、お隣のお家のエアコンの室外機を見つめて、突然、【電車】のサインをしたとしたら?
これは、わが家の息子の話なんだけど、主人が「そうか!確かに、電車の車輪みたいに回ってるな!」って、めちゃくちゃ嬉しそうだったのを、今でも覚えてるんですよね~
玄関で赤ちゃんが【帽子】ってサインをしたら、「お外に行きたい」という、赤ちゃんの意図を想像できますよね。
お散歩の途中、暗い路地を赤ちゃんが指さして、【猫】とサイン。そこには、猫はいません。でも、ママはすぐに気づいて、「昨日ここにいた猫?」「覚えてたの?」という会話ができたんです。
私は、「ベビーサインを使えるようになる」ということの先には、こんな世界もあるんですよ~って声を大にして言いたい!
「おっぱいが欲しい」
「もっと食べたい」
「もうおしまい」
というコミュニケーションも、もちろん大切です。でも、それだけじゃない。
赤ちゃんの頭の中にある世界を、少しずつ教えてもらう。
そのためのサインも、たくさんあるんです。
だからといって、このコラムを読んで私は、
「10個にも満たなかったんだ。もっと教えてあげればよかったのに」と思ったわけではないんですよ。
このコラムを読んだからこそ、私は改めて、
「赤ちゃんの世界を、もっともっと知ってほしい」
と思ったんです。
そして、そのためにベビーサインを伝えていきたいと、改めて思っています。
そして、もうひとつ。
久世さんが、ご自身のお子さん2人にベビーサインを実際に使ってくださったこと。そして、その体験をこうして本の中に残してくださったこと。しかも、最新刊「ベビーサイン図鑑」もメンションしてくださってるんです!(感動)
それが、とてもありがたいなと思いました。
久世さん、貴重な体験を本に残してくださって、ありがとうございます。








