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2026.07.06私は、ベビーサインを広めたいわけではありません。

ちょっと意外に思われるかもしれません。

20年以上ベビーサインを伝えてきた私が、こんなことを書くなんて。

でも、今の私が本当に広めたいのは、「ベビーサイン」という手の動きではありません。

私が広めたいのは、

**「赤ちゃんを見るまなざし」**です。


私はこれまで、何万人もの赤ちゃんと、そのご家族に出会ってきました。

ベビーサインを始めたばかりの頃は、とにかく可愛くて可愛くて…。

ぷくぷくの小さな手で、一生懸命に【もっと】や【ワンワン】を伝えてくれる姿を見て、

「こんなに素敵な育児があるんだから、みんなにも知ってほしい!」

そんな思いだけで走り続けていました。

でも、20年以上活動を続けてきた今、私の考えは少し変わりました。


赤ちゃんは、おしゃべりができないだけで、

何も考えていないわけではありません。

何も感じていないわけでもありません。

「見て!」

「わかって!」

「これが好き!」

「もう一回!」

そんな思いを、毎日、私たちに伝えようとしています。

でも、大人はつい、

「泣いたから、お腹すいたかな?」

「機嫌が悪いだけかな?」

そんなふうに、大人の都合で解釈してしまうことがあります。

もちろん、それが悪いわけではありません。

私たちは赤ちゃんの気持ちを一生懸命想像しながら育児をしています。

でも、もし、

赤ちゃんを**「理解される存在」**として見られるようになったら…。

育児はきっと、少し変わります。


私はベビーサインを通して、

「赤ちゃんって、こんなことを考えていたんだ。」

「こんなことを伝えたかったんだ。」

という瞬間を、何度も見てきました。

そのたびに感じるのは、

ベビーサインの価値は、

手の形ではなく、赤ちゃんを理解しようとする姿勢そのものにある。

ということです。


だから今回、初めて専門職の皆さんに向けた動画講座を作りました。

この講座は、

ベビーサインを教えるための講座ではありません。

赤ちゃんを、

“理解される存在”として扱うための視点

を共有する講座です。

助産師さん。

保育士さん。

作業療法士さん。

言語聴覚士さん。

子育て支援に関わるすべての方に届けたい内容です。


もし、この考え方に共感していただけたら、

ぜひ、必要としている方にも届けていただけたら嬉しいです。

発売まで、あと14日。

この2週間は、

「今、なぜ赤ちゃんとの関わり方を見直す必要があるのか」

をテーマに、少しずつお話ししていきます。

どうぞ、お付き合いください。

「20年で忘れられないベビーサインエピソード」
水族館に子どもを連れて行った日。水槽で泳ぐお魚を見ながら息子がしてくれたベビーサインは【食べる】。確かに、プリプリ新鮮なお魚はどれもおいしそうだった!
(ベビーサイン協会認定講師やその生徒さんのエピソードです)


7月20日発売

ベビーサインサポーター講座(全8回)

「赤ちゃんを理解する力」を、専門職の皆さんへ。