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2026.03.12【連載④】赤ちゃんの話し言葉を育てるコツ④

「伝わった!」の喜びを増やす

 

話したい!に繋がるエンジンは、実は“気持ち”です。

研究では、大人と同じものを見る「共同注意」や、応答的なやりとりが語彙発達と強く関連することが示されています。

 

その中でもベビーサインに関する面白い研究があります。

 

シンボリックジェスチャーと共同注意

■ Symbolic Gesturing and Joint Attention: Partners in Facilitating Verbal Development

 

  • 著者

    • Linda P. Acredolo(ベビーサインの名付け親博士)

    • Susan W. Goodwyn(ベビーサインの名付け親博士)

    • Brie Moore

  • 発表
    Society for Research in Child Development(2001)

PDF概要
https://babysigns.com/wp-content/uploads/2023/10/Symbolic-Gesturing-and-Joint-Attention-1.pdf

研究内容

NIH資金による縦断研究のビデオデータを分析。

調べたのは

ベビーサイン経験が共同注意に影響するか

 

結果

ベビーサインを使った赤ちゃんは

  • 19か月

  • 24か月

の観察で

 

母親との共同注意エピソードが有意に多かった

 

さらに

  • この効果は言語能力とは独立していた

つまり

サイン経験そのものが共同注意を増やしていた

 

ということなんです。研究者はこれをベビーサインが言語の発達に好影響を与えている可能性があると説明しています。

 

赤ちゃん
✋ ベビーサインをする
ママ
😊 すぐに反応してあげる

 

この循環が、

「もっと伝えたい!」

という内側の動機を育てます。

 

ベビーサインは、
まだ話せない時期でも
“伝わる体験”を作れるツールです。

 

大切なのは、

子どもを変えようとしないこと。

 

2歳児は好奇心のかたまり。

 

発達を促すとは、
教え込むことではなく、
やりたくなる環境をつくること。

 

寄り添い、目を合わせ、応える。

その積み重ねが、話し言葉を育てます。

 


📚研究出典まとめ