2026.01.16ベビーサインのココがすごい!「やってみたい!」を育てるドーパミンの力
「ドーパミン」という言葉を聞いたことはありますか?
ドーパミンは「やる気ホルモン」「快楽ホルモン」とも呼ばれ、
「もっとやりたい」「また挑戦したい」という気持ちを生み出す脳内物質です。
脳科学者・茂木健一郎先生は、
脳の土台の約80%ができる5歳頃までに「ドーパミン・サイクル」を育てることが大切
だと述べています。
このサイクルが幼児期に育つと、
新しいことに挑戦すること自体を「楽しい」と感じられるようになり、
学びへの前向きな姿勢や探究心、そして自己肯定感が自然と育っていきます。
しかもドーパミンは、
ワクワク・ドキドキする体験や「初めて」に出会ったときに分泌されやすいもの。
毎日が「初めて」の連続である赤ちゃんの時期は、まさに絶好のチャンスなのです。
なぜベビーサインがドーパミン育ちに役立つの?
私は、その大切な時期にこそ、
ベビーサインが大きな力を発揮すると考えています。
理由は大きく5つあります。AIさんにわかりやすく図にしてもらいました。

①「伝わった!」という成功体験
ベビーサインは、話せない赤ちゃんに
「自分の気持ちが伝わった!」という体験をたくさん届けます。
【ミルク】のサインでお腹が空いたことが伝わる。
【もっと】のサインで、絵本をもう一度読んでもらえる。
こうした小さな成功体験の積み重ねが、
「伝えるって楽しい」「もっとやりたい」という意欲につながります。
② 知的好奇心がどんどん広がる
1つのサインを覚えると、世界の見え方が変わります。
【ボール】のサインを知った赤ちゃんは、
公園、街灯、夜空の月まで「ボール!」と発見します。
親はそのサインから、
「今、何に興味があるのか」を知ることができ、
興味を深めたり、世界を広げる関わりができるようになります。
③ 褒めるチャンスが自然に増える
ベビーサインが増えるほど、
「できたね」「伝えてくれたね」と褒める場面も増えていきます。
大好きなパパやママに褒められることは、
赤ちゃんにとって最高のドーパミン体験です。
④ アウトプットが豊かになる
赤ちゃんはインプットばかり、と思われがちですが、
ベビーサインがあるとアウトプットが一気に増えます。
【靴】のサインで
自分の靴、家族の靴、絵本の中の靴を次々に表現したり、
やがて「お外に行きたい」という気持ちまで伝えられるようになります。
インプットとアウトプットのバランスが、
脳を心地よく刺激してくれます。
⑤ 笑顔とアイコンタクトが増える
ベビーサインは「見る言葉」。
自然と目を合わせ、笑顔でやりとりする時間が増えます。
「伝わったね」と家族みんなで笑い合う――
そんな体験そのものが、ドーパミン・サイクルを育てる栄養になります。
ベビーサインが育てる「学びの土台」
ベビーサインは、
・伝わる喜び
・知りたい気持ち
・褒められる経験
を、日常の中で自然に積み重ねてくれます。
おしゃべりできない時期だからこそ味わえる、
特別で豊かなコミュニケーション。
学ぶことが楽しい。
伝えることがうれしい。
その感覚が、
将来の「挑戦する力」「探究する力」の芽になっていきます。
ベビーサインを通して、
赤ちゃんの未来の可能性を、そっと広げていきませんか。
もっと詳しいドーパミンの話は「ベビーサイン図鑑」で!

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